セッカはとても忙しい
それは、セッカチだから、というオチ。 こちらは、2画像をペイントで合成した、セッカが巣材をくわえて飛び去る様子。 セッカが、草むらの中に突入して、出てこなくなる箇所がいくつかあったので、そこが巣なのでしょうが、とても近づける場所でないし、近づくことは不適切なことなのです。
RAW現像
2004年公開
Digital Photo Professionalの公式サイト
キヤノンが2004年から提供している純正のRAW現像ソフトで、キヤノンのカメラで撮ったRAW画像の閲覧・セレクト・現像を一つで担う。カメラ内の画像処理をPCで再現する旧来のユーティリティから画作りの思想を受け継ぎ、ピクチャースタイルやデジタルレンズオプティマイザ(DLO)など、自社のセンサー・画像処理・レンズのデータに結びついた機能を重ねてきた。2014年のDPP 4.0では画面と処理方式を全面的に作り直し、開発陣はカメラより処理に時間をかけられるPCの利点を画質に生かすと説明した。以後の更新はDPP 4系で続いている。
投稿写真 18600枚
それは、セッカチだから、というオチ。 こちらは、2画像をペイントで合成した、セッカが巣材をくわえて飛び去る様子。 セッカが、草むらの中に突入して、出てこなくなる箇所がいくつかあったので、そこが巣なのでしょうが、とても近づける場所でないし、近づくことは不適切なことなのです。
「おい。だ・れ・が・い・も・ま・し・ん・だ・っ・て?」by EOS70D。 まあもののたとえなのでそう怒らないでほしいところだが、クサシギと思しきこの野鳥を撮影する際、不鮮明極まりない結果となったのは、撮影者の技量の問題です。 イソシギに特徴的な翼表面の白い帯がない、どうやらクサシギと思しき個体。もちろん確証はないですが、判定アプリ「ピクチャーバード」ではそのような結果でした。 「サーキットの狼」登場人物、浜の黒ヒョウが誇り、奢った愛車がランボルギーニ・カウンタックですが、そのくだりは、作者である池沢さとし氏が、カウンタックを試乗し、サーキット走行に向いたセッティングを持っていることに感嘆したことが背景にあることが、作中で語られています。 「レース未経験のメーカーだが必ずしも侮れない」 (モータースポーツで実績のあるポルシェより部分的に優れていることを評しての劇中での発言) 同じようなことが、「無線おじさん」主宰の無線機オタク談義の会でも起こっており、無線機専業のプロ中のプロメーカーが作った機械が、家電メーカーの作った機械に部分的には負けてしまっていることに、驚きの声が上がっていました。 その評価が正しいのか判官贔屓が入っているのかは、私にはわかりません(私は単に飲み代の割り勘要員にすぎない)が、プロは機材ひとつひとつでなく、システム全体で仕事をするので、ごく一部を取り出して評価しても仕方ないように思うところです。 「専門家は全体で評価し、オタクはパーツにこだわる」 これほんと。ちなみに、オタクは、自分が専門家だと勘違いしている素人であることが通例です。
千両役者・ホオジロくん。麗しき夫婦愛に燃える野鳥でもあり、かなりの確率で、オスを目撃すると近くにつがいのメスがいます。(逆も同じく) そして、地鳴きで互いに通信し続けています。通常モード、採餌つづけてよろし、というのがチッチッというサイクルの長い短いもので、人間が近づくなどして警戒しているときはチッチッチッチッ・・とサイクルが短く、発声が長く続くようになります。 一度、メス個体を見つけて、撮影しようと私が一歩踏み出したところ、ツガイのオスが飛び出してきてメスに危険を知らせて、二羽で飛び去ってしまったことがあります。 そんなオスが単独で行動しているときは、メスが抱卵しているときかもしれません。先般、実家で遊休農地の除草作業をしましたが、ホオジロやセッカの営巣痕は発見できませんでした。 「田んぼに生える稲以外の植物はすべて雑草である。」 くけけけけけけ。
ここ1か月観測を続けているコシアカツバメの巣。本日9月3日時点でも、まだコシアカツバメたちが利用し、夜中は休息に使っているようです。 渡去時期のコシアカツバメの集団行動は、過去2度遭遇していますが、家族が複数集まってグループ化し、それが合流して巨大集団をつくるのでしょうか。そこはわかりませんが、コシアカツバメが巣立ち後、ネグラとして、自らの巣を利用し続けていることは観測できています。
