Digital Photo Professional 作例

RAW現像

2004年公開

Digital Photo Professionalの公式サイト

キヤノンが2004年から提供している純正のRAW現像ソフトで、キヤノンのカメラで撮ったRAW画像の閲覧・セレクト・現像を一つで担う。カメラ内の画像処理をPCで再現する旧来のユーティリティから画作りの思想を受け継ぎ、ピクチャースタイルやデジタルレンズオプティマイザ(DLO)など、自社のセンサー・画像処理・レンズのデータに結びついた機能を重ねてきた。2014年のDPP 4.0では画面と処理方式を全面的に作り直し、開発陣はカメラより処理に時間をかけられるPCの利点を画質に生かすと説明した。以後の更新はDPP 4系で続いている。

提供元
キヤノン
位置付け
キヤノン純正のRAW現像ソフト(EOS用)

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投稿写真 18600枚

うらやましいマンション住まい

 うーむ、一耕人さんはじめ、マンション住まいの方々はうらやましいですね。  なんでかというと、コシアカツバメ君の飛行を俯瞰できるから。  タムタムA022の習熟もかねて撮影を続けているコシアカツバメ君。彼らもまた、近づいてきている南方への渡りに向けて、飛行訓練を続けているのかもしれない。  今日はカワセミを朝に続いて見かけましたが、またもや撮影前に逃げられました。西日を受けた背中のコバルトブルーが美しく、忘れられない色彩の記憶となりました。  だけど、それを撮りこぼしたことが苦にならないくらい、コシアカツバメ君撮影でとりかえした気分です。彼らが渡りに出てしまうと、きっと寂しいだろうなあ・・・

ストリーク・イーグル

 「ストリーク・イーグル」は、1975年にアメリカ空軍が、当時の最新鋭機F-15イーグルの優位性を誇示するために、その2年前にソ連のMiG-25が達成した上昇タイム記録を奪取する飛行プロジェクト。  「電光石火」と「ストリーキング」にひっかけたプロジェクト名は、文字通り、イーグル戦闘機の塗装もひっぱがして軽量化を図ったもの。飛行機の塗装は、戦闘機サイズだと数十キロぐらいの重量に相当するらしいです。  鳥の羽毛が非常に軽い素材であることを考えると、やはり神様は合理的です。  写真は、急角度で上昇するコシアカツバメ君。急角度上昇を何のためにやっているかというと、やはり捕食のためだろうけれど、鳥は急降下はできても自力での急上昇は難しく、急激に失速し、頂点付近ではほとんど静止する瞬間があります。そこを狙って撮影ですが、私はそこまで飛びものに習熟しておらず、成功率は低い。  この失速状態から自由落下し、翼を調整して速度を得て、水面近くまで降りてくるのですが、そのときおそらく最高速度が出ていると思います、計測はできませんが80km/hは出るんじゃないのかな。

キジバト

 朝、撮影していると必ずやってくるキジバト。給水と餌探しをかねているようです。  ここではマニュアルAEに戻して、キジバトの頭部あたりでスポット測光。スポット側光はとても久しぶりです。ドットサイトを使って、とにかく被写体(野鳥)を中央固定で撮るのなら、ISOオートとスポット測光、中央エリア固定のゾーンAF+AIサーボが、余計なこと考えなくてよいかもしれない。 (プログラムAEは、そのあたり余計なこと考えてくれてしまう)  と、柄にもないこと考えていると、二度現れたカワセミ君が二度とも飛び去りました。立っている位置がよくなく、警戒されたのですね。こういうことは撮影前に考えておくことで、撮影現場ではもっと他に考えるべきこと(例えば「腹減った」など)がある。  「腹減った」もあながち馬鹿にしたものじゃなく、体調管理は重要です。    

たまには俺に任せてみろ by EOS70D

「おい、たまには俺に露出を任せてみろ」と70Dがいうので、カニを撮影してみました。  記録・観察用にはいいかもしれません。その用途では被写界深度が浅すぎるが。  野鳥その他生物を、とにかく写真におさめたいことを優先する場合(観察会、探鳥会の記録係など)、このプログラムオートAEと、ISOオート(1600上限)、スポット側溝+被写体中央補足・・・が有効かもしれません。  私個人は、この後にキジバトを撮影してみて、やはり違和感を覚えて、マニュアルに戻しました。朝の中州撮影では、中州のヨシ原の暗部止まり木から、青空をバックにした飛翔まで、明暗差が著しいので、マニュアルではかなり厳しいですが、慣れれば右手の親指(絞り)と人差し指(SS)が自然に動くので、それほど不利というわけでもないです。

