ソニー α7R 作例

ミラーレス

35mmフルサイズ・3,640万画素

2013年11月15日発売

α7Rの仕様

初代α7Rは、2013年11月15日に発売された、解像力を重視するソニーのフルサイズミラーレスカメラである。有効約3640万画素と光学ローパスフィルターレスの撮像系を、本体のみ約407gのボディに収めた。高精細な画像を得ることと、実際に持ち歩ける大きさにすることを同時に追い求めた設計であり、姉妹機α7とはAF方式やセンサーの選択にも違いがあった。

シリーズ
α7R
位置付け
解像力を優先した初代フルサイズミラーレス
ライバル
D800E

α7Rについて詳しく読む

投稿写真 558枚

手がファインダーのカメラ

手がファインダーのカメラ

クラシックスタイルのカメラがあります。ミラーレスカメラのソニーアルファ、フジ、そして オリンパスOMDですか。 これらはミラーレスの利点を活かしてボディを薄くできるんですね。それで自由な デザインが可能で、たまたまかどうかは不明ですが、フィルム時代の、しかも、 メカニカルカメラのデザインを纏(まと)ってやってきました。 ニコンのDfもクラシカルなスタイルてすが、ミラーレスではないため、ボディは厚めで、 何だか小太りニコンという感じになってしまいましたね。 クラシカルデザインのミラーレスカメラ、概ね販売は成功しているという気がします。 ではなぜ、メーカーはフィルム時代のクラシッなデザインを採用したのでしょう? たぶんそれは、あの時代がカメラメーカーが最も儲かった良き時代だったからでしょう。 特にフジはフィルムメーカーでしたから、めちゃ儲かったメーカーなのです。(^^; というのは穿(うが)ち過ぎで、本当は、ミラーレスカメラはファインダーがない。 このカメラとしての弱点を、デザインでカバーする為に、ああいうクラシカルなカメラ らしいスタイルにしたんじゃないかと考えています。 このカメラは光学ファインダーはないけど、立派にカメラなんだよ。見てよ、このスタイルを。 と言いたいかの如くですね。カメラという記号を背負っているスタイル。 シグマのクワトロは逆に、スマホ時代に相応しいデザインでやったんですね。こっちは モダーンスタイルでやって来た。とにかくミラーレスもコンデジも、デザイン的には自由に やれるのでデジイチに比べれば大いに有利です。 ファインダー有りか、無しか。 考えてみればフィルム時代だったファインダーがないカメラがあったし、あっても 申し訳程度のカメラはいっぱいありました。大変コストの掛かる光学ファインダーを装備 したカメラは、やはり高価なカメラの部類だったわけですね。 ファインダーがあれば撮影が楽しい。じっくりとカメラを味わいながら撮影ができる。 それで私などは、一眼レフにさらにアングルファインダーを装備して、もっともっと ファインダーを豪華にして撮影をしています。 (アングルファインダーは中古もよく出ていて、格安で2倍率のファインダーを楽しむこと ができる格好のアイテムです。これを使わない手はありません。) 光学一眼レフはスルーザレンズですから、装備した撮影レンズの中を通した光を見る ことができる。これは決定的に有利で、ただファインダーを見るだけで、別にレリーズ を押さなくても楽しめるカメラです。 写真の基本は被写体をよく見るということですから、一眼レフに勝るカメラは当分出て きそうにありません。 スマホ的カメラというか、コンデジとかミラーレスカメラは、背面液晶で撮るケースが 殆んどですから、事実上ノーファインダーで撮っていることになります。 EVFを見て撮ればいいじゃんって言われそうですが、あれはかなり眼が疲れるわけで私は ほとんど使いません。ほんとにいざという時の緊急措置みたいなものです。 コンデジで申し訳程度に光学ファインダーが付いているカメラもあります。キヤノンの パワーショットがそうです。これもEVFと同じで、ないよりましと言うくらい。 クワトロに外付けファインダーを着けたのと理屈は同じでしょう。 美しく高性能なファインダー。 これにどっぷりと浸かって、頼りきってしまったのが一眼レフの時代でしたね。 しかし写真はよく考えれば、カメラのファインダーをよく見ることじゃなくて、本当は被写体 をよく見るというのが正解だということです。それならばノーファインダーカメラの方が 良いじゃないかということになります。しかし人間は、ファインダーという付加物の助け を借りて、どうしても散漫になりがちな視野を狭めた方が見やすいという特徴があるようです。 つまりファインダーは、われわれ人間がものを見るとはどういうことなのか。それを 如実に教えてくれていたのが、あの一眼レフのファインダーだったわけですね。 そのファインダーがなくなったスマホ的カメラ。 我々はファインダーの助けなくして手探りで、自分の力だけでものを見るということを 学んでいかなければならなくなる。我々自身と眼前の大自然の光景との間には何の フィルターもなく、手助けもなく、とにかく自力で切り取っていくという作業をしなければ ならないのです。 面白いことに、ファインダーのあるデジイチは眼で光景を切り撮るわけですが、ところが スマホ的カメラだと、目じゃなく、手で、カメラを持った手で、光景を切り取っていくという印象を 持っています。目で見るじゃなく、手で切り取っていくというイメージ。 つまり、コンデジやミラーレスカメラのファインダーとは、なんと、この我が手がファインダー であったということです。これはこれで何とも面白いじゃないですか。 そもそもスマホとは、この手でもってして友人とも世界とも繋がるという、そういう手の中の 機器であったわけだから、スマホカメラもその延長に過ぎないとも言えそうです。 スマホ的カメラとして、シグマやリコー、さらにソニーが加わって十二分に使っていますが、 ほんとに実力があるカメラです。そっけないほどの実用的な使い方ですが、これが現代の カメラと言うべきで、デジタル一眼レフは、もはやこういうカメラには敵わなくなっていると 思ってます。 しかしながら、デジイチのファインダーも捨てがたくて、今の時代、この2つの方式のカメラを それぞれの利点を活かした使い方をするということが求められているのだと思ってます。 ※写真は山口県上関町にて