「おい?誰が野鳥向きじゃないって?」by EOS70D いやいや、失言でした、カーズ様。あははははは。 イソピヨドリの飛翔速度がそれほど速くなかったので、AFが追いつきました。 最近、あちこちでイソピヨドリの縄張り争いを目撃します。この雌個体も、どちらかというと追われている側だったようです。 若鳥のように思えました。ファイト一発。
伊丹空港千里川土手での撮影。 ジェットブラストにご注意あれ・・・という警告も出ていますが、着陸時は出力が出ていないようで、それほど危険はないようです。離陸時はどうかわかりません。 Kazさんが不思議に思われた、機体に映り込む滑走路に落ちる機体自身の影、ですが、この一枚では、翼も写っているのがわかりやすいかと思います。 ここに行きたいという人がいるため、そう遠くない時期、暑さ寒さが厳しくない季節を選んでまた行くかもしれません。
たまには花火撮影。 この花火打ち上げ場所、昨年のことですが近くにツバメのネグラがありました。そのときツバメはどう反応したのだろう・・と野鳥オタクとしては考えるところであります。 複数画像の多重合成(比較明、すなわちポンコジット)。
天気予報を確認して行きましたが ハズレでした・・・
「あんなの嘘だよなー。だったら人間が飛んでみろってことよ」by みさごん 「そーそー。人間バカばっかし。」by コシアカチュンバメ そんな会話をしているかどうか、一瞬、接近したミサゴとコシアカツバメ。猛禽とはいえ、飛翔している鳥類を捕食しないであろうミサゴですので、警戒することはなさそうです。 これがカワセミからすると、自分の餌場に数十、数百倍のエネルギーで飛び込んでくるのがミサゴなので、警戒する様子を目撃したことがあります。 猛禽の撮影機会は少ないですが、ハイタカが川の中州にやってきたことで、カモ類が一斉に飛び立ったことがあります。ハヤブサの出現でセッカが警戒声を出し続けるなど、やっぱり猛禽はおそろしいらしい。 先ほど投稿したツバメのネグラ入り場所でも、ハヤブサの目撃情報がありましたが、撮影できませんでした。
久々にクロツグミに出会いました。ビール「ペルジャンホワイト」のラベルにあしらわれているイラストは、クロツグミ君だそうで。 このビールを特別気に入ったわけぢやないですが、クロツグミはかわいいですね。また見つけたら買ってみよう。 ほんまもんのクロツグミを撮影したのはただ一度だけです。 https://photoxp.jp/pictures/220270
毎年ネグラが形成されている湿地帯に集まってくるチュンバメたち。観察していた野鳥の会メンバーさんは、「5000羽、いや1万羽の規模ではなかろうか」との見解でした。 昨年撮影していたネグラは、今年は形成されていないようで、今年のツバメネグラ撮影はこれっきりかもしれません。 ところで、「君はどこいった!」のオオヨシキリは、この湿地帯にはまだいました。9月いっぱいは観察できるのだとか。
現在、ホオアカやセッカを撮影している草原は、6月まではオオヨシキリがソングポストを支配していました。(別に他の鳥を排除してもいませんでしたが) ところが7月以降、オオヨシキリを見かける機会は全くなくなりました。見かけるのはサイズをミニチュア化したようなセッカばかり、ということで、オオヨシキリはとっとと繁殖を終わらせたのかもしれません。 オオヨシキリの繁殖時期は前倒ししてきているという研究もあります。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjo/64/1/64_39/_pdf/-char/ja この中で、托卵で有名なカッコウも登場していますが、ホオアカに比べてやや攻撃的に感じられるホオジロ君は、数十年をかけて、カッコウによる托卵を克服して排除できた、という情報もあります。ただ、ホオジロはもともと繁殖の成功率が低い鳥なので、カッコウの側があきらめた、という考え方もできるのではないかとも想像します。 いずれにせよ、あと何十年か野鳥趣味を続けていくと、現在の野鳥に関する知見のうち、いくつかは塗り替えられていくこともありそうで、そういうのも楽しみとなりそうです。
