Digital Photo Professional 作例

RAW現像

2004年公開

Digital Photo Professionalの公式サイト

キヤノンが2004年から提供している純正のRAW現像ソフトで、キヤノンのカメラで撮ったRAW画像の閲覧・セレクト・現像を一つで担う。カメラ内の画像処理をPCで再現する旧来のユーティリティから画作りの思想を受け継ぎ、ピクチャースタイルやデジタルレンズオプティマイザ(DLO)など、自社のセンサー・画像処理・レンズのデータに結びついた機能を重ねてきた。2014年のDPP 4.0では画面と処理方式を全面的に作り直し、開発陣はカメラより処理に時間をかけられるPCの利点を画質に生かすと説明した。以後の更新はDPP 4系で続いている。

提供元
キヤノン
位置付け
キヤノン純正のRAW現像ソフト(EOS用)

Digital Photo Professionalについて詳しく読む

投稿写真 18600枚

野鳥の楽園・縮景園

 「ラピスラズリ」「絵画風」と同一個体のワカセミ君。  とにかく逃げない。近づいても、隣の木にひょいと飛び移るのみで、遠くに行ってしまわないのです。  できれば桜の花が咲くころにまたここで逢いたいが、その頃は巣作りや子育てに忙殺されていてほしいとも思うところ。  野鳥の楽園・縮景園ですが、近傍において、路面電車高架化事業において環境影響評価のため鳥類調査が行われており、縮景園に隣接する京橋川にはたくさんの野鳥が生息することが確認されています。 https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/43877.pdf    一方、ネット検索してみると、縮景園でのカワセミ撮影は秋から春先に集中しており、春から夏にかけての撮影例は乏しいです。春は撮影者の目線が花やメジロに移っているためかもしれませんが、毎年撮影していて、2月後半からぱたりとカワセミを見かけなくなるため、縮景園は営巣・繁殖の中心地ではないものと考えます。 (上記調査では繁殖期に京橋川でも観察できていない)  しかし今年のように、7月から複数のワカセミを見かけるとなると、巣立ったワカセミを親鳥が縮景園に誘導してきた可能性もあり、今後は、6~7月の観察もしっかりやりたいと思うものです。真夏に縮景園で鳥を撮る人は極めて少なく、ここ1か月で出会ったのは一人だけです。6、7月はツバメの撮影も楽しめるので、この時期を避ける理由はないのだ。  というわけで、野鳥の楽園、縮景園。さすがに、草原を好むホオジロやセッカ、ヒバリはここでは見かけませんが、ははは。

縮景園のイソシギ

 半年ぶりくらいに撮影しました。そもそもイソシギを縮景園以外で見かけた記憶がない。  それもそのはずで、イソシギは広島県レッドデータブックにおいて「要注意種」に位置付けられており、広島においてはけっしてありふれた鳥ではない、ということなのです。  冬から春にかけて撮影していたイソシギと同一個体かどうかはわかりません。

スズメ君のミラーテスト

 ハクセキレイやジョウビタキなど小鳥類は鏡の中の自分にアタックすることで有名で、その姿を捉えたコンテスト入賞作品なども散見するところです。  一方、水面に映る姿をナルシスのように他者だと認識する鳥はいない様子。  この一枚では、鏡像のほうが主役のスズメ君でした。チュン毒は続く・・・

ツバメ君南に去る

 空に雷雲が広がり、一雨きそうな天気でして、コシアカツバメ君の一団が飛び去っていきました。(画面には1羽のみですが、7,8羽の集団だった)  この日を最後に、ツバメ、コシアカツバメともに撮影できていません。ここ数日は見かけることもないです。  ツバメは、いきなり南の島に飛び立つのではなく、少しずつ九州などに移動して、大きな集団を形成し、渡航に備えるのだそうです。かといって集団で渡りはせず、それぞれ単独で飛ぶのだとか。ツバメが渡っていく時期は台風シーズンでもあり、まさに台風が近づいていますが、そこはしのいでタイミングを待って、少しでも多くの個体が無事に渡り切ってほしいものです。だがそこは自然の摂理であり淘汰でもある・・・・