続・スマホ時代のカメラとは

続・スマホ時代のカメラとは

ぐちゃぐちゃと書いてますけど、書きながらインスピレーションを喚起するするというか、 前投稿も今回も単なる思案暮れーるな草稿なんですねー。(^^; それで今朝、目覚めてハッキリと解りました。私の長年の疑問が解けました。 デジイチって出た当初は、カラーフィルムに如何に近づけるかが課題だったでしょう。 画素数はともかく、発色はできるがりフィルムの発色をお手本、教師としたはずです。 それでAPSカメラも1千万画素くらいを超えるくらいになると、今度は既にデジイチはフィルム を駆逐しているから、デジイチ自身が、写真のリーダーシップを握ったのです。 ところが、スマホが普及する時代になると、デジカメも売上は止まり下降するわけですが、 その時点で、今度は写真の牽引力は事実上、スマホが握ったんですね。 この時代の変遷というか目まぐるしい下克上に気がついていない人は多いと思います。 だから今は、スマホの画質が写真のスタンダード(標準)なんですよ、きっと。 それで画素数はともかくとして、画質は、とにかくシャープを掛けて線画風で、発色は 薄くてよいという風になっているんじゃないですかね。 だからカメラが時代を引っ張る時代は過ぎちゃったわけでしょ。 勿論、スマホもカメラもデジイチも仲良く共存しているわけですし、画質が断然良いのは デジイチでしょう。そういうのは皆さん分かってます。しかしカメラの形のことを言っているんじゃ なくて、その中身の画質。これを今、リードしているのは間違いなくスマホでしょう。 多くのスマホユーザーが見慣れた画質が、現在の写真の画質であるということなんで、 デジイチも、そのスマホ画質と全く別な写真画質を提供することは不可能なんですよ。 デジイチがスマホ画質になっていくのは、ある日突然ではなくて漸次的に誰もが気が つかないうちにこっそりと変わっていったわけで、とにかく昨今のAPSカメラ2000万画素は スマホ画質と言って間違いないのじゃないかと思ってます。 しかしスマホ画質が悪いというのじゃないですよ。フイルム写真、デジイチ写真、スマホ写真 これらはぜーんぶ写真ですから。写真に良し悪しはないし、画質なんて相対的なもので すから。 とにかくシグマDPメリルなんて絶品のスマホ画質じゃないですかね。そのメリルを私は 今も気に入って使ってます。旅行の記録写真としてはこれ以上のものはなくて、デジイチ なんて重たくて馬鹿らしくて持って行けませんから。 考えてみれば、これこそがスマホ的なカメラの使い方じゃないですか。単なる道具としての カメラ。画質だけじゃなくて、その使い方までスマホチックです。 でもねー。スマホカメラ、実用的ではあるけど、写真を撮っていて、楽しいとか面白いとか、 そういうことはないです。 むかし、デジイチを2台もって祭りやイベントの撮影をバンバンとやっていたころの、夢中に なるほどの愉快さっていうのは、スマホカメラでは皆無です。 