「鳥は逆風に向かって飛び立つ」という言葉は、「逆境でもめげずに頑張ろう」という人間の精神論を鳥に投影したもののようで、鳥は風向きだけを考慮して飛び立っているわけではないようです。 電線にとまる鳥たちは、みな風向きを考慮して同じ方向をむいている・・・というのも観察しているかぎり正しくはなさそうで、またツバメは向いている方向とは逆方向に器用に飛んでいくこともあります。 向かい風に対してしか離陸できない鳥は、翼面荷重が大きく、ソアリングに依存する、かなりの大型鳥に限られるのではないでしょうか。 飛行機は風向きを考慮して離陸・着陸の方向を決定してます。そうしなければ危険かつ不経済だから・・・と、千里川土手の撮影もはや一か月以上前となりました。また行きたいものです。
つがいを形成する雄雌以外に、雛に給餌する成鳥を「ヘルパー」と呼ぶそうですが、ツバメ類に関してヘルパーはいるともいないとも言われています。 ただ、コシアカツバメを撮影していて、今年生まれの若鳥が、同じく今年生まれの若鳥に給餌しているように「遠目には見える」シーンに出くわしました。この写真の時系列は左上、左下、右上、右下ですが、採餌しているかどうかは確認できず、巣の中にいる若鳥と巣に入っていこうとする若鳥のやりとりが、親鳥と雛の給餌シーンに似通っているように見える、というものです。 「ヘルパー行動を見かけた」という観測事例のうち、誤認要素があるとすれば、 ・雛を排除してメスを奪おうとした別のオス個体の行動をヘルパー行動と誤認した ・若鳥同士の巣に入るためのせめぎ合いをヘルパー行動と誤認した (この写真が給餌でないとすればこれにあたる) などというものが想像されます。 ヘルパー行動はわかりませんが、コシアカツバメは巣立ち後も、夜は一家で巣に戻ってきて、巣をネグラとして利用する、という話は確かなようです。8月6日に撮影して「今年初めてのコシアカチュンバメ」として投稿した https://photoxp.jp/pictures/224350 ですが、これから6日後の8月12日も、一家で巣に戻ってきていました。
昨年、コシアカツバメとイワツバメによる百羽以上の混群を目撃し、撮影したことがありますが、今回は無印ツバメとコシアカツバメが近接して電線に止まっているのを撮影しました。 (向かって左から二番目が無印) こうしてみると、無印よりコシアカが一回り程度大きいこともよくわかります。 イワツバメのときもそうでしたが、特別仲良くもしていないが、互いに敵対する関係でもなし、カラスや猛禽などに対して索敵の目を増やす意味で協力しあい、排除する必要も感じていない様子でした。
昨年、北広島町で撮影した、破損したコシアカツバメの巣。単に破損して放棄されているだけでなく、スズメが利用した痕跡として、いろいろなクッション材を乱雑に突っ込んだ様子が見られます。 実際、このときもコシアカツバメが飛び交う中、スズメが虎視眈々と巣を狙う構えを見せてました。 よく見ると、水田由来の粘土と、スポーツグラウンド由来の土と混成で巣を作り上げている様子がうかがえます。この営巣場所では、近傍に現役の水田も多数ありますが、目の前にスポーツグラウンドがあるため、グラウンドの水たまりなどから泥土をすくって運んだのでしょうね。
こうしてみると、ホオアカとホオジロの関係は、ツバメとコシアカツバメの関係くらいの近縁に思えます。今のところ、ホオジロのほうが高いところで囀る傾向を感じていますが。 今日も、地上20mくらい、建物の上の給水タンクてっぺんで囀るホオジロを見かけました。一方、ホオアカはそこまで高いところにいたのは見ていません。ホオアカに言わせれば「バカとシロは高いところに登る」ということなのでしょうかね。
友人に誘われて福井の撮影へ 駐車場から一般道を歩き撮れることが有難い 暑い夏の撮影は滝撮りが一番です (一部の切り取りです)
セッカの成鳥は、口の中が黒いのです。(けっこうゾンビチックで怖い) この調子で迫られたら、そりゃ逃げますわな。 セッカの成鳥が、カラスにモビングしているのを見たことがあります。成鳥同士のバトルは、先日見かけましたが、撮影はできませんでした。
セッカの生息場所に通い始めて2か月たちましたが、以前、親鳥による子鳥の追い出しに遭遇します。子鳥(若鳥)の存在は、ひ弱に感じられる鳴き声で気づき、撮影した後は口の中の色で識別可能。 生まれた場所は、餌が豊富だから繁殖場所に選ばれているので、若鳥としても追い出されたくはないですね。継続観察していると、毎回、若鳥に出くわしますが、同一個体ではなく、育った順番に追い出されているのかもしれませぬ。
