世代を超えて
赤蕎麦畑で、撮影談義で盛り上がる二人。 同じ写真教室、ツアーとかではなく、この撮影現場で遭遇された方々で、赤蕎麦が初めてらしい女性に対し、ベテランの男性が構図などを提案されていました。 それが、いわゆる上から目線ではなく、失敗談も混じる、聞いていてとてもわかりやすく楽しいお話でした。 このベテラン男性のような引き出しの多さと懐の深さは、私には望んでも得られないものですが、望んでも届かないとわかることがあるのもまた幸せだと感じるところです、うんうん。
RAW現像
2004年公開
Digital Photo Professionalの公式サイト
キヤノンが2004年から提供している純正のRAW現像ソフトで、キヤノンのカメラで撮ったRAW画像の閲覧・セレクト・現像を一つで担う。カメラ内の画像処理をPCで再現する旧来のユーティリティから画作りの思想を受け継ぎ、ピクチャースタイルやデジタルレンズオプティマイザ(DLO)など、自社のセンサー・画像処理・レンズのデータに結びついた機能を重ねてきた。2014年のDPP 4.0では画面と処理方式を全面的に作り直し、開発陣はカメラより処理に時間をかけられるPCの利点を画質に生かすと説明した。以後の更新はDPP 4系で続いている。
投稿写真 18600枚
赤蕎麦畑で、撮影談義で盛り上がる二人。 同じ写真教室、ツアーとかではなく、この撮影現場で遭遇された方々で、赤蕎麦が初めてらしい女性に対し、ベテランの男性が構図などを提案されていました。 それが、いわゆる上から目線ではなく、失敗談も混じる、聞いていてとてもわかりやすく楽しいお話でした。 このベテラン男性のような引き出しの多さと懐の深さは、私には望んでも得られないものですが、望んでも届かないとわかることがあるのもまた幸せだと感じるところです、うんうん。
私も鬼百合を撮影しました(^^)v 「鬼百合と恐れられた女性剣士」が登場した漫画が、1980年代に少年サンデーで連載された「六三四の剣」。作者は、「Jinー仁ー」で有名な村上もとか氏。 この花にたとえられ、「東北の鬼百合」と恐れられた女性剣士は、主人公六三四の母親であり、学生剣道で活躍するものの、1970年前後の学生運動に身を投じ、竹刀ならぬ鉄パイプ(!)を機動隊員に振り下ろすという、それは恐れられますわな・・という方。 その鉄パイプを黙って受けた相手が、主人公の父親となる男性で、機動隊一の剣士ですが、「自分の剣はデモ学生を鎮圧するためのものではない、機動隊員失格と言われてもそこは譲れない」と語り、両者は結ばれて主人公が生まれる、というストーリー。 少年サンデーのスポーツ漫画は、同時期のジャンプに比べて質が高く、「六三四の剣」もコミックス24巻に及ぶ長編でありながらダレのない名作でした。 村上氏の作品テーマは、モータースポーツ、歴史(タイムスリップ)、剣道、美術、超能力(読心)など多岐にわたりますが、一貫しているのは主人公をとりまく家族に関わる人間ドラマで、長編を得意とする、折れない強い筆力が特徴的。 漫画表現も秀逸で、しばしば、写真の作画に取り入れたくなるカットが見られます。
鉄棒の大技「ブレットシュナイダー」に挑戦する内村航平選手。んなわけなくて、ブランコ遊びのようにワイヤーでぶらぶらするツバメくん。先ほどの個体と違って、胸から腹にかけて、妙に黒いものが目立ちますが、どこかでつけたものなのか、そういう色の羽毛なのか不明。 スズメと並んで、人間との共存的な関係を保つツバメですが、スズメは人間に対して警戒心が強く、すぐ逃げてしまいますが、ツバメはそもそも地面に降りることがほとんどないことも関係しているのか、わりと近づけるし、逃げてしまうこともないように思います。農作業をしていて、数十cmのところをとびぬけることがあります。害虫は食べるが稲の食害はナッシングの素晴らしい益鳥。
花ハス公園の先に今が旬の向日葵畑を発見 道路沿いで三脚を立て撮影です
縮景園上空を飛び回っているツバメの基地であろうと思われる会社(社名つながりでツバメが営巣しやすい環境を整えている)で、承諾いただき撮影しました。 ツバメさんにも「土食って虫食ってしぶーいですよね、でも人間もゴボウとかミョウガとか食べるとしぶーいです、で、アップしていいですか?」と承諾をお願いし、了解をいただきました。(嘘) 凛々しいツバメくん、会社の方が足場になるワイヤーを用意、かつカラス除けのビニールひものようなものもめぐらし、糞を受け止めるビニール傘も設置するなど、万全の体制。複数の世帯が営巣・子育て中でした。