デジイチとコンデジの間に、ミラーレスカメラってのがあるわけで、私もやっとこさソニーの ミラーレスを手に入れて(専用レンズは買わないつもりです)、遅まきながらミラーレスカメラを 知りつつあるわけですが、実に簡単に撮れて、手ブレも殆どないし、画質は素晴らしいしで、 でも、なんかコンデジとあまり変わらない感覚なんですね。(^^; まあ、レンズ交換のできるシグマDPという感じですよ。 同じミラーレスでも、光学ファインダーを持っているライカM型とか、フジXPro1はちょっと違う って考えてますけどね。 この掲示板で、もうkusanagiはくどいほど何度もなんども書きますけど、やっぱり光学ファインダー、 これを持つか持たないかが、正統派カメラとスマホカメラの決定的な違いだろうと思ってます。 とにかくスマホには光学ファインダーがない。スマホ的カメラにも光学ファインダーがない。 私はコンデジのクワトロとリコーGXRには、使わないけど外付けの光学ビューを着けています。 これはせめてもの自分なりの抵抗なんですね。 ところで、ファインダーではなくて、写真の画質の話をしていたのだった。(^^; 話を戻すと、要は超高画素カメラって、スマホにトップの座を明け渡した後のカメラの姿で あるわけで、その画質はスマホに媚びているわけですよ。俺はカメラだ、これで何の文句が あるんだぎゃあ!?じゃなくて、スマホさん、こんな画質でどうでっしゃろかってお伺いを立てて いるような自信のなさの画質なんですね。 それから今のデジイチは超高感度に逃げていますよね。スマホが苦手なニッチな市場にいく しかないんですよ。それから連写性能とか。 そんな感じで、もうデジイチがリードする時代は過ぎ去ってしまったという感じです。 まあ、それはそれでよいのかな。時代の変遷というのはいつだった冷酷なわけで。 とにかく、自分としては楽しいカメラ、撮っていて面白くて仕方がないカメラというものが良い のです。もう数は撮らないし被写体は風景だし、ぼそぼそと撮れればそれでよいわけで、 それで古いデジイチを引っ張りだしているわけですね。 散歩の友としてのカメラ。老犬と同じようにカメラも自分も歳をとったわけだし、よいよいと しながら歩いてカメラも自分も共に楽しんでいきたい。そんな感じですかね。 記録としてのスマホカメラ。楽しむための古いデジイチ。この2つが私の中で同居しています。 ステッチング撮影は、古いデジイチのせめてもの反撃としてやってます。 この1億画素1ギガバイトの写真を投稿することは不可能です。それは古いクラシックなレンズ の写真を皆に見せて分かってもらえることが不可能というのと同じでしょう。 投稿したところで画質の劣化で別物に変わってしまってますから。 だから、こういうのもあるよなっていう程度でお茶を濁しているわけですが、でも本当にやって みればもの凄い画質だっていうのがわかります。これが本当のカメラの写真であるっていう ことが、自信を持って言えるのです。 自分はスマホ的記録写真は道具として撮っても、スマホ的な生き方はしたくありません。 ミニマリストになりたいとも思わない。 古いガラクタにまみれて、本当のカメラの画質、写真というものをこれからも忘れないでいき たいと願っているだけです。

