鬼百合と恐れられた女性剣士
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 70D
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 A025
焦点距離 200mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/790sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 3000x2000 (3,820KB)
撮影日時 2020-07-23 16:49:20 +0900

1   S9000   2020/7/24 07:19

 私も鬼百合を撮影しました(^^)v
 「鬼百合と恐れられた女性剣士」が登場した漫画が、1980年代に少年サンデーで連載された「六三四の剣」。作者は、「Jinー仁ー」で有名な村上もとか氏。
 この花にたとえられ、「東北の鬼百合」と恐れられた女性剣士は、主人公六三四の母親であり、学生剣道で活躍するものの、1970年前後の学生運動に身を投じ、竹刀ならぬ鉄パイプ(!)を機動隊員に振り下ろすという、それは恐れられますわな・・という方。
 その鉄パイプを黙って受けた相手が、主人公の父親となる男性で、機動隊一の剣士ですが、「自分の剣はデモ学生を鎮圧するためのものではない、機動隊員失格と言われてもそこは譲れない」と語り、両者は結ばれて主人公が生まれる、というストーリー。
 少年サンデーのスポーツ漫画は、同時期のジャンプに比べて質が高く、「六三四の剣」もコミックス24巻に及ぶ長編でありながらダレのない名作でした。

 村上氏の作品テーマは、モータースポーツ、歴史(タイムスリップ)、剣道、美術、超能力(読心)など多岐にわたりますが、一貫しているのは主人公をとりまく家族に関わる人間ドラマで、長編を得意とする、折れない強い筆力が特徴的。
 漫画表現も秀逸で、しばしば、写真の作画に取り入れたくなるカットが見られます。

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