朝顔展

 最近は野鳥にくるってました(「チュン毒」)が、広島市植物公園では植物を中心に撮影。  それにしてもしばらくぶりに使う180mmマクロは明るいこと明るいこと。開放F2.8は明るくて明るくて、それまでの野鳥撮影はこの明るさに助けられて高速SSが得られていたのだとわかりました。  朝顔もそろそろシーズンオフでしょうか。この日は、ほかに「広島の鳥撮り人」写真展も見に行きました。けた違いの精緻な野鳥写真に、うっとりするばかりでした。  

夏の終わりに

夏の終わりに、大雪山ひまわりも少し元気がなくなったようです。

野鳥のソーシャルディスタンス

 中州のワカセミ君は、漁業構造物の単管パイプがお気に入り。  だけど、別種の野鳥が一羽、ふいにやってきて、ワカセミ君もびっくりして警戒ポーズをとりました。  やってきたのは、どうやらホオジロのメスだったようで、最初は至近距離に停まったものの、ホオジロさん側もぴょんと飛びのいて距離を取り、お互いに干渉しませんでした。  これが野鳥のソーシャルディスタンス。残念ながらレンズの焦点距離をいっぱいにひいてもこれが精いっぱいで、むかって右端にワカセミ君半分かろうじて写っているのみ。

ワカセミ君・ちょびっと絵画風

 いくら念力手振れ補正モード3でも、SS=1/160は調子にのりすぎ。  今回もフジカラーベルビア100F調ピクチャースタイルに、シャドウプラス1持ち上げ。お尻からお腹にかけは鮮やかなオレンジのカワセミらしい毛並みですが、胸から首にかけてのやや黒ずんだ色が、若さの象徴。  縮景園清風池にて。縮景園を知っている人ならおわかりだろうが、庭にあるようなミニチュアサイズの池で、ごりごりの石がむき出しで特大錦鯉がうろうろしており、人が座るベンチのすぐそば。とてもカワセミが訪れる場所とは思いにくくても、真夏は人通りも途絶えて閑散とするので、おそらく親カワセミが、外敵に襲われにくく、給餌と採餌訓練を施しやすい場所として誘導したのではないかと思います。  だけどお父さんらしき親カワセミはこの縮景園で最近見かけない。6月初旬に餌を運んでいるらしき姿を見たのが最後。頑張るお父さんは、シーズン3度目の子育てにもチャレンジするらしいので、まだどこかで頑張っているのかもしれない。グッドラック!

滝撮影

洞窟に入り込んで 滴る水を傘で遮って撮影です 滝壺周りは涼風と飛沫で心地よかったです

太陽の鳥・セッカ健在

 A022の休日、とはいえ、朝の散歩にはつきあってもらいました(^^)v  このところ、大活躍のセッカ君。ヒバリの飛翔と違って、ホバリングはほとんどしなくて八の字を描き、上下動を伴う激しい飛翔をするため、撮影にはたいへん骨がおれます、ぼきぼきぼきのぼき。  体長12cmほどの、スズメよりさらに小さい鳥なので、声を頼りに探すと、思ったよりずっと遠くにいる、というのも特徴。まあウグイスを代表に、小鳥類はみんなそうですが。  こうやってメスを呼び寄せる求愛行動らしいですが、なんとセッカは一夫多妻制だそうです。ジョースター家の血統はひいていないらしい(爆)

虹の正体・タムロンA022の休日

 A022と過ごす休日、ではなく、A022の休日。出発前にかみさんも交えて、機材のチーム編成を話し合うのですが、今日、広島植物公園に撮影に出かけるにあたって、このところ出ずっぱりだったA022は休ませて、シグマ180mmマクロを起用。 (私は脳内Wi-Fiでレンズたちと通信)    予想していたこととはいえ、タムタムA022に慣れてしまうと、シグシグ180mmマクロを軽く感じること感じること。  で、植物公園では野鳥ではなく、玉ボケ表現を重点対象と考えていたので、それが得意なシグシグ180mmマクロが活躍。  大温室の中にある人工滝に太陽があたる時間、虹が出ますが、その正体はひとつひとつの水滴にある、の図。 ♯毎年1月から12月までは玉ボケ表現強化月間です

夏の夜明け

毎日暑い日が続きますが、腰も少し良くなり運動不足の解消に 早朝の散歩を続けています。 夏の朝に透き通った青空が綺麗で、平凡な写真ですが思い出に 撮ってみました。

俺たちの宝石さ!