スマホ時代のカメラとは

スマホ時代のカメラとは

ステッチング雲台、今まではジンバル雲台を使っていたのですが、アメリカ製という ことで、なんとか日本製で出来ないものかと思い、スリックとベルボンの汎用品を 組み合わせて自組してみました。 下部の三脚・3ウェイ雲台はスリック。バーはスリック。ベルボンの接写スライダーを 2組。スリックのボールヘッドのガングリップタイプ雲台。そして日本製ではないの だけど、マンフロットのレベラーで組んでいます。(脚と3ウェイ雲台の間に。これは 無くても問題なし) カメラは前後・左右・上下と微調整が利きますし、大きな移動のセッティングも可能。 もちろん肝心な水平と垂直の首振りも可能です。この程度の重さのカメラならば 搭載可能ですね。 とは言え、大きく重くなりすぎたので、使い勝手はよくないです。(^^; ●ところでフジのカメラ、高画素化したモデルがでましたね。予想通り従来の1600万 画素から、2400万画素へ行きました。 参考までに言うと、APS1600万画素は、2.3倍してフルサイズに換算しますと3700万 画素です。これはソニーの3600万画素フルサイズと画素ピッチが同じです。 それでAPS2400万画素となりますとフルサイズでは5500万画素となります。キヤノン の5000万画素フルサイズと同じですね。 APSカメラはすでに軒並み2000万画素オーバーですから、時代は完全に超高画素 時代に突入しているということですね。 ところで、写真画像には、2つの原理があって、そのひとつは「水平の画質」です。 これは簡単に言うと画素数を多くして細部を出して高精細にするというやり方です。 超高画素カメラはこの画質を高めようとしています。 そしてもうひとつは「垂直の画質」です。 こっちは1画素当たりの画質を高めて、発色やコントラストを高めるという方法です。 地味なやり方ですが、シグマは垂直画質を高めたいと考えていますね。 この2つの原理は技術的には相矛盾するもので、一方を選べばもう一方は失われます。 両方とも高めようと思えば、センサーサイズ自体を大きくする方法しか基本的には ありません。 フェイズワンは(業務用カメラです)1億画素カメラを出しましたが、センサーサイズは フィルム時代の中判645サイズですから巨大です。 またレンズも、高精細と発色は相矛盾して、両方とも高めようと思えば大きくそして 高価になります。 私は今ステッチングに関心が向いていますが、低画素カメラで高精細なステッチング 写真を得ようと思えば、50ミリレンズから準望遠レンズへと上げてやります。そうすると 細部まで高精細に写すことができますから。(こうして撮ったのが原爆ドームです) この考え方は、中判レンズの考え方と同じですね。 そう考えると超高画素カメラというのは望遠撮影に向くということになります。 フルサイズ5000万画素、及びAPS2400万画素カメラというのは、もう望遠レンズを 対象としたカメラかもしれませんね。遠くのものを細かく見たい、近くのものでも拡大 して高精細に見たいという考え方です。つまり視野は反対に狭くするということ。 それでステッチング写真とか中判カメラというのは、垂直画質を失わずに高精細に 拡大でき、かつ視野も広いままで(水平画質)写真にできるわけです。 ちなみに超小型センサーで超高倍率のコンデジが出ていますが、それも写真視野を うんと狭くして超望遠レンズに振ったというカメラになります。 ●これから多くのユーザーは、垂直画質はある程度諦めて、水平画質の写真の世界に 突入するということになります。 しかし・・・案外に日本人は超高画素カメラにも向いていると、私は考えています。 それは日本人の持つもうひとつの独特な美学がそうさせるようです。 まず、日本人はボケ美をよしとします。 ボケ美とは簡潔に言うと、本来持つカメラの能力を間引いて、情報量を極端に低下 させて、脳に優しい情報量の低い画像とすることです。 これは特に、垂直画質の高いカメラ(フルサイズ2000万画素以下のカメラ)で多用する やり方です。ボケで大部分が失われてもピントのあっている部分だけは高い垂直画質 を保っているので写真として破綻がありません。 それではこのボケ美テクニックを超高画素カメラでやるとどうなるのか? たぶんあんまり面白くないだろうと思います。それは超高画素カメラは水平画質は 十分にあっても垂直画質は低いからです。 だから肝心のピントの合わせている部分に、従来よりも威力が落ちてくるからです。 