今年は草原の野鳥ばかり撮影していて、コシアカチュンバメの撮影機会がありませんでした。今回、つぼ型の特徴的な巣も含めて撮影。 この巣から巣立った若鳥を含めた、十羽くらいの集団も見かけました。4F建て鉄筋建物の最上階に営巣。カラスも狙ってましたが、大丈夫かな。
この直前、ホオアカ(むかって右手前)とスズメ(むかって左奥)は、互いにホバリングしながらきつめの発声で威嚇しあい、その後数十秒間、こうして牽制してました。 野鳥に興味のない人にはどちらもスズメに見える、の図。このとおり、サイズも姿も似ている両者ですが、縄張りから離れたがらないホオアカに対して、スズメは自由鳥の行動形態です。数羽以上で行動していることの多いスズメ、つがいで行動しているホオアカ、といろいろ違いはありますが、慣れてくると声でホオアカはその存在に気づくことができます。 今のところホオジロとホオアカを地鳴きで識別するのは難しい。囀りは識別できるようになりました。そこが楽しい楽しい、野鳥オタクの領域。くけけけけけけけ。
DPP4で調整現像して見ましたが・・・。(^_^;)
最初、ホオジロのメスと思って撮影しましたが、判定アプリ「ピクチャーバード」は、ホオアカだと判定しています。さてさて。 実際、このフィールドにはホオアカもホオジロもいるのですが、両者のバトルはまだ見ていないので、仲良く?やっているようです。 一度、セッカがホオアカをけん制するような仕草を見せたことはあります。ハヤブサもやってくる、蛇やイタチ、ノラネコもいる環境での繁殖はたいへんだろうけど、食糧は豊富にあるし、巣をつくるのにも適した環境である様子。
セッカ、バトルといったワードで検索すると、ポケモン関係に連れていかれます(笑) このセッカ達は、戦っているというより、巣立ち後も親のテリトリーにとどまっている若鳥を、親鳥が追い払っている状況のようです。 けっして対等な成鳥同士のバトルではなさそうで、追われているほうの若鳥は、やや悲しげな、未練を感じさせる鳴き声を発していました。 4画像の合体で、時系列は左上、左下、右上、右下の順番です。
効果速度の速い猛禽が視界に入ってきたので、600mmを向けてみると、ハヤブサでした。 ハヤブサは、見るのも撮るのも初めてです。 まだ猛禽はトビ、ミサゴ、ハイタカ、チョウゲンボウ、そしてこのハヤブサで5種の撮影にとどまりますが、都市近郊にいるものですね。 セッカがたいへんな警戒音声を発していました。ツバメのネグラ入りを襲ったりもするのでしょうかねえ。
この時期、ツバメにスズメ、イソヒヨドリにハクセキレイと、幼鳥、若鳥を頻繁に目撃します。このセッカも幼鳥かな? とはいえ、セッカは巣立ち後27日の若鳥が産卵した事例があるそうで、その年生まれの個体がその年のうちに繁殖に入ることが普通にある早成の野鳥で、幼鳥でいる時期は短いようです。 この個体は上空を8の字飛行するには至らず、草むらで動き回っていました。その後、ハヤブサが近くにやってきたため、このエリアを縄張りとするオス成鳥のセッカが、警戒音声を発し続けていました。
出発から約3時間後、JAL615が帰還しました。 この特別塗装機「JALドリームエクスプレスディズニー100」、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年を記念したデザインだそうで、詳しくはこちらを参照ください。 https://flyteam.jp/news/article/138093 千里川土手はファミリー層にも大人気、でありました。 4時間近くこの川土手にいましたが、飽きることもありませんでした。この後、阪急曽根駅に引き上げ、周辺の店で天丼食べまして、実にうまかった、むはははは。
7月16日9時30分。出発のためランウエイに入るJAL615。 空港の滑走路離着陸方向は、風上に向かって設定されますが、伊丹空港は、年間の97%までが北方向へ向けた離着陸だそうです。したがって、撮影スポット「千里川土手」では主に着陸時に飛行機のおなかを見上げるド迫力が楽しめるわけです。 ディズニー特別塗装のこの機体、おそらく羽田に向けて往復し、3時間後に伊丹空港に帰還しました。
独特の鳴き声で8の字飛行を目撃することが多いセッカですが、しばしば地上に降り立ち、採餌、休息(消化?)しています。 本日午前の撮影では、セッカが降り立ったのを三度目撃したのですが二度は撮影できず空振り、三度目でやっと撮影できました。 つるんとした、小型オオヨシキリ(コヨシキリもいるらしいが)というかんじのかわいい鳥ですが、見た目にもスズメより小さいのははっきりわかります。そのせいか、草木にとまってもあまりしなりませんね。 ときどき、草木にとまったままジャッジャッジャッを連呼していることもあって、探しやすいです。