今朝、かみさんにたたき起こされて「散歩がてら撮影にいこう」と誘われまして。曇りだったのであまりそそられませんでしたが、野鳥が活発な食事タイムだからいいかぁ、と思って、このところ借りっぱなしの70-200mmを装着して出かけたところ・・・いきなりカワセミに出会いました。 とはいえ、寝ぼけていて、食レポ撮影をしたときの設定のままだったのでスカポンタンな撮影結果になりました。残念。 1月に縮景園で撮影したカワセミの画像を重ねてます。 で、ここ1年でカワセミを見た場所は、まず縮景園、そして広島城お堀、旧太田川の3か所。縮景園は、京橋川を通じて旧太田川とつながっており、広島城お堀も、一部は暗渠だが、堀川を通じておおむね旧太田川とつながっています。もしかすると、同一のカワセミを3か所で見かけているのかもしれない。 今回目撃したカワセミは、食事タイムを邪魔されて混乱したのか、カワセミとは思えぬほどてってってってっと歩いて、それから飛び立ち、視界から消えました。自分用の餌だったか、雛に運ぶものだったかは不明ですが、魚をくわえていたのはまちがいない。
アブラゼミの鳴き声に惹かれて、35ミリマクロレンズでの撮影 ができました。
花の写真(あるいは「花のような人」の写真)を続けましたが、少し鳥に戻って、ツバメが飛翔する姿の二画像合成。 頭上をとびぬけるツバメに対し、70Dを叱咤激励してなんとかAFを追従させ連続撮影した二画像を多重合成(比較「暗」)したもの。同一のツバメですが、二画像の間隔は適当に配置したものであり、70Dの連写コマ間(おおむね0.14秒)の時間があれば、ツバメはもっと移動してしまいます。 はばたいて勢いをつけた後、翼をたたんで空気抵抗を減らして惰性で飛んでそれからまた翼を広げてはばたいて・・・を繰り返す、の図。もう何カットか追従連写できればいいのですが、そうもいかず。 無理な体制でカメラを向けているので、まるで急降下しているように映ってますが、実際は頭上をほぼ等高度で、羽ばたきと滑空の繰り返しでゆるやかなS字カーブを上下に描いて飛んでいます。 カワセミの場合だと、飛ぶ距離が短いせいか、非常に直線的に飛び、滑空する時間帯があんまりないです。翼を広げて思いっきりバンクするときは滑空してますね。水中に飛び込む直前は翼をすぼめている様子を何枚か撮影したことがありますが、現在の撮影方法では水中の様子はわかりません。 ということで、鳥はみんな可変翼。軍用機の可変翼機種はみんな人気機種です。ドラマが描きやすいからかな。 それにしても、自分史上、初めて「比較暗」を使いました。空を背景にしてシルエット構図で鳥を撮影するときは、いろいろ使えそうですな。
三景園にて、3人で互いに撮影していたモデル風のいでたちの方々。日焼けを防ぐフードを着用、相当暑かったと思います。 撮影場所の移動中に撮影させていただいた、オフショット的な一枚。
「花の前ボケ」の方と、お互いをモデルで撮影しあっこされていた方。お二人で歩いていただいて後姿を撮らせていただいたり、とにかく、お顔がしっかりとは映らない前提を申し出て、撮影承諾いただいたものです。 で、最強髪型ゆるふわポニーテール。今年の数少ない、藤撮影機会でした。 撮影結果をご覧いただいたところ、データ提供を希望され、写真にもかなり熱心な方々でしたので、エアドロップではなくRAWから処理した画像を送付しました。70DからWi-Fiでスマホに飛ばす時点で、かなり圧縮はかかることは学習しているので、そのあたりもいろいろ選択肢。
百日紅(サルスベリ)の花言葉は「愛嬌」「雄弁」。 変わった花びらですが、色はとても鮮やかで綺麗です。
スイレンも良い感じでした・・・
世羅町の藤園でお会いして、モデルをお願いした方。正確には、お友だち二人で、お互いに撮影しているところを、便乗撮影することについて承諾をいただいたものです。 ボケのうち、前ボケはどちらかというと視界を遮るためか、好まない向きが多いようです。しかしながら、美しい女性と組み合わせれば四の五の言ういとまもない、の図。 幻のオリンピック連休が始まります。天気がよくないそうです。何してすごそうかな。
エノコログサの由来は「いぬころ草」の意味であり、穂の形が子犬の尻尾に似ているからであると言う。 子供のころに「いたずら」をしたことを思い出します。
ヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」、いちおう読みましたが・・・好きな人いますか、いやごめんなさい、「おもろくない」です。 昔は「武器よさらば」「誰がために鐘は鳴る」読んでけっこうおもしろく感じたのですが、なんでかな。 それはともかく、世羅高原「花の森」はいろいろ楽しめる花の世界。こういうところで一日すごしてみたいけれど、いそがしく動き回って撮影する、の図。
このところ、鳥・昆虫を続けていたので、花に回帰しましょう。 世羅高原「花の森」で出会ったリング型のブランコ。梅雨入り前の爽やかな初夏の頃。 爽やか・・なのは天気と色とりどりの花、でしたが、このとき私は空に舞うヒバリを追いかけまわして目を傷め、意気消沈モードでした。いや、レンズ越しに太陽を見たわけぢやないですよ、とにかくヒバリに翻弄されました。爆沈。
ノコギリソウの名前はその葉のふちが細かく切れ込んでいる特徴的な形から鋸を連想して呼ばれるようになったそうです。
花びらを開いて、蕊を守っているようです。
大野自然観察の森公園にて。もう少し長い名前のついていそうなトンボでしたが、詳細不明。 こちらのトンボも、暑い中、不活発で、静止している時間が長いので撮影しやすかったです。こういう撮影では180mmマクロが有利ですが、この日は持参してませんでした。残念。
同じく大野自然観察の森公園にて。 ここでちょっとアニメ・漫画話。 「白色彗星には波動砲は通じないんですか?もっと威力のある武器は作れませんか?」「簡単に言うなよ・・・だが、波動砲をもっと効果的に運用する方法は考えないとな・・・」 (映画「さらば宇宙戦艦ヤマト」古代進と真田技師長の会話) ため池を飛び回るチョウトンボ。前回、三景園ビオトープで撮影したときと違って、どこかに静止してくれるということがありませんでした。で、飛び回っている状態でレンズを向けても、全くAFが機能してくれない。ゾーンAFでもピンポイントAFでも同じ。 それならマニュアルフォーカスしかないだろう、ということで、たいへん歩留まりが悪い結果となりました。とにかく、機材を無限に買い揃えることはできないので、今あるもので何とかすること、つまり真田技師長のセリフにあるごとく「効果的な運用」も考えないといけません。この点、ツバメ撮影で、撮影者側の追従能力を多少なりとも鍛えていたのが幸いしました。MFは限りなくあてずっぽうに近く、あとは連写あるのみです。 ちなみに、「さらば宇宙戦艦ヤマト」では、真田技師長は、白色彗星帝国の防御壁を打ち抜くのに威力不足だったところを、波動砲の弾道を収束してキリのように打ち込むことで、単位面積あたりの威力を増加させて、解決します。カメラのフォーカスでいえば、ゾーンでなくピンポイントを使った、というところ。しかしそれで決着はつかず、真田技師長は自らの命と引き換えに彗星帝国の動力源を爆破します。命のやりとりをあまりにも軽く扱いすぎるということで、「宇宙戦艦ヤマト」は大人の世界で物議を醸すのですが、若年層はこの映画を見て爽快感や高揚感を味わったわけではなく、登場人物の多くが命を落とすさまを見てやりきれなさを感じており、大人たちの考えとは異なる受け止めをしていました。 制作者は勘違いして、「自らを犠牲にする献身こそドラマ」という続編を乱発し、急速にファンを失ったことから、当時の若者はおろかでなかったことがわかります。こういうことはいつの時代もいっしょ。
ため池の終端インレットをビオトープとして活用していて、そこでチョウトンボも観察できました。 今回はとにかく飛び回って、静止してくれないため、撮影には骨が折れました、ぼきぼき。
「出たぁ~義経、ハッチョウトンボ!」 (漫画「ドカベン」弁慶高校対名明訓高校戦、最終回攻防における実況アナウンサーのセリフ) ・・・↑嘘です、そこは「八艘飛び」。 こちらがハッチョウトンボ、オス。見事に赤い。ミニチュアサイズの赤とんぼ、と言うと怒られそう。繰り返し言うと、見事に赤いです。彩度をいじったわけではない。 気温が高いせいか、ほとんど動かないです。一方、おなじみチョウトンボは、本日は飛び回っていまして、静止してくれないため、撮影に苦労しました。そちらの投稿はまた今度。
ハッチョウトンボ、メス。日本で一番小さいトンボということです。最初、自然観察センター長さんに居場所を教えてもらったのですが、見つけられずにいたところ、センター長さん直々に探してくださいました。とにかく小さい。 「ハッチョウ」という名前の由来については、諸説あるそうですが、センター長さんは、「名古屋で発見され、赤いので、ご当地の八丁味噌から名付けられた説」を推しているとのことでした。 撮影した場所は、ため池堤防付近。少し離れたところにオスもいました。