それで超高画素カメラではボケ美テクニックはあまり使えないということになります。 それで、日本人にはもうひとつの美意識があるんですね。 それは超高精細な線画テクニックです。木版画とか漫画の世界です。 これは線画の美を追求したもので、発色は薄いか、もしくはモノクロです。 この線画の美学が、実は超高画素カメラに向いているとて思っています。それで フルサイズ5000万画素というカメラには、発色を薄くしてシャープネスを際立たせた写風 が合うのではないでしょうか。立体感には乏しいかもしれませんが、その超高精細で 2次元的な写真は、これはこれで面白いと考えます。 この線画のテクニックも、水平画質画質の情報量が多くなれば今度は垂直画質情報 を落としてやるという、これまた日本人独特の情報の間引きテクニックを使っている ことになます。 とにかく情報量の間引きということでは、ボケ美テクニックも線画テクニックも同じです。 本来、フルサイズ5000万画素カメラとか、645中判1億画素とかいうカメラは、プロの カメラマンが使えば、その性能をフルに発揮した写真を撮るはずです。 超高精細で且つ色もコントラストも両方あるという写真になるのですが、アマチュアの方 が使えば情報間引きの線画風にして、つまりその性能を発揮させない使い方をする ようです。 ここが面白いところで、アマチュアは、わざと性能を落として自分の身の丈に合わせて 使うわけですね。ここが、仕事のプロと遊びのアマチュアの決定的な違いなんでしょう。 そういうことでは、日本人の美意識、ボケ美とか線画テクニックというのは、性能や情報量 をわざと落としたりして、誰にでも使いやすい、また鑑賞しやすい画像にするということで、 これはこれで簡潔な美学の本筋を行っているという気がしています。 しかし、現実問題として、ボケ美と線画は同じ日本人の美意識ではありますが、長くボケ美 に親しんできた人には、線画の美には違和感があるかも知れませんね。 私はステッチングをやっていますが、これは日本人には向かないテクニックだと考えて います。高い垂直画質や水平画質を同時に保ったままの膨大な情報量を持つ写真には、 とにかく日本人には向かない写真だと思うからです。 ステッチングやパノラマ撮影は欧米ではわりと盛んですが、日本では殆んど見られません。 ところで、ここでよく日本人は、と私は書きますが、別に日本人だけじゃなくて全世界でそう なのですが、アマチュアは情報量の高い写真は苦手なのですね。 一方プロの人はこれは仕事ですから情報量の高い高精細で高コントラストな写真を撮ります。 日本のプロカメラマンでもそうです。ボケ多用の薄い発色の写真ばかり撮っていれば多分 仕事はなくなります。 線画のテクニック写真が日本人が好きだというのは、シグマメリルが大人気だったのに、 クワトロに行ってから人気が下火になったということからも、アマチュアは高精細と濃厚な 発色の両方は苦手であるということが伺えます。 メリルは高精細という水平画質をとって、濃厚な発色という垂直画質は捨てたカメラです。 それがアマチュアには返って良かったわけです。 おそらくAPS2400万画素のカメラの画質って、メリルの方向に向いた画質なんじゃないか なって考えています。もちろん実質解像度はメリルの半分くらいでしょうけど。 ところで、ステッチング撮影をしますと、セッティングが大変なのでショット数はとても少なく なります。ワンシーンでよく撮って3群ショット数くらい。1群ショットの時もあります。 出来上がった画像は1億画素レベルなのでデータ量も1ギガレベルとなります。これはもう 今までの写真の考え方とはぜんぜん違ってきます。 三脚も大型もしくは超大型でないともちません。撮影対象は限られてきますし、昔で言うところ の中判大判カメラに相当するのでしょうか。 ということは、水平画質も垂直画質も同時に満足する写真を撮ろうと思えば、撮影枚数は 低下するということですか。これは原則論を言っていますので、シグマがフルサイズクワトロ のカメラを出せば撮影枚数を低下させずに多数ショットを得ることが可能です。 ●とにかく現実的に見て、これからの超高画素カメラ時代は、あまり高画素ということを意識 せずに撮影するのが賢明だろうと考えています。つまりフルに総画質を使う必要はないと いうこと。つまりピクセル等倍で鑑賞することは止めようということですね。(^^; 発色は薄く繊細になりますが、これは線画の美意識に頭を切り替えていくしかありません。 時代の流れに逆らわずに自分の趣味を永続させていくということ。