Software Profile
提供元の資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、このソフトウェアの系譜と評判をまとめました。
DPPの前には、カメラ内の画像処理をPC上で再現する「映像エンジンシミュレーター」として、EOS Viewer Utility(EVU)やFile Viewer Utility(FVU)が使われていた。開発陣によれば、これらは画素数が増えるにつれて処理に時間がかかるようになり、カメラと同じ画しか出せないという制約もあった。そこで画作りの思想は残しつつPC向けに最適化したのがDPPで、最初のバージョンは2004年に出た。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー
版を重ねるなかで、カメラの画作りやレンズに結びついた機能が加わった。2005年10月のVer.2.0.3でピクチャースタイルに対応し、スタンダード・ポートレート・風景・ニュートラル・忠実設定・モノクロの6種類をRAWに適用できるようになった。2プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、DPP Ver.2.0.3 を公開(ピクチャースタイル対応)2012年4月のVer.3.11.26ではEOS 5D Mark IIIとEOS-1D Xの画像に対応し、当時の報道ではデジタルレンズオプティマイザ(DLO)、多重合成ツール、HDRツールが追加されたとされる。3プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、「Digital Photo Professional」最新版を公開(3.11.26)
2014年6月16日に発表されたDPP 4.0は、GUIを全面的に見直した大幅なバージョンアップで、6月26日から無償で提供された。4公式 キヤノンRAW現像ソフト「Digital Photo Professional 4.0」と「EOS Utility 3.0」を提供開始(2014年6月16日発表)開発陣は別名の新しいソフトにする案もあったが、約10年親しまれたDPPの名前を残してバージョンを4.0にしたと説明している。ただしDPP 4は新しい処理方式で作られ、機種ごとの最適化に時間がかかった。開発陣は当初、DPP 4がVer.3と同等の機種に対応した段階でVer.3は役割を終える予定だと述べていた。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー
DPP 4シリーズはDPP 1〜3とレシピ(現像設定)の互換性がなく、以後の更新は4系で続いている。2026年10月時点の公式ダウンロードページにあるWindows版の最新は、2026年5月14日更新のDPP 4.21.30で、EOS R6 Vなどに対応し、対象OSはWindows 11だけである。5公式 キヤノンDigital Photo Professional 4.21.30 for Windows ソフトウエアダウンロード
キヤノンはDPPを、キヤノン純正のRAW画像を閲覧・セレクト・現像するアプリケーションと位置付け、ピクチャースタイルを基にした画像調整ができるとしている。6公式 キヤノンDigital Photo Professional(DPP)DPP 4.0はリモート撮影ソフトのEOS Utility 3.0と同時に無償で公開された。DPP 4.0の「リモート撮影」ボタンからEOS Utility 3.0を起動するとカメラコントロール画面が同時に開き、撮影した画像をDPP上で比較・選択し、設定を変えて撮り直す流れが一つのワークフローに組み込まれた。DPP 4.0の対応OSはWindows 7/8/8.1とMac OS 10.8/10.9だった。7プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、RAW現像ソフト「DPP 4.0」とリモート撮影ソフト「EOS Utility 3.0」