 「赤とんぼ with 玉ボケ」 https://photoxp.jp/pictures/210776  は多重合成でしたが、それと同じような構図を一発撮りでおさめてみようキャンペーン月間ですので、チャレンジを続けています。  ということで、それに近いものが数枚とれましたが、いちばんマシそうなのがこの一枚。  タムタムA022でマニュアルフォーカス(ソーイング法)、EOS70Dはフォーカスエイド(合焦時に電子音)でアシスト、ということで、レンズとカメラとおっさーん(私だ、私)の一致団結で撮影。  だから、「俺たちの宝石さ!」  

ワカセミ君ラピスラズリ風

 お顔が暗くなってごめんね、背中のラピスラズリの青を飛ばさないように露出調整。  仕組みはしらんのですが、フジカラーポジフィルムベルビア100Fをシミュレーションするピクチャースタイルというのがあって、それを使うとラピスラズリ調が強調されます。  それにしてもこのワカセミ君は堂々としてましたね、ホバリング中に私と目があったと思うのですが、さっと元の枝に戻っただけで、取り乱さなかったです。

11人いる!

 タイトルの元ネタはもちろん(略)  縮景園のワカセミ君は、少なくとも二羽いまして、しばしば忍法分身の術みたいに幻惑されます。  このワカセミ君、清風荘(茶会が行われる平屋)の北側、水辺にたたずんでいて、逃げられるかなーと近づいたのですが、少なくとも私が近寄ったことでは逃げませんでした。係員の人が巡回していったけれど無反応。人間が自分たちに危害を加えないことを理解しているのか?  タムタムA022の距離目盛を逆算すると、およそ4mの距離でした。    二羽以上いるのはわかったが、依然として、複数のカワセミを同時に撮影することには成功していない。1か月ほど前に、幼鳥が二羽、編隊飛行をしたのを旧太田川で目撃したが、夢の中の映像のようで、あぜんとしてカメラを向けることすらできなかったものです。

百億の昼と千億の夜

 縮景園のワカセミ君。人なれしていて、私から3mくらいの距離でホバリングしてみせたりもしました。その時点で私に気づいてはいるが、遠くに逃げたりせず、また元いた、この写真の枝に戻りました。  2年前、縮景園清風池(大きいほうの池、タクエイ池から水を引いた小規模な池)で、アゲハと思って撮影しようとしたらカワセミだった・・という経験をした、と何度か書いたのですが、実は今回も、クロアゲハがいると思ってレンズを向けるとカワセミでした(^^ゞ  しかしまあ、この枝から飛んでホバリングしている様子とか見ると、知らない人は蝶だと思っても仕方ないかもしれない。  ほいでもって、この前、「おびただしい糞の跡はあるが、最近見かけなくなったので、この池では魚がとれないことに気づいたのではないか」と述べたのですが、まだいたわけです、しかもダイブして魚をつかまえようとしていた(笑)  池がつながっているので、小魚がここにいてもおかしくはないですが、私のような人間が近づいてもあまり気にしないのは頼もしいかぎりです。このまま成長して冬を越して、お父さんになあれ。  ところで、タイトルは、光瀬龍さんの同名SF小説から。  写真教室で「画面がバッと分割されるような構成はよくない」と講評をもらったことがあるのだが、それはそれで表現として発展させたいと思うところ。ワカセミ君はしばしば向きを変えるので、昼を向いたり夜を向いたり(爆)

太陽の鳥セッカ DPPでできる多重合成(暗)

 今回もセッカ君。とっても簡単な多重合成です。  水面に光る朝日with玉ボケ&柳と、空を舞うセッカの多重合成。セッカの背景は曇天でしたが、そこをグワッと明るく持ち上げて、セッカ君を透け気味にし、太陽に重ねるの図。  セッカ君以外には何も映っていない一枚と重ねたので、切り取りの必要がなく、位置をスライドさせるだけのインスタント。比較明がコンポジットなら、比較暗だからポンコジットでいいのかな。そのへんよく知らんです、あははは。  太陽の鳥セッカ君、と言いながら、今日、日没後の河川上空で鳴いている声が聴こえてきましたね。小鳥はみんなねぐらに帰るような時間なのに、よく頑張るなあ・・・