都市はさわやかな朝を迎える

 亡くなった萩原俊哉さんがA022のモニターレポートにあたって、冬山の撮影をされていました。冬山は私は行けそうにないですが、今朝の野鳥撮影をしていると、雲海が発生していたので撮影してみました。  広島市内北部丘陵地帯で雲海が撮影できますが、先月の豪雨でアクセス道が被災した山もあり、そして私も雲海は現状、そこまでそそられないためこうやっていつものロケから眺めるのみですたい。

不動院石仏

 縮景園から移動して不動院にて撮影。  ここには野鳥はほとんどいません。タムタムA022の露出調整にはだいぶ慣れてきたので、だんだん、新レンズだということを意識しなくなりました。  一方で、さすがに70-200mmのつもりで手振れ補正を期待していると失敗することもわかりました。  ちょっと今日は投稿枚数多かったですね。これにて打ち止め。

水飲み場のカラス

 ここではリーチを活かして、鳥たちが逃げ出さない位置から水飲み場を狙ってみました。  本日やってきた鳥は、カラス、スズメ、ムクドリ。  ムクドリはスズメがくると、鋭く鳴いて追い払いました。

トンボを追いかける

 AFがうまく食いつきません。食いつく前にトンボが逃げてしまう感じ。玉ボケ表現は得意ではないレンズですが、他のレンズではリーチが足りない被写体にはとにかく有効。  縮景園にて。暑かった~

カメラ女子シリーズ・アルファなひと

 アルファ7をお使いのカメラ女子さん。若い頃の佐藤藍子さん似の、明るい快活なひと。カメラ仲間もおられました。  清く明るく美しく、承諾をいただきました。  ほんとうにこの日は、たくさんの一眼女子に出会いました。  アルファは軽いんでしょうね、発表会で解説者の小澤忠恭さんが「軽さは武器だ!」と強調していたのを覚えてます。しかし、知り合いのカメラ女子で、アルファからイオスに替えた人もいらしてです。  カメラ女子で、カメラを二台ぶら下げて歩く人もよく見かけるので、軽さ、手軽さが訴求要素だった時代は終わっているかもしれません。

大空振り大花火

 一昨日の19時台、打ち上げ場所をふせた花火打ち上げがありまして、広島市街地を広くのぞめる場所で10mmレンズを構えて待機していましたが、残念なことに、画面むかって右、はるかとおくでの打ち上げでした。山に隠れていて、撮影できず。  久々に夜景撮影できたから、それで満足しよう!  シグシグ10-20mmは、我が家のレンズ軍団中、出番の少ないものですが、こういうときはエースレンズ。これより広い画角のものはない。ですが盛大な空振りに、おかんむりの様子でした。

MiG-31 フォックスハウンドとタムタムA022話

 うんにゃ、ダイブに入るコシアカツバメ君。  MiG-31「ファイヤーフォックス」は作家クレイグ・トーマス(故人)の創作でして、現実のMiG-31は「フォックスハウンド」という、NATOコード名をもらってます。  MiG-25は亡命事件で、詳細が西側諸国にばれてしまいましたが、亡命操縦士は「改良型が開発中だ」と言及しており、それがまもなくMiG-31として西側に知られるようになりました。 (小説「ファイヤーフォックス」はそのあたりからの発想)  「フォックスハウンド」は、キツネ狩りに使われる俊敏な猟犬のこと。しかし、MiG-31は俊敏ではなく、侵入者に対して大声で吠え立てる番犬のような存在で、旋回性能はとても悪いそうです。  したがって、機動性に優れたコシアカツバメ君としては「そんなドンガメといっしょにすんな!」とおかんむりかも。  この世代までは仕事が早かったソ連開発陣ですが、アメリカの新世代機に対抗する機種開発では遅れをとり、設計ミスが見つかったり、重要なパーツの生産がおいつかなかったり。  正直、私もタムタム150-600mmには習熟が遅れてます。シグシグ135mmや180mmマクロ、タムタム70-200mmにはなかったことですね。飛翔体撮影という、めんどうなことにチャレンジしていることもありますが、このレンズの適正露出がまだつかめないでいます。適正露出が終点では全くなく、動きまわる鳥に適したSSとのバランスをとって、またきっちりフォーカスをあてることが当面の目標。その先に自分なりの表現を加える領域が広がっているところで、そこがF.344さんに激励いただいたところなのです。  タムタム150-600mmは、かなりズームが重く、また深い(直観できない)のも違和感です。聞くところによれば、シグシグスポルトユアラップ150-600mmは、繰り出し部分をガっとつかんでズームする無茶操作に耐えるよう作ってあるそうで、そりゃまあプロ仕様だなあと思うところ。  フォーカスリミッターは便利ですね。近くにセキレイが降り立ったときは、切らないと合焦してくれませんが。