これが肝心ですね。 この写真のように古い低画素のカメラとフィルム時代のレンズでもって写真を続けていく というのは、考えてみれば反時代的ですね。時代の流れに逆らっているわけで、あまり お勧めできるものじゃありません。 ところで「ミニマリスト」という生き方があるそうです。最小限主義者ですか? 出来る限り物を持たないで生活していく主義ですかね。若い人達の間で流行っているそう ですが、彼らの部屋はガラーンとして小奇麗です。古いものはどんどんと捨てて、今ある 最低限の最新のモノだけで生活していく。 写真趣味もこれからはそうあるべきじゃないかなって思いますね。古い機材は全部捨てて 身軽になって、時代と共に仲良く生きていく。 シグマのDPメリルやクワトロのようなコンデジが正にそうで、しばらく私もそういう写真趣味 をやってみて、これはこれで良いもんだなあと思いました。 しかし本当のミニマリストは決してデジカメなんか使いません。彼らが持つのはスマホや モバイルツールです。 しかしさすがにミニマリストもスマホは捨てられないようですね。(^^; だからミニマリストって 単なるスマホ主義者であるだけだということでしょう。 このスマホっていうことですが、要は超高画素カメラって、スマホ的なカメラであるのだと 私は考えています。時代はモバイルが勝利して、それでカメラもスマホの引力に引き寄せ られているというか、カメラは全てコンデジ化して、画質は超高画素の水平画質になって、 それらは全部、スマホが牽引していることだと思うんですね。 クワトロなんてスタイルからしてスマホじゃないですか。スマホという強いツールになびく のですね。私は超高画素カメラの本質というのは、スマホの威力にカメラがひれ伏したの だと思ってますよ。 スマホの画質に出来るだけ近づけようとすれば、これは超高画素カメラになります。 別段我々は超高画素カメラが欲しいとメーカーに望んだわけじゃありませんね。しかしこの 世の中のスマホ主義者が、スマホと同じような画質のカメラが欲しいと無意識に望んで いるのかも・・・そうかも知れないですね。 メリル搭載の素子は、最初はモバイル用に開発されたものを、そのままカメラにもっていた だけだと聞いたことがあります。そう、ここでも牽引していたのはカメラではなくスマホなん ですよ。 だから、スマホって凄いんです。完全にカメラを支配下に下したわけですから。スマホの センサーに、それをさらに大きくして、大きなレンズを着けられるようにしたのが、現在の 超高画素カメラだっていうこと。 こういうことに気づいている人がどれだけいるのだろうかという気はしますが、それが今の 時代の流れですから、黙ってそれについていくのがまっとうな生き方なのかも知れません。 古い頭のカメラ主義者としては、間違ってもスマホ画質の写真に頭を垂れることは出来ません。 スマホ写真とは、超高画素カメラの線画の美を楽しむことであり、それしか頭にない ミニマリストでありましょう。 スマホ写真こそ、デジタル時代の初めての写真シーンであるとも考えていますが、つまり これまでのデジイチ写真というのは古い時代のフィルムカメラの血筋を半分は受け継いで いたわけですね。 それが完全に古い時代のカメラや写真を払拭してしまったのがスマホ写真だということです。 だから本当のデジタル写真はスマホから新たに始まっているということ。 http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20160115_739274.html フジの人は、デジカメ市場の現象は、スマホでは得られない魅力的なカメラが少なくなった との分析をしていますが、その画質については何も言及していません。きっと画質はスマホ レベルで十分だと考えているのでしょう。いやスマホと同じ画質でもって、スマホとは違う クラシックなカメラの外観を求めているようです。 カメラはスマホには絶対に敵わない。ミニマリストもカメラは手放すけれどスマホは肌身離さず もっているわけだから。 カメラ主義者、フィルム時代から連綿と続くハイアマチュアが、その真の敵がスマホである ということに理解が届いているかどうか。これはかなり疑問ですが、この認識がない限り、 真のデジダル時代(スマホ時代)のなかで、カメラ主義者写真主義者は青息吐息で息絶えて いきつつあるということなのです。 写真はスマホ時代となっても生き続けていくだろうけど、間違いなく、カメラの時代は終息を 迎えようとしているのです。

