ナウシカの森
ウチの裏山で出会った粘菌類で、 ”アカモジホコリ” というんだそうです。
いつものように森を見回っていたら、暗い林の中で、屈んで一心不乱に写真を撮っている女性がいました。
デジイチのレンズに円いレフ板を着けて、ストロボを焚いています。
撮り終わるのを待って近づき、「キノコですか?」聞いてみました。
「粘菌を撮っているんです」と。
「えっ、あのナウシカの腐海の森で巨大化しているやつ?」 と聞いたら、「そうです、そうです!」と嬉しそうに仰いました。
「ここにいます」と教えてくれて撮ったのがこの写真です。直径1ミリもない粒々でした。
粘菌といえば胞子から生まれた後はアメーバーのように動き回り、最後はキノコみたいな子実体を作って動かなくなり、胞子を噴き出して一生を終わるという、摩訶不思議な生き物です。
「粘菌専門ですか?」と聞いたら「最初は昆虫でしたが、そのあと鳥に移って、今は粘菌です」と。
なんだかナウシカみたいな不思議なご婦人でした。