野麦峠・秋
山本茂実の実話小説・「あゝ野麦峠」の舞台となった、
松本市奈川の野麦峠の秋です。
最初は谷の底の方で写真を撮っていたのですが、
畑仕事をしていた老齢の女性に「あの上から見てごらん」と言われて
行ってみた場所です。
今でこそ紅葉の美しさに見とれることが出来ますが、
小説の舞台となった時代では、
まだ幼い工女たちにとってこの山の色は、
「命がけの時・極寒の峠越え迫る」を知らせるものだった
のかもしれません。
なんとも世知辛いことが多い現代ですが、そういった意味では、
今は幸せなのかもしれませんね。