本日は曇天なり
自宅で閑こいてます(笑) 約1か月前の、昼食会の一枚。 じゃ、漫画話いきましょうか(毛) 電子版も読める「サーキットの狼」ですが、物語の大きな山場、 「流石島レース」のさらに山場が「30度バンク」。劇中では、 瀬戸内海の孤島につくられたサーキットゆえに、「渦潮バンク」 と銘打ってます。 二周半する過酷なコースであり、何も対策しなければクルマを いためてしまいそう。 主人公のクルマ「ディノ・レーシングスペシャル」はこのバンク を想定して足回りの強化をしています。劇中でははっきり言及され ていませんが、その強化が功を奏したらしく、 終盤で接触事故を起こし、密林に飛び込んだ際に、 ライバルであるポルシェカレラRSRターボが足回りに致命的なダメージを受けたのに対して、 ディノRSはヘッドライトをこわしたものの、足回りは健在で、 ピットインのタイムロスと、ライバル車のスローダウンが相殺され て、終盤のタイマン勝負につながるという筋書きです。 このあたり、コミック17巻での心理描写は秀逸で、主人公たち と、取り巻く人物のセリフひとつひとつが無駄のない、素晴らしい もので、緊迫感を盛り上げています。 なお、史実のカレラRSRターボも、1974年のルマン24時間で 終盤にトラブルを起こし、手の届いていた総合優勝を逃す、という シーンがありました。このときはギアボックスのトラブル。 「サーキットの狼」に登場したRSRターボは「ヨーロッパの レースを戦い抜いた個体をそのまま取り寄せた」と劇中で説明され ており、この1974ルマンの個体だったかも。だからギアボックスは 対策済、と。 「流石島レース」はルマンに比べて短い、600kmのレースだったので、 おそらく過給圧を上げて高速仕様にしていたようで、車両 解説で「最高速度は300km/hだがレース距離によって異なる」と 記され、実際に直線で330km/hを出す描写もあります。 このときにイメージで書き添えられた「カンナムで無敵の勝利 を誇った1000馬力を絞り出したポルシェ917」は、実際にはルマン仕様 のクローズドボディ仕様が描かれていますが、こちらも無敵の勝利を誇ったことには 違いなく、ルマンの直線で396km/hを計測しているので、違和感はありません。