大野自然の森公園内の自然観察センターで保護飼育されているフクロウ。センター長さんが案内してくださいました。 目の細かい金網ごしの撮影なので、AFがいうこときかずMF撮影。んでもって、こういう状況でのぼやけを補う、ピクチャースタイル「クリアー」を使用。それでもあんまりいい画像ではありませんが、フクロウに出会う機会が滅多にないので・・・
大野自然観察の森公園は、1980年代に環境庁補助事業により全国で整備された都市近郊型自然観察施設のひとつ。ため池、渓流、森林といった環境で、昆虫、両生類、鳥類等を観察する園路、足場、観察小屋などが用意されています。広島から最短距離で向かう道路は非常に狭く、離合に苦労しますので、大竹市側からお回りする県道42号がおすすめ。こちらはおおむね2車線。 ということで本日、行ってきました。ウグイスくんに対面。声に比べてその姿はそれほどかわいくない、というと怒られそうです。このところ、かみさんが70-200mmを使わせてくれているので、鳥・昆虫撮影に多用しています。しかし200mmでウグイス撮影はちょっと無理があり、接近しすぎたためか、警戒声「けきょけきょけきょけきょけきょけきょ」をサイレンのように連呼していました。 鳥に警戒されずに観察するための、観察小屋は、重宝しそうです。本日は利用者を見かけませんでした。おもにため池にくる鳥を観察するため、秋冬に利用されるのかな。
今年の紫陽花が終わりを告げてました~^^
睡蓮の花が朝日を浴びて輝いていました…(^o^)
ゾーンAF、AI-Servo、追従特性優先モードで追っかけ撮影したツバメくん。どうやら虫をゲットしたようで、口のまわりにもぞもぞはみ出ている様子。 ゾーンAFはエリアを中央に固定。 タムタム70-200mmのほうは、手振れ補正を流し撮り対応のモード2に設定。空を背景に流し撮りするつもりはなく、悪さが起こらんようにしているだけ。そもそもこのSSでは手振れ補正いらん。 本当に真上を通過すると、追いかけるのが困難でして、撮影者からやや外れた位置をフライパスしてくれると、光の条件もよくまあそれっぽく撮れる、の図。 ツバメくんは南東から北西へ向かって飛んでおり、この時間、太陽は画面を時計文字盤に見立てると、3時方向にありますが、薄曇りのため強い光線ではなかった。 「俺のトムキャットは、後席を外して単座にしてくれ。火器管制装置は、ここではモード3まで使えれば十分だから。」 (漫画「エリア88」登場人物ミッキー・サイモンのセリフより)
晴れた日は虫も高く舞い、ツバメくんも捕食のため高く舞い上がる・・の図。虫の種類は全くわかりませんが、ツバメの前方下にそれらしきものが見えます。急上昇・急減速した際をとらえたものですが、この直後のカットでも、虫らしきものは写っているので、捕らえそこなったか、あるいは虫ではなかったか。 あんまり鮮明でない写真で申し訳ないですが、今のところこのあたりが限界ということで。 鮮明でない写真、ということでは、くだんのMiG29は、1977年12月にアメリカの偵察衛星がソ連のラメンスコイエ航空実験場で発見しており、不鮮明ながらもアメリカの新鋭機によく似た、新型戦闘機という警戒対象として、「Ram-L」のコードネームが与えられてます。情報流出ということではアメリカからソ連へ流出したものも相当数であったようですが・・・
1986年に、それまで謎に包まれていたソ連(当時)の最新鋭戦闘機MiG29がフィンランドを訪問し、西側陣営に公開されたことで、秘密のベールを解きました。 西側の機種に見劣りしない洗練された形態は人々を驚かせたものの、米軍パイロットはMiG29にはコクピット後方に死角があることに気づき、「イワン、6時方向に気を付けろ!」と囃したとか。 フィンランドは第二次大戦でソ連と敵対した国であり、東側陣営に組み込まれることはなかったにせよ、ソ連の影響下にはあったようです。このあたり、小説「ファイヤーフォックス」でもその微妙な関係が描かれており、最新鋭機強奪を巡る米ソの争いにおいてフィンランド政府はどちらにも加担しない中立の立場をとっていました。(MiG29フィンランド訪問は小説発表より10年近く後) 前置き長いですが、この一枚は旋回機動を行うツバメ。頭部の膨らみがMiG29のコクピット形状によく似る、の図。 ツバメは6時方向が見えるのか、というとどうも飛んでいる昆虫を捉えるために視野は比較的前方に向け発達しているらしいです。急旋回や急上昇、急下降を繰り返して、捕食者を交わす機動をしているようですが、そもそも飛行中のツバメを襲うのはどんな猛禽でもめんどくさいことなのでしょう。