私もヘリコ撮影

 一耕人さんに続いて、私もヘリコ撮影しました。よくよく見ると、NHKでした。  NHKだとして、何を撮影していたのかは不明。  以前投稿した、「飛びもの3点セット」(赤とんぼ、チョウトンボ、無印ツバメ)に2点(ヘリコ、コシアカツバメ)を加えて、「飛びもの5点セット」を多重合成(比較暗)しました。  夏休みのお遊び。  なお、EXIFはヘリコ写真のものをインポートしてます。

EE-1の調整風景

 三脚を使い、ドットサイトEE-1のサイト内に表示される電影クロスゲージを上下水平位置を調整し、カメラの光軸と一致させるために液晶ビュー画面と比較しています。  いくつかネット上で報告例がありますが、残念ながらEOS70Dに装着した状態では、水平は調整できましたが、上下は、調整下限まで落としても、光軸と一致しませんでした。当面はこの状態で、上下はカンで追い込むことになりますが、いくつか解決例も示されているので、それらを参考に対応しませう。  どちらかというと、縦構図で使うとしっくりきますが、ツバメを縦構図で追いかけるのはかなりきついです。ふはははは。  Kazさんが言われていた、両目方式については、別物のブラケットを使ってカメラの左横にEE-1を配置し、左目でドットサイトをのぞき、右目でファインダーをのぞくという方法もあるようです。

夏の朝

腰が痛くて早朝の散歩に行けず、庭の赤紅葉の古い葉っぱを 一度すべて取れば新芽が最近出てきて綺麗に蘇りました。

ドットサイト・EE-1調達しました

 かといって、この撮影では使ってません。180mm画角ではまだファインダーでいけます。  羽虫を、今まさに空中捕獲しようとするツバメ君(無印)。  このツバメ君は広島上空を飛び回る個体ですが、昨日、岡山の田んぼで草取りをしていて、私たちの至近距離をおかまいなしにツバメたちが飛び回ってました。最短では人間の頭上数十cmを通過。さすがに人家に営巣するだけあって、彼らは人間をさほど恐れませんね。  実家近くで育っていたツバメひなたちが巣立ったようで、にぎやかに飛び回っていましたが、その中にコシアカ君はいませんでした。コンクリ建物を好んで営巣すると言われており、木造家屋ばかりの農村では見かけないですね。

その女性、マーク3

 EOS5DマークⅢを鮮やかにつかいこなす女性。独特のオーラをお持ちで、容易に声掛けしにくい(そもそも忙しそうな)様子でしたが、勇気をふるってスナップ撮影後の承諾をいただきました。  お友だちカップルを撮影していらしてでした。ポージングの指定、間のとりかたが手馴れていて、ハイアマ、セミプロの様子。そしてご自身もかなりの美形、という方でした。  このカメラ女子さんとは別に、この広いひまわり畑の中で、一組だけ、本当にプロのモデルさんが撮影してました。通り過ぎるとき、空気の密度が変化するような、超絶な方でした。そこにかみさんが果敢にアタックし、承諾いただいていましたが、私はこちらのカメラ女子さん推し。

コシアカツバメ君

 今朝の一枚。先日、大家族で終結していた場所に、今朝は二羽だけいました。次第に拡散しているのかな、近親交配回避本能もあるし。  600mmで飛翔中のコシアカツバメも撮影しましたが、おいかけるのがたいへんです。飛翔に関しては、無理に超望遠を使わず、300から400mmくらいで確実に撮影して、トリミングしたほうが賢明かも。  タムタムA022には、任意の数値で焦点距離を固定するスクラッチロックがついていて、便利です。レンズ話をすれば、こういうスクラッチタイプのスイッチは、トキナーがAFとMFの切り替えに使用していますが、その都度、フォーカスがずれるのであまり評判がよくないようです。

