| メーカー名 | Canon |
| 機種名 | EOS 70D |
| ソフトウェア | Digital Photo Professional |
| レンズ | TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 A025 |
| 焦点距離 | 200mm |
| 露出制御モード | マニュアル |
| シャッタースピード | 1/2048sec. |
| 絞り値 | F2.8 |
| 露出補正値 | +0.0 |
| 測光モード | 分割測光 |
| ISO感度 | 200 |
| ホワイトバランス | オート |
| フラッシュ | なし |
| サイズ | 2400x1600 (2,030KB) |
| 撮影日時 | 2020-07-19 23:26:57 +0900 |
同じく大野自然観察の森公園にて。
ここでちょっとアニメ・漫画話。
「白色彗星には波動砲は通じないんですか?もっと威力のある武器は作れませんか?」「簡単に言うなよ・・・だが、波動砲をもっと効果的に運用する方法は考えないとな・・・」
(映画「さらば宇宙戦艦ヤマト」古代進と真田技師長の会話)
ため池を飛び回るチョウトンボ。前回、三景園ビオトープで撮影したときと違って、どこかに静止してくれるということがありませんでした。で、飛び回っている状態でレンズを向けても、全くAFが機能してくれない。ゾーンAFでもピンポイントAFでも同じ。
それならマニュアルフォーカスしかないだろう、ということで、たいへん歩留まりが悪い結果となりました。とにかく、機材を無限に買い揃えることはできないので、今あるもので何とかすること、つまり真田技師長のセリフにあるごとく「効果的な運用」も考えないといけません。この点、ツバメ撮影で、撮影者側の追従能力を多少なりとも鍛えていたのが幸いしました。MFは限りなくあてずっぽうに近く、あとは連写あるのみです。
ちなみに、「さらば宇宙戦艦ヤマト」では、真田技師長は、白色彗星帝国の防御壁を打ち抜くのに威力不足だったところを、波動砲の弾道を収束してキリのように打ち込むことで、単位面積あたりの威力を増加させて、解決します。カメラのフォーカスでいえば、ゾーンでなくピンポイントを使った、というところ。しかしそれで決着はつかず、真田技師長は自らの命と引き換えに彗星帝国の動力源を爆破します。命のやりとりをあまりにも軽く扱いすぎるということで、「宇宙戦艦ヤマト」は大人の世界で物議を醸すのですが、若年層はこの映画を見て爽快感や高揚感を味わったわけではなく、登場人物の多くが命を落とすさまを見てやりきれなさを感じており、大人たちの考えとは異なる受け止めをしていました。
制作者は勘違いして、「自らを犠牲にする献身こそドラマ」という続編を乱発し、急速にファンを失ったことから、当時の若者はおろかでなかったことがわかります。こういうことはいつの時代もいっしょ。
