| メーカー名 | Canon | 
| 機種名 | EOS 70D | 
| ソフトウェア | Digital Photo Professional | 
| レンズ | TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 A025 | 
| 焦点距離 | 191mm | 
| 露出制御モード | マニュアル | 
| シャッタースピード | 1/256sec. | 
| 絞り値 | F2.8 | 
| 露出補正値 | +0.0 | 
| 測光モード | 中央重点測光 | 
| ISO感度 | 200 | 
| ホワイトバランス | オート | 
| フラッシュ | なし | 
| サイズ | 2001x3000 (2,827KB) | 
| 撮影日時 | 2019-05-27 20:30:28 +0900 | 
 
 自宅で閑こいてます(笑)
 約1か月前の、昼食会の一枚。
 じゃ、漫画話いきましょうか(毛)
 電子版も読める「サーキットの狼」ですが、物語の大きな山場、
「流石島レース」のさらに山場が「30度バンク」。劇中では、
瀬戸内海の孤島につくられたサーキットゆえに、「渦潮バンク」
と銘打ってます。
 二周半する過酷なコースであり、何も対策しなければクルマを
いためてしまいそう。
 主人公のクルマ「ディノ・レーシングスペシャル」はこのバンク
を想定して足回りの強化をしています。劇中でははっきり言及され
ていませんが、その強化が功を奏したらしく、
終盤で接触事故を起こし、密林に飛び込んだ際に、
ライバルであるポルシェカレラRSRターボが足回りに致命的なダメージを受けたのに対して、
ディノRSはヘッドライトをこわしたものの、足回りは健在で、
ピットインのタイムロスと、ライバル車のスローダウンが相殺され
て、終盤のタイマン勝負につながるという筋書きです。
 このあたり、コミック17巻での心理描写は秀逸で、主人公たち
と、取り巻く人物のセリフひとつひとつが無駄のない、素晴らしい
もので、緊迫感を盛り上げています。
 なお、史実のカレラRSRターボも、1974年のルマン24時間で
終盤にトラブルを起こし、手の届いていた総合優勝を逃す、という
シーンがありました。このときはギアボックスのトラブル。
 「サーキットの狼」に登場したRSRターボは「ヨーロッパの
レースを戦い抜いた個体をそのまま取り寄せた」と劇中で説明され
ており、この1974ルマンの個体だったかも。だからギアボックスは
対策済、と。
 「流石島レース」はルマンに比べて短い、600kmのレースだったので、
おそらく過給圧を上げて高速仕様にしていたようで、車両
解説で「最高速度は300km/hだがレース距離によって異なる」と
記され、実際に直線で330km/hを出す描写もあります。
 このときにイメージで書き添えられた「カンナムで無敵の勝利
を誇った1000馬力を絞り出したポルシェ917」は、実際にはルマン仕様
のクローズドボディ仕様が描かれていますが、こちらも無敵の勝利を誇ったことには
違いなく、ルマンの直線で396km/hを計測しているので、違和感はありません。