超ド級美人

 承諾をお願いするときに、思わず「おしのびで来られている新〇結衣さん、じゃないですよね?」と口について出たほどの、超ど級美人さん。はにかむ様子がますますそっくりでした。  だから、というわけではなく、まぶしい笑顔で快く承諾をいただいた、神々しい美人さん。  白いお召し物に負けない、美白の美肌でらっしゃるため、慎重に露出を決定、の図。自宅でDPPのALOを作動させても、ピクリとも動かなかったので、私とDPPの意思は一致したようです(笑)  この日、ひまわり畑での撮影はすべて135mmでした。他に持って行ったレンズは180mmマクロ。こういうシチュエーションでのエースレンズは70-200mmですが、それはかみさんの神さんレンズですので。

願いが叶ますように

夕暮れに自宅の二階から初めて見る虹に感動しました。 「虹を見かけたときは幸運が訪れる大チャンスです!」 のようで、今後は良いことがありますように願いました。

スズメの瞳孔

 スズメは普通に毎日撮影できる野鳥ですが、今までその目玉にはキャッチライトが入ったのを見たことはあっても、瞳孔を眺めるほど大写ししたことはありませんでした。(今までのレンズではその距離に近づくと逃げている)  スズメにどのくらい近づけるかというと、餌付けの場合を除いて、おおむね5mくらいで、自転車で走っていてこちらのスピードが速いときは1mくらい接近した段階で飛び去ることもありますが、それは状況がまた違いますね。  スズメに限らない野鳥の特性だと思うのですが、こうやって大写しにスズメを撮影していると、顔はこちらに向いていなくても、瞳孔がこちらを指向している場合があることに気づきます。つまり、彼らは目玉だけ動かしてこちらを警戒しているもので、首が320度回ることも考えると、土台、背後からそっと近づこうというのは無理があるわけです。うんうん。

ワカセミ君飛ぶ

 600mm+ファインダーで飛翔を追いかけるのは無理ですが、400mm弱ならある程度可能。もうちょっと慣れる必要があるが。  動物写真家の小原玲さんが、新進気鋭の中学生写真家、藍紗さんに「動きの速いカワセミを撮ると野鳥撮影に習熟できる」と助言されたそうです。   それはそうだと私ごときも思うのですが、こと動態撮影に関しては、ツバメを追いかけていると、カワセミはのんびり屋さんに思えてくるので、有効かもしれません。  ツバメが高速で飛翔する、と信じられているのは、高度を上げて位置エネルギーを確保し、そこから急降下するときにかなりのスピードを出すからかもしれません。スズメもカワセミも、静止状態からの飛び出しはツバメより速いと思いますが、特にカワセミは尾翼が短くて、急旋回が苦手で大きな旋回半径しか描けないので、追いかけるのは割と楽です。  そうはいってもフォーカスをきっちり持っていくのはやはり難しいです。また、ツバメやスズメと違って、ホバリングを駆使してフェイントモーションすることもあるので。  そういうのを眺めていると本当に楽しい、野鳥の世界。

大きく写すことがすべてではない

 「僕、赤とんぼはいりません」の構図を、シグシグ180mmマクロと同じ程度の画角に広げてみるとこのようになる、の図。(ないし、「構図」)    ワカセミ君が着地している積み石は、干潮時に露出するもので、普段は水没しています。この積み石は、旧太田川が太田川であったころ、このあたりに流入(合流)していた、安川の流末(道流堤)の一部であったか、あるいはこのあたりに存在した材木荷揚げ場の残骸である可能性があります。想像ですよ、ほんとかどーかは知らん。  満潮時には、水深が深くなり、ワカセミ君が猟をするには不向きになりますので、この時間帯がちょうどよいかもしれない。  大きく写すことがすべてではない、が、大きくも広くも写せるのはやはりズームレンズの恩恵でありましょう。

ネイルアートのひと

 ネイルアートが映える、美しいカメラ女子さん。  なんと本日デビューだそうで、オリンパス機の操作に四苦八苦され、助けを求められました。私もオリンパスはわからないのですが、ご本人の希望は、ひまわり畑の中からお気に入りの花を選んで接写して背景をぼかしたいが、なぜかフォーカスが合わないとのこと。  手っ取り早く、シーンアジャストモードを選んで接写してみせて、慣れたらマニュアルモードなりでお好きな露出を、とおすすめしました。    カメラ女子さんがたも、三密を回避しながら、熱心に撮影されてました。アルファ7、5Dマーク3とか、私でも知っているような名機材をバリバリに使っている女性にも出くわしました。本日にかぎっては、フォトグラファーは、男性より女性が多かったかもしれない。  露出の割り切りに若干、難があるものの、構図とフォーカスの思い切りでは、かみさんはたぶん他のどのカメラ女子にもひけをとらんであろうというところで、かみさんも率先してこの写真のカメラ女子さんに助言を送ってました。楽しい昼下がり。