Software Profile
提供元の資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、このソフトウェアの系譜と評判をまとめました。
DPPの前には、カメラ内の画像処理をPC上で再現する「映像エンジンシミュレーター」として、EOS Viewer Utility(EVU)やFile Viewer Utility(FVU)が使われていた。開発陣によれば、これらは画素数が増えるにつれて処理に時間がかかるようになり、カメラと同じ画しか出せないという制約もあった。そこで画作りの思想は残しつつPC向けに最適化したのがDPPで、最初のバージョンは2004年に出た。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー
版を重ねるなかで、カメラの画作りやレンズに結びついた機能が加わった。2005年10月のVer.2.0.3でピクチャースタイルに対応し、スタンダード・ポートレート・風景・ニュートラル・忠実設定・モノクロの6種類をRAWに適用できるようになった。2プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、DPP Ver.2.0.3 を公開(ピクチャースタイル対応)2012年4月のVer.3.11.26ではEOS 5D Mark IIIとEOS-1D Xの画像に対応し、当時の報道ではデジタルレンズオプティマイザ(DLO)、多重合成ツール、HDRツールが追加されたとされる。3プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、「Digital Photo Professional」最新版を公開(3.11.26)
2014年6月16日に発表されたDPP 4.0は、GUIを全面的に見直した大幅なバージョンアップで、6月26日から無償で提供された。4公式 キヤノンRAW現像ソフト「Digital Photo Professional 4.0」と「EOS Utility 3.0」を提供開始(2014年6月16日発表)開発陣は別名の新しいソフトにする案もあったが、約10年親しまれたDPPの名前を残してバージョンを4.0にしたと説明している。ただしDPP 4は新しい処理方式で作られ、機種ごとの最適化に時間がかかった。開発陣は当初、DPP 4がVer.3と同等の機種に対応した段階でVer.3は役割を終える予定だと述べていた。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー
DPP 4シリーズはDPP 1〜3とレシピ(現像設定)の互換性がなく、以後の更新は4系で続いている。2026年10月時点の公式ダウンロードページにあるWindows版の最新は、2026年5月14日更新のDPP 4.21.30で、EOS R6 Vなどに対応し、対象OSはWindows 11だけである。5公式 キヤノンDigital Photo Professional 4.21.30 for Windows ソフトウエアダウンロード
キヤノンはDPPを、キヤノン純正のRAW画像を閲覧・セレクト・現像するアプリケーションと位置付け、ピクチャースタイルを基にした画像調整ができるとしている。6公式 キヤノンDigital Photo Professional(DPP)DPP 4.0はリモート撮影ソフトのEOS Utility 3.0と同時に無償で公開された。DPP 4.0の「リモート撮影」ボタンからEOS Utility 3.0を起動するとカメラコントロール画面が同時に開き、撮影した画像をDPP上で比較・選択し、設定を変えて撮り直す流れが一つのワークフローに組み込まれた。DPP 4.0の対応OSはWindows 7/8/8.1とMac OS 10.8/10.9だった。7プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、RAW現像ソフト「DPP 4.0」とリモート撮影ソフト「EOS Utility 3.0」