石垣の城

石垣の城

私のステッチングパノラマ撮影は、2013年にパノラマをTakayaさんに教えてもらって からやり始めたんですが、その後、超高画素カメラの先駆けたるシグマ・メリルを手に して、さらにDPメリル、クワトロへと高画素カメラ路線に行きました。 もうずっとステッチング撮影は忘れたまんまでしたね。 しかし今、もう一度ステッチングをやってみたいという気になっています。 超高画素カメラと、ステッチングは、結果としての画素数は同じでもやはり根本的に 違うって感じるようになっているんです。 それが何なのかは未だ私は分かりません。 でもどちらが自然かと問えば、私にはパノラマステッチング写真が自然に思えてくるん ですよ。それは普通のユーザーの感覚とは真逆かも知れませんけどね。(^^; ステッチング撮影をやれるかどうかは、それ用の三脚や雲台をうまく手に入れられるか どうかにかかっているみたいです。しかしフォトショップのソフトはかなり融通がきき、 細かなところを無視すれば、誰でも簡単に撮影できるのも事実です。 とにかく簡易ながらもパノラマに適した雲台が手に入ったというのはきっかけとして 大きいですね。 超高画素カメラはこれからの主流であって、フルサイズならば4000~5000万画素が 普通になるでしょうし、APSならばこれも3000~5000万画素になるでしょう。 そういう細密な描写が普通になる時代ですが、ほんとにそうなって良いのかなっていう 気がしてなりません。 これはもう、写真に対する根本的な問いなので、安易に答えられるものではないと 思ってます。 しかし時代は、多くのユーザーに対して超高画素カメラを押し付けてくるのは間違い ありません。 と言いながらも、私も普通に超高画素カメラを使っています。しかしそれはあくまでも 記録写真としてであって、その写真を見て写真を心から楽しもうというものではありま せん。正直言って撮りっぱなしの写真です。 それで写真をやってみて面白いなあというのは、やっぱり、一眼レフであり三脚使用 のステッチング写真だなって再認識しましたね。 他方、記録写真撮影としては、時間も節約でき簡単に超高画素画像が手に入れられる、 高画質タイプのコンデジやミラーレスが便利じゃないかっていう考え方をしています。 ※写真は丸亀城の石垣。まあ石垣しかない城ですから。(^^; 最近ずいぶんと整備されてきて、市当局も観光地を目指しているみたいですが、 城ブームの昨年でやっと年間10万人だったかな。そんな程度なので、ゆったりと見学 できるのがミソです。

クラシックデジタル一眼でのパノラマ撮影

クラシックデジタル一眼でのパノラマ撮影

最近の余りにもの自分の体たらくに、ちょっとは頑張ってみようかと思い立って、 古い一眼レフを持ちだし少しばかりパノラマ撮影をしてみました。 それから遅まきながら、あけましておめでとうございます。(^^; まあ、この写真のように、三脚を使ってのパノラマ撮影をしようかと念頭に置いて いたのですが、この日の撮影では見事に失敗こきました。(笑) 初歩の初歩てある単3電池の充電の仕方から、もうすっかり忘れているんですね。 カメラの操作も失念していたし、パノラマ撮影のやり方もうろ覚え。現像の仕方も 忘れちゃっていた。無論パノラマ作成のやり方も。何から何まで全~部、忘れて いましたよ。(^^; 自慢じゃないけど、自分は忘れっぽさは超一流なので。 日頃、超簡単に撮影ができるコンデジ、特にシグマのdpクワトロとかをメインに使って いると、もうほんとに写真の撮影の仕方を忘れちゃいます。 これ、ホントですよ。DPメリルも簡単ですし。 とにかくコンデジというカメラは、確実にユーザーの撮影能力を奪ってしまうようです。 やっぱり、一眼レフを使っていないと、撮影の基礎を忘れてしまって写真の技術は 大きく劣化後退していくんですねー。 そういうことが、今回は身にしみて分かりました。

Camera Profile

α7Rについて

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

α7Rは2013年10月16日にα7と同時発表され、国内では11月15日に発売された。ソニーが掲げた「世界初」は、発表日時点でAFを搭載するノンレフレックス型レンズ交換式デジタルカメラにおける、35mmフルサイズセンサーの搭載を指す。価格はオープンで、発売日の専門媒体のレビューでは量販店の実勢価格が21万9800円前後と報告された。1公式 ソニー世界初35mmフルサイズ搭載ミラーレス α7シリーズ2レビュー デジカメWatch新製品レビュー ソニーα7R

ラインナップ上の位置付け

α7シリーズは、初めてのフルサイズ購入者を含む幅広い層に向けたα7と、プロやハイアマチュアの解像力志向に応えるα7Rという二つの方向で始まった。α7Rは有効約3640万画素のフルサイズExmor CMOSを採用し、光学ローパスフィルターを省いた。商品企画の郷大助は、最高の解像感を得るという目的から、この画素数とローパスレス構成を選んだと説明している。1公式 ソニー世界初35mmフルサイズ搭載ミラーレス α7シリーズ3インタビュー デジカメWatchソニーに聞くα7R・α7のこだわり

質量は本体のみで約407g、電池とカードを含めて約465gである。国内ではα7Rはボディのみで販売され、標準ズームのキットを用意したα7とは構成も異なった。マウントはEマウントを使う。郷は、NEXという名称をやめてαへ統合した理由を、システム全体を認識しやすくするためと説明しており、フルサイズ機の登場は名称の整理を伴うものでもあった。4公式 ソニーα7R 主な仕様3インタビュー デジカメWatchソニーに聞くα7R・α7のこだわり