信じるものは

 「信じるものは〇〇〇カードと自分自身」というCMコピーが20世紀末にありました。サラ金を信じろ、というCMが横行する世の中はどうかと思っていると、次には同じサラ金が「気持ちいい自分で生きていく」とのコピーを打ち出しました。借金をする自分が、気持ちいいのかな?  それはともかく、コバルトブルーを表現したいとき、CMコピーを借りれば「信じるものはシグシグ135mmウエスタンラリアートと70D」。また、女性の肌色を表現するときも同様。  世羅高原農場にて、ブルーウォータードリンク。ちょっと高いが爽やかに美味しく、写真映えする、の図。  最近は、市場調査?もかねて、後姿のスナップ撮影であっても、撮影結果を示して承諾をいただくようにしています。本日は8勝1敗でした。ひとつ断られた事例は、女性は喜んで承諾くださったが、男性が危惧されました。喜んでくださっただけでも市場調査の目的は達しているので、そこは引き下がるのです。

夏の朝

一輪のキキョウが、夏の朝日を浴びて清々しく感じます。

Software Profile

Digital Photo Professionalについて

提供元の資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、このソフトウェアの系譜と評判をまとめました。

登場と系譜

DPPの前には、カメラ内の画像処理をPC上で再現する「映像エンジンシミュレーター」として、EOS Viewer Utility(EVU)やFile Viewer Utility(FVU)が使われていた。開発陣によれば、これらは画素数が増えるにつれて処理に時間がかかるようになり、カメラと同じ画しか出せないという制約もあった。そこで画作りの思想は残しつつPC向けに最適化したのがDPPで、最初のバージョンは2004年に出た。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー

版を重ねるなかで、カメラの画作りやレンズに結びついた機能が加わった。2005年10月のVer.2.0.3でピクチャースタイルに対応し、スタンダード・ポートレート・風景・ニュートラル・忠実設定・モノクロの6種類をRAWに適用できるようになった。2プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、DPP Ver.2.0.3 を公開(ピクチャースタイル対応)2012年4月のVer.3.11.26ではEOS 5D Mark IIIとEOS-1D Xの画像に対応し、当時の報道ではデジタルレンズオプティマイザ(DLO)、多重合成ツール、HDRツールが追加されたとされる。3プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、「Digital Photo Professional」最新版を公開(3.11.26)

2014年6月16日に発表されたDPP 4.0は、GUIを全面的に見直した大幅なバージョンアップで、6月26日から無償で提供された。4公式 キヤノンRAW現像ソフト「Digital Photo Professional 4.0」と「EOS Utility 3.0」を提供開始(2014年6月16日発表)開発陣は別名の新しいソフトにする案もあったが、約10年親しまれたDPPの名前を残してバージョンを4.0にしたと説明している。ただしDPP 4は新しい処理方式で作られ、機種ごとの最適化に時間がかかった。開発陣は当初、DPP 4がVer.3と同等の機種に対応した段階でVer.3は役割を終える予定だと述べていた。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー

DPP 4シリーズはDPP 1〜3とレシピ(現像設定)の互換性がなく、以後の更新は4系で続いている。2026年10月時点の公式ダウンロードページにあるWindows版の最新は、2026年5月14日更新のDPP 4.21.30で、EOS R6 Vなどに対応し、対象OSはWindows 11だけである。5公式 キヤノンDigital Photo Professional 4.21.30 for Windows ソフトウエアダウンロード

提供形態と位置付け

キヤノンはDPPを、キヤノン純正のRAW画像を閲覧・セレクト・現像するアプリケーションと位置付け、ピクチャースタイルを基にした画像調整ができるとしている。6公式 キヤノンDigital Photo Professional(DPP)DPP 4.0はリモート撮影ソフトのEOS Utility 3.0と同時に無償で公開された。DPP 4.0の「リモート撮影」ボタンからEOS Utility 3.0を起動するとカメラコントロール画面が同時に開き、撮影した画像をDPP上で比較・選択し、設定を変えて撮り直す流れが一つのワークフローに組み込まれた。DPP 4.0の対応OSはWindows 7/8/8.1とMac OS 10.8/10.9だった。7プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、RAW現像ソフト「DPP 4.0」とリモート撮影ソフト「EOS Utility 3.0」

