未来のネイチャー
Exif情報
メーカー名 SONY
機種名 α7R
ソフトウェア Capture One 7 Windows
レンズ
焦点距離 70mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/80sec.
絞り値 F4.5
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 500
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2000x1335 (1,301KB)
撮影日時 2013-01-14 01:24:15 +0900

1   kusanagi   2016/1/14 22:32

これの本物は、東シナ海深くに沈んだままです。あまりにも巨大なので、多分
次の氷河期が来て東シナ海が陸地になっても、大和はその原型を尚もとどめて
いるでしょう。
この巨体を見た当時の軍関係者は、この船体に軍神を見たのかもしれません。
我々カメラマニアが、神レンズとかいうのとその気分は変わらないでしょう。
しかし、所詮はレンズも戦艦もただのモノです。
事実、大和は戦局に役に立ちませんでした。瀬戸内周防灘に沈んだ戦艦陸奥
もそうです。軍神と拝められこそすれ、最後は戦わずして爆沈しました。
こういう実際には何の役に立たないもの。それを崇める人間というものは何とも
不思議です。

2   笑休   2016/1/15 07:42

おはようございます。
ヤマトの主砲の距離計・・Nikonが軍需産業時代に造った・・・
カメラの距離計のでかいのを・・想像していましたが
戦闘用・・割れるような、やわなものでは・ないんですね。

3   kusanagi   2016/1/15 23:22

ニコンはもともと海軍御用達の企業というか、そもそも海軍がつくったのじゃない
でしょうか。(陸軍はトプコンでしたかね?)
光学製品は軍需産業の兵器体系にはなくてならないものです。双眼鏡から始まって
軍艦の巨大な測距儀まで、それらは光学という名の兵器だったのでしょう。

かつて実際にこの巨大な戦艦を見た多くの人間は、これほどのものが沈むはずがない。
この戦艦があれば日本が負けるはずがない、と彼らは信じこんだと思います。
当時から大和は神話になっていて、それは兵器というものじゃなくて言わば神託が
下される神殿のようなものになっていたのかも知れません。

この大和を上の階から眺めると、それは航空機の目線と同じで、如何にしてこの
巨大な軍艦を沈めてやろうかという米空軍と同じ目線になるのです。面白いですね。
ところで戦艦に比べて、大戦で死に物狂いで戦ったのは零戦などの飛行機です。
そしてその零戦を運んだ空母です。
しかし大和や武蔵を知っていても、日本の空母を知っている人はマニア以外では
稀でしょう。本当に頑張って、そして米軍から徹底的に狙い撃ちされたのは航空母艦
なんですね。
最初から最後まで話はズレていて、そして今に至ってもズレは広がるばかりです。
大和の映画はたくさん作られましが、航空母艦の映画などは聞きません。

カメラも人気があるのは、立派なペンタプリズムを持つ一眼レフです。頭が平べったい
ミラーレスのカメラは、どんなに実力があっても評価は低いという気がします。
こういうのは戦艦と空母の関係に似ていますね。
しかし現在のアメリカ海軍では、空母は空母打撃群として多くの巡洋艦や駆逐艦等
を引き連れた中心的な存在になっています。

ミラーレスカメラ、今でも多くの機種が出ていますが、フルサイズのミラーレスはまだ
ソニーだけです。ソニーは合理的な判断をしているわけですが、他のメーカーは
フルサイズはやっぱりデジイチでないと・・・という戦艦信仰のようなものに今でも未だ
囚われ続けているんじゃないでしょうか。

ソニーフルサイズミラーレスは、空母が艦載機を搭載するかのごとく、数多くの異種
メーカーレンズを着けることが可能です。こと広角レンズに限れば万能のカメラでは
ないかという気がしています。
しかし、さすがに望遠レンズとなると、やはりデジイチの良さにはミラーレスは敵いま
せんね。

戻る