2018年9月にはiPad向けの「Digital Photo Professional Express」が発表された。DPPの基本機能を踏襲してタッチ操作でRAW現像ができ、発表時点ではVersion 1は無償で、次版以降は有償になる可能性があるとされた。8公式 キヤノンiPad用アプリ「Digital Photo Professional Express」を提供開始(2018年9月5日発表)
DPP 4.0では現像と閲覧の両面で機能が増えた。現像では、8つの色域ごとに色を調整する機能と、ヒストグラムを解析して階調を自動補正する機能を新たに載せた。閲覧と選別では、2枚の比較表示、レーティング、約1万枚のサムネイル表示、400%までの拡大表示、条件で絞り込むフィルターに対応した。7プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、RAW現像ソフト「DPP 4.0」とリモート撮影ソフト「EOS Utility 3.0」
DPP 4.xのレンズ収差補正は、周辺光量、色収差、色にじみ、歪曲、回折の5項目をRAW画像に適用できる。補正の対象レンズはEOS Lens Registration Toolで登録する。9公式 Canon SingaporeCorrecting lens aberrations with Digital Photo Professional Ver.4.x
2020年には、PCの外のクラウドで処理する機能も加わった。3月のDPP 4.12.10で、EOS-1D X Mark IIIのISO 3200以上のRAWにクラウド上でノイズ低減をかける「ノイズリダクション(クラウド)」が搭載された。処理後に生成されるCIP画像ではDLO、回折補正、色収差補正が使えないため、これらは事前に済ませておく必要がある。10プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、Digital Photo Professional 4で"クラウド処理"を利用同年7月のDPP 4.12.60ではEOS R5/R6に対応し、深度合成機能の拡充、RAW動画の切り出し保存、速度優先モードへの対応が加わった。11プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、Digital Photo Professional 4の最新バージョンを公開(4.12.60)
DPP 4.0の全面刷新の理由について、2014年にDPPの開発・画像処理・商品企画を担当する3名が説明している。画素数の増加で処理時間が延びたこと、画像処理をさらに追求したいという要望、機能を積み重ねた結果として操作性の改善を求める声があったことである。処理が重いため64bit版だけに絞り、1フォルダ1万枚のサムネイル表示なども快適に扱える設計にした。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー発売時のレビューの計測では、等倍表示への切り替えにかかる時間がDPP 3の20〜30秒から5〜6秒程度に縮んだ。13レビュー デジカメ Watch(Impress Watch)新製品レビュー Digital Photo Professional 4.0
開発陣によれば、従来はカメラの階調を忠実に再現する方針が強かった。しかし雲の階調が再現できないという指摘を受け、DPP 4ではハイライトスライダーのアルゴリズムを刷新し、ガンマの自動調整を加えた。PCではカメラより処理に時間をかけられるため、解像感を保ったまま強めのノイズ低減や偽色低減ができ、カメラでは信頼性の面から使っていなかったレンジ外のデータも積極的に活用しているという。DLOは処理が非常に重く、すぐにカメラへ搭載するのは難しいとも述べた。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー
国内の解説記事と海外のレビューは、ともにDLOをDPPならではの長所に挙げている。収差を取り除くだけでなく、絞り開放や絞り込みによる画質の低下を補正で抑え、解像感を高められるという評価である。一方で、どちらもDLOが対象となるキヤノンのレンズでしか使えない点を制約に挙げている。14
内容の確認日: 2026年10月22日