2018年9月にはiPad向けの「Digital Photo Professional Express」が発表された。DPPの基本機能を踏襲してタッチ操作でRAW現像ができ、発表時点ではVersion 1は無償で、次版以降は有償になる可能性があるとされた。8公式 キヤノンiPad用アプリ「Digital Photo Professional Express」を提供開始(2018年9月5日発表)
DPP 4.0では現像と閲覧の両面で機能が増えた。現像では、8つの色域ごとに色を調整する機能と、ヒストグラムを解析して階調を自動補正する機能を新たに載せた。閲覧と選別では、2枚の比較表示、レーティング、約1万枚のサムネイル表示、400%までの拡大表示、条件で絞り込むフィルターに対応した。7プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、RAW現像ソフト「DPP 4.0」とリモート撮影ソフト「EOS Utility 3.0」
DPP 4.xのレンズ収差補正は、周辺光量、色収差、色にじみ、歪曲、回折の5項目をRAW画像に適用できる。補正の対象レンズはEOS Lens Registration Toolで登録する。9公式 Canon SingaporeCorrecting lens aberrations with Digital Photo Professional Ver.4.x
2020年には、PCの外のクラウドで処理する機能も加わった。3月のDPP 4.12.10で、EOS-1D X Mark IIIのISO 3200以上のRAWにクラウド上でノイズ低減をかける「ノイズリダクション(クラウド)」が搭載された。処理後に生成されるCIP画像ではDLO、回折補正、色収差補正が使えないため、これらは事前に済ませておく必要がある。10プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、Digital Photo Professional 4で"クラウド処理"を利用同年7月のDPP 4.12.60ではEOS R5/R6に対応し、深度合成機能の拡充、RAW動画の切り出し保存、速度優先モードへの対応が加わった。11プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、Digital Photo Professional 4の最新バージョンを公開(4.12.60)
DPP 4.0の全面刷新の理由について、2014年にDPPの開発・画像処理・商品企画を担当する3名が説明している。画素数の増加で処理時間が延びたこと、画像処理をさらに追求したいという要望、機能を積み重ねた結果として操作性の改善を求める声があったことである。処理が重いため64bit版だけに絞り、1フォルダ1万枚のサムネイル表示なども快適に扱える設計にした。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー発売時のレビューの計測では、等倍表示への切り替えにかかる時間がDPP 3の20〜30秒から5〜6秒程度に縮んだ。13レビュー デジカメ Watch(Impress Watch)新製品レビュー Digital Photo Professional 4.0
開発陣によれば、従来はカメラの階調を忠実に再現する方針が強かった。しかし雲の階調が再現できないという指摘を受け、DPP 4ではハイライトスライダーのアルゴリズムを刷新し、ガンマの自動調整を加えた。PCではカメラより処理に時間をかけられるため、解像感を保ったまま強めのノイズ低減や偽色低減ができ、カメラでは信頼性の面から使っていなかったレンジ外のデータも積極的に活用しているという。DLOは処理が非常に重く、すぐにカメラへ搭載するのは難しいとも述べた。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー
国内の解説記事と海外のレビューは、ともにDLOをDPPならではの長所に挙げている。収差を取り除くだけでなく、絞り開放や絞り込みによる画質の低下を補正で抑え、解像感を高められるという評価である。一方で、どちらもDLOが対象となるキヤノンのレンズでしか使えない点を制約に挙げている。14
内容の確認日: 2026年10月22日