ニコン D60 作例

2008年2月22日発売

D60の仕様

2008年1月に発表されたニコンのエントリークラス一眼レフで、D40xの後継として有効1,020万画素を据え置きつつ、センサークリーニング機構とアクティブD-ライティングを新たに搭載した。同じ時期に他社から相次いだエントリー機がボディ内手ぶれ補正や防塵防滴、ライブビューを備えるなか、D60はそのいずれも持たず、APS-Cサイズ以上の撮像素子を持つ一眼レフとして世界最小をうたった。利用者からは携帯性が高く評価された一方、AFが使えるレンズがモーター内蔵のものに限られる点と測距点が3点にとどまる点は、専門媒体のレビューと価格.comのユーザーレビューがそろって弱点に挙げている。

位置付け
APS-Cエントリークラスの一眼レフ
先代
D40X
後継
D3000
ライバル
EOS Kiss X2 K200D E-420 α200

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投稿写真 846枚

Camera Profile

D60について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

2008年の1月から3月にかけて、主要メーカーのエントリークラス一眼レフの発表が相次いだ。1月7日のソニーα200に始まり、24日にはペンタックスK200DとキヤノンEOS Kiss X2が続き、ニコンは29日にD60を発表した。3月5日にはオリンパスE-420も発表されている。1プレス デジカメWatchニコン、センサークリーニングを搭載したエントリー一眼レフ「D60」

発表の直後に開かれたPMA08のニコンブースでは、D3・D300とともにD60も来場者からの注文が多く、注目度が高かったと報じられた。2プレス デジカメWatch【PMA08】ニコン、発表直後の「D60」を出品同じ年のインタビューでニコンの開発本部長は、2007年に発売した上位機D3・D300の好調に触れ、ニーズのあるところにフルラインナップで対応しようとしていると語っている。3インタビュー デジカメWatch【インタビュー】2008年の戦略を訊く[ニコン編]

ラインナップ上の位置付け

D60は、D40・D40xに続くニコンのエントリークラス一眼レフである。店頭予想価格はボディのみが約75,000円、レンズキットが約90,000円、ダブルズームキットが約120,000円だった。1プレス デジカメWatchニコン、センサークリーニングを搭載したエントリー一眼レフ「D60」

ニコンは「だれもが簡単に楽しめる、高性能と高画質の」カメラとしてD60を訴求し、2008年4月15日時点では、APS-Cサイズ以上の撮像素子を搭載した一眼レフの中で世界最小をうたっていた。4公式 ニコンD60 製品情報翌2009年には、同じ有効1,020万画素のエントリー機としてD3000が登場している。5プレス デジカメWatchニコン、"ガイド機能"装備のエントリーモデル「D3000」

先代からの進化

D60はD40xの後継機種で、有効画素数は1,020万画素のまま据え置かれた。進化の中心は機能の追加である。D40・D40xにはなかったイメージセンサークリーニング機構とエアフローコントロールシステムを新たに搭載し、アクティブD-ライティングも加えた。レンズキットの標準ズームは手ぶれ補正に対応したAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRに替わり、カメラ内RAW現像やストップモーション作成の機能も備えた。1プレス デジカメWatchニコン、センサークリーニングを搭載したエントリー一眼レフ「D60」

操作面にも細かな改良が加わった。ファインダーに目を近づけると背面液晶の情報表示が消えるアイセンサーを追加し、ホワイトバランスはマゼンタ〜グリーン方向にも補正できるようになった。MF撮影を補助するフォーカスエイドインジケーターにも対応している。6レビュー デジカメWatch【伊達淳一のデジタルでいこう!】ニコンD60

ライバル機種との比較

同時期のライバル機と比べると、D60はボディ内手ぶれ補正、防塵防滴、ライブビューのいずれも持たなかった。ペンタックスK200Dは、ボディ内手ぶれ補正「SR」と60カ所のシーリングによる防塵防滴を備えていた。7プレス デジカメWatchペンタックス、防塵防滴ボディの初級一眼レフ「K200D」ソニーα200も、2.5〜3.5段分のボディ内手ぶれ補正機構を搭載していた。8プレス デジカメWatch米Sony、α100後継デジタル一眼レフ「α200」

オリンパスE-420はコントラストAFによるライブビューと最大8人の顔検出AF/AEに対応し、本体重量も約380gとD60の約495gより軽かった。9プレス デジカメWatchオリンパス、コントラストAFや顔検出に対応した「E-420」キヤノンEOS Kiss X2は有効1,220万画素、3型液晶、ライブビュー対応と、有効1,020万画素、2.5型液晶でライブビューを持たないD60を仕様で上回っていた。10プレス デジカメWatchキヤノン、1,220万画素デジタル一眼レフ「EOS Kiss X2」を発表

利用者の評判

価格.comのレビューは48件で、総合満足度は5点満点中4.55である(2026年9月28日時点)。項目別では携帯性が4.76と最も高く、バッテリーとともにカテゴリ平均を上回った。一方で機能性は3.73とカテゴリ平均の4.38を大きく下回り、操作性、液晶、ホールド感も3点台にとどまる。11レビュー 価格.comニコン D60 ボディ レビュー評価・評判

小型軽量で持ち歩きやすい点は、価格.comのユーザーレビューで繰り返し評価されている。海外の専門媒体dpreviewも軽量な点を挙げる一方、スペックが最も充実したエントリー機ではないと評しており、機能面の物足りなさは価格.comの項目別評価とも重なる。12レビュー dpreviewNikon D60 製品ページ

弱点として繰り返し挙がるのは、AFの制約である。AFで使えるレンズはAF-SやAF-Iなどモーターを内蔵したものに限られ、測距点も3点にとどまる。この二点は、デジカメWatchのレビューと価格.comのユーザーレビューがともに挙げている。6レビュー デジカメWatch【伊達淳一のデジタルでいこう!】ニコンD60

評判の出典

4件

内容の確認日: 2026年9月28日

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