ペンタックス Q7 作例
ミラーレス
1,240万画素
2013年7月5日発売
Q7は、小型のQマウントボディと既存レンズを保ちながら、撮像素子を1/1.7型へ大型化したミラーレスカメラである。2013年7月5日に発売され、Q10を併売する上位機となった。レンズを新しいシステムへ置き換えるのではなく、マウントに用意していた余裕を使い、同じレンズの画角も広げた更新に特徴がある。
- シリーズ
- Q
- 位置付け
- Qマウントシステムの上位ミラーレス機
投稿写真 112枚
Camera Profile
Q7について
発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。
ラインナップ上の位置付け
撮像素子は有効約1240万画素の1/1.7型CMOSである。Qマウントのレンズ交換式という構成を維持し、撮像素子シフト式の手ぶれ補正と、超音波によるDR IIを搭載した。固定レンズの小型カメラへ戻すのではなく、Qレンズを使うシステムの中で撮像系を更新している。3公式 リコーイメージングQ7 仕様
ボディは幅102.0×高さ58.0×厚さ33.5mm、本体約180g、電池とSDカードを含めて約200gである。撮像素子を大きくしながらも、この大きさの本体へ収めた。Q7の上位機としての違いは、大きなボディで操作部を増やす方向ではなく、小型システムの中に新しいセンサーを導入した点にあった。3公式 リコーイメージングQ7 仕様
商品企画担当者が想定したのは、一眼レフのサブ機として使う層と、コンパクトカメラからレンズ交換式へ進む層である。既に大きなカメラを持つ人には別の小型機として、これからレンズを交換して撮る人には入口として提案した。Q10を残す販売構成の中で、Q7はセンサーの大型化を求める選択肢となった。2インタビュー デジカメ WatchQ7はセンサーの大型化でどう進化したのか?
先代からの進化
Qシリーズの撮像素子は、従来の1/2.3型からQ7で1/1.7型へ拡大した。最高感度もQ10のISO6400からISO12800へ広げ、メーカーは起動時間や撮影間隔の短縮も訴求した。センサーの寸法だけを変えるのではなく、その撮像系で使える感度と撮影動作にも更新を加えた。1公式 ペンタックスリコーイメージングPENTAX Q7 新発売
レンズの画角にも変化が生じた。02 STANDARD ZOOMの場合、Q10では35mm判換算27.5~83mm相当だった範囲が、Q7では23~69mm相当になる。同じレンズを使っても、広角側をより広く写す組み合わせになる。レンズの型番や実際の光学系を変えずに、センサーと組み合わせた際の撮影範囲が変わったのである。1公式 ペンタックスリコーイメージングPENTAX Q7 新発売
この変化には広角端だけでなく望遠端も含まれる。従来と同じ27.5~83mm相当を保ったまま画像だけが変わる更新ではなく、標準ズーム全体の換算画角が23~69mm相当へ移る。Q10から同じレンズを使い続ける場合でも、構図を決めるときに使う範囲は異なる。既存レンズへの対応と、従来と同じ画角になることは別の関係だった。1公式 ペンタックスリコーイメージングPENTAX Q7 新発売
開発の背景
開発者によれば、初代Qを作った時期には、採用できる大型のCMOSがなかった。その後、供給計画に1/1.7型が現れたことで採用の検討を始めたという。Q7の大型化は、製品側の希望だけで進めたものではなく、使える撮像素子の供給が変わったことをきっかけにした。2インタビュー デジカメ WatchQ7はセンサーの大型化でどう進化したのか?
一方、Qマウント側には大型化を考慮した余裕があった。センサーを大きくする可能性を見込み、イメージサークルに余裕を持たせていたと開発者は説明する。新しい撮像素子が使える見通しを得た段階で、既存レンズがその範囲へ対応できることを確認した。センサーの供給と、先に用意していた光学系の余裕が結び付いた形である。2インタビュー デジカメ WatchQ7はセンサーの大型化でどう進化したのか?
この経緯から、Q7では新しいセンサーのためにレンズ群を全面的に作り直すのではなく、Qマウントの既存レンズを使えた。02 STANDARD ZOOMの画角が広がったことは、その設計上の余裕が撮影範囲の変化として現れた例となる。小さな本体を持つシステムを続けながら、撮像素子の選択を変えられる余地を残していた。2インタビュー デジカメ WatchQ7はセンサーの大型化でどう進化したのか?
商品企画には、購入を検討する際にセンサーの小ささが敬遠される可能性への意識もあった。担当者は、画質の訴求を広げたいという判断を説明している。小型であることを保ったまま、撮像素子の大きさを気にする人にも提案できる上位機を作る狙いだった。2インタビュー デジカメ WatchQ7はセンサーの大型化でどう進化したのか?
一眼レフのサブ機と、コンパクトからの移行先という二つの対象に対し、Q7は小型のレンズ交換システムを共通の土台とした。Q10の併売によって従来構成を残しながら、マウントの余裕と新しいCMOSの供給を使って、センサーと画角が変わる上位機を加えたのである。2インタビュー デジカメ WatchQ7はセンサーの大型化でどう進化したのか?
内容の確認日: 2026年10月10日
Q7で撮った写真の話題
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