2018年9月にはiPad向けの「Digital Photo Professional Express」が発表された。DPPの基本機能を踏襲してタッチ操作でRAW現像ができ、発表時点ではVersion 1は無償で、次版以降は有償になる可能性があるとされた。8公式 キヤノンiPad用アプリ「Digital Photo Professional Express」を提供開始(2018年9月5日発表)

主な機能の変遷

DPP 4.0では現像と閲覧の両面で機能が増えた。現像では、8つの色域ごとに色を調整する機能と、ヒストグラムを解析して階調を自動補正する機能を新たに載せた。閲覧と選別では、2枚の比較表示、レーティング、約1万枚のサムネイル表示、400%までの拡大表示、条件で絞り込むフィルターに対応した。7プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、RAW現像ソフト「DPP 4.0」とリモート撮影ソフト「EOS Utility 3.0」

DPP 4.xのレンズ収差補正は、周辺光量、色収差、色にじみ、歪曲、回折の5項目をRAW画像に適用できる。補正の対象レンズはEOS Lens Registration Toolで登録する。9公式 Canon SingaporeCorrecting lens aberrations with Digital Photo Professional Ver.4.x

2020年には、PCの外のクラウドで処理する機能も加わった。3月のDPP 4.12.10で、EOS-1D X Mark IIIのISO 3200以上のRAWにクラウド上でノイズ低減をかける「ノイズリダクション(クラウド)」が搭載された。処理後に生成されるCIP画像ではDLO、回折補正、色収差補正が使えないため、これらは事前に済ませておく必要がある。10プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、Digital Photo Professional 4で"クラウド処理"を利用同年7月のDPP 4.12.60ではEOS R5/R6に対応し、深度合成機能の拡充、RAW動画の切り出し保存、速度優先モードへの対応が加わった。11プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、Digital Photo Professional 4の最新バージョンを公開(4.12.60)

競合ソフトとの比較

開発陣は、センサーから画像処理、レンズデータまでを自社で持ち、その開発データを最大限に生かせることをDPPの強みに挙げている。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー一方で、DPPが扱えるのはキヤノンのカメラで撮ったRAWに限られ、DLOもDPPの中でしか使えない。12レビュー Martin Bailey PhotographyQuick Look - Canon Digital Photo Professional Digital Lens Optimizer

開発の背景

DPP 4.0の全面刷新の理由について、2014年にDPPの開発・画像処理・商品企画を担当する3名が説明している。画素数の増加で処理時間が延びたこと、画像処理をさらに追求したいという要望、機能を積み重ねた結果として操作性の改善を求める声があったことである。処理が重いため64bit版だけに絞り、1フォルダ1万枚のサムネイル表示なども快適に扱える設計にした。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー発売時のレビューの計測では、等倍表示への切り替えにかかる時間がDPP 3の20〜30秒から5〜6秒程度に縮んだ。13レビュー デジカメ Watch(Impress Watch)新製品レビュー Digital Photo Professional 4.0

開発陣によれば、従来はカメラの階調を忠実に再現する方針が強かった。しかし雲の階調が再現できないという指摘を受け、DPP 4ではハイライトスライダーのアルゴリズムを刷新し、ガンマの自動調整を加えた。PCではカメラより処理に時間をかけられるため、解像感を保ったまま強めのノイズ低減や偽色低減ができ、カメラでは信頼性の面から使っていなかったレンジ外のデータも積極的に活用しているという。DLOは処理が非常に重く、すぐにカメラへ搭載するのは難しいとも述べた。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー

利用者の評判

国内の解説記事と海外のレビューは、ともにDLOをDPPならではの長所に挙げている。収差を取り除くだけでなく、絞り開放や絞り込みによる画質の低下を補正で抑え、解像感を高められるという評価である。一方で、どちらもDLOが対象となるキヤノンのレンズでしか使えない点を制約に挙げている。14レビュー GetNavi web【お手軽RAW現像】キヤノンDPP4の使い方【上級編】

評判の出典

3件

内容の確認日: 2026年10月22日