先代からの進化

α7Rはシリーズの初代であり、特定の先代一機種を置き換える更新ではない。新しい画像処理エンジンBIONZ Xを搭載し、ディテールリプロダクション技術と回折低減処理を導入した。AF時間は従来比で最大35%短縮したと発表されたが、これはメーカーがNEX-7を比較対象にした値である。1公式 ソニー世界初35mmフルサイズ搭載ミラーレス α7シリーズ

AFはコントラスト方式のファストインテリジェントAFを採用した。速度優先連続撮影は最高約4コマ/秒、通常の連写は最高約1.5コマ/秒で、いずれも条件によって変動する。電子先幕シャッターとボディ内手ぶれ補正は備えず、手ぶれ補正は対応するレンズ側で行う構成であった。4公式 ソニーα7R 主な仕様3インタビュー デジカメWatchソニーに聞くα7R・α7のこだわり

ライバル機種との比較

同時に登場したα7は、有効約2430万画素で光学ローパスフィルターを備え、像面位相差を併用するファストハイブリッドAFを採った。α7Rは画素数だけを増やした同一仕様の機種ではなく、解像感を優先する撮像系とコントラストAFを組み合わせている。同じシリーズの二機種で、重視する撮影の方向に応じた設計を分けていた。3インタビュー デジカメWatchソニーに聞くα7R・α7のこだわり

専門媒体は、約3600万画素のニコンD800/D800Eも比較対象にしている。近い画素数のフルサイズ機に対し、α7Rは小型軽量なボディという違いを持つ。高画素のフルサイズ画像を得る機材を、どの程度の大きさと重さで持ち出すかという比較でもあった。5レビュー DPReviewSony Alpha 7R Review

開発の背景

小さなボディに1/8000秒のシャッターを収めることは、開発時の具体的な課題だった。設計責任者の須藤貴裕は、部品を削り、配置を何度も見直したと説明している。画質がよくても重さのために持ち歩かれなくなるカメラを避けたいという考えから、小型化の目標は曲げなかった。外形の小ささは完成後の副産物ではなく、開発を通じて守った目標である。3インタビュー デジカメWatchソニーに聞くα7R・α7のこだわり

コントラストAFにも制御上の工夫を加えた。空間被写体検出によってピントのずれを予測し、合焦位置の近くでレンズを減速させる制御を開発している。α7とは異なるAF方式を採りながら、その方式で応答を高める仕組みを用意した。3インタビュー デジカメWatchソニーに聞くα7R・α7のこだわり

トップカバー、フロントカバー、内部構造体にはマグネシウム合金を使い、防塵防滴に配慮した設計とした。また、Wi-FiとNFCを内蔵し、スマートフォンへの転送やリモート撮影にも対応する。携帯性を重視した構成に、外装と連携機能を合わせた形である。1公式 ソニー世界初35mmフルサイズ搭載ミラーレス α7シリーズ

電源面では本体内充電に対応し、CIPA準拠の撮影枚数はEVF使用時で約270枚、液晶使用時で約340枚であった。小型ボディを持ち出して撮影する際には、この撮影枚数も運用を考えるうえでの仕様となる。4公式 ソニーα7R 主な仕様

利用者の評判

発売期の複数の専門媒体は、小型のボディで得られる高精細な画質を共通した長所として評価した。一方、電池持続時間と撮影速度に関わる制約も共通して指摘し、アクション撮影より、落ち着いて画質を追求する使い方に向くと説明している。解像力と小型化というメーカーの狙いは評価につながったが、撮影の速さや電池には別の判断が必要だった。5レビュー DPReviewSony Alpha 7R Review

2026年10月1日に取得された価格.comの85件の集計では、総合満足度は4.55、画質は4.83、携帯性は4.80であるのに対し、バッテリーは3.08だった。発売時点の集計ではないものの、画質と携帯性が高く、電池持続時間が相対的に低いという項目の傾向は、専門媒体で共通した長所と制約にも重なっている。6レビュー 価格.comα7R ILCE-7R ボディ ユーザーレビュー集計

評判の出典

4件

内容の確認日: 2026年10月1日

α7Rで撮った写真の話題

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