蓮(縮景園清風池)

 縮景園の清風池の蓮。池に生えているのではなく、大きなカメに植わってます。  この清風池周辺には、おびただしい数のカワセミの糞跡があり、実際に今年生まれだろうワカセミ君を複数目撃しています。その後、この池では魚が捕れないことに気づいたのか、見かけなくなりました。(毎日観察しているわけじゃないですが)  冬は、カワセミ、カモ、ミサゴを狙う鳥撮りさんが集う縮景園ですが、夏場は全く見かけません。私はできるだけ通ってみることにしよう。

タムロンA022で人物撮影 ~若い人々~

 縮景園で出会い、声がけして承諾いただいた、若い人々。とても爽やかな会話をしてらしてでした。   「A022は人に向けるレンズではない」という考えなので、果たして嫌がられるかと思ったのですが、そういうご様子ではありませんでした。  ただし、私はスーツ姿だったので、縮景園の係員が業務上の撮影をしていると勘違いされた可能性もあります。    操作が変わるわけではないですけれど、シグマ135mm(Art017)のときほど露出が思うように決まりません。A022を今後、人物撮影に使うとしたら、圧縮効果を期待するときとか、性質を考えて試してみたいところです。

夏の終わりに

夏も終わりに近ずくと、道端の百日草は種を育てて枯れていきます。

セッカ・電光石火

 一瞬しかファインダー内にいなかったセッカ。この一瞬のち、まさに電光石火の反応で飛び去りました。

太陽の鳥、その名はセッカ

 あるいは電光石火、とも。  あまりに遠いので、ヒッヒッヒッ、ジャッジャッジャっと鳴いて天空を飛び回るこの鳥を、ハクセキレイだと勘違いしていたのですが、撮影して判別アプリで調べてみると、姿、鳴き方ともにセッカに一致しました。  ヒバリ同様、明るい空を背景に高く飛ぶので、撮影していると目が疲れるのです。ということで、半分やけになって、今朝の太陽と多重合成(比較暗)してみました。  太陽は厚い雲を通していたので、まぶしくはありませんでした。  この前、カラスとバトルしていたのも、どうやらこのセッカのようです。ハクセキレイより、カワセミよりも小さいセッカですが、たいへん気性が荒い様子。上空を、八の字を描いて哨戒滞空してますが、他の鳥はあんまり気にしていない様子・・・

セグロセキレイ

 セキレイ同士でバトルしているのを見かけました。  中州には、セグロセキレイ、ハクセキレイ双方の幼鳥も成鳥もいるようです。このときのバトルの相手はハクセキレイのように見えまして、小競り合いに勝利したのはセグロ君のようでした。  写真から鳥の種別を判断してくれるアプリを導入し、Wi-Fi(本物)で撮影データをスマホに転送し、活用してます。  カルガモをアカボシカルガモ(日本にいない)に判定したり、エラーもありますが、たいへん重宝してます(^^)v

俺様の宝石さ!

 「お遊び」 https://photoxp.jp/pictures/210814 に張り付けた赤とんぼの元写真がこちら。  撮影にあたって、タムタムA022が「こいつこそが俺様の宝石さ!」と快哉を叫びました。いつもの脳内Wi-Fi(^^)v  

Software Profile

Digital Photo Professionalについて

提供元の資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、このソフトウェアの系譜と評判をまとめました。

登場と系譜

DPPの前には、カメラ内の画像処理をPC上で再現する「映像エンジンシミュレーター」として、EOS Viewer Utility(EVU)やFile Viewer Utility(FVU)が使われていた。開発陣によれば、これらは画素数が増えるにつれて処理に時間がかかるようになり、カメラと同じ画しか出せないという制約もあった。そこで画作りの思想は残しつつPC向けに最適化したのがDPPで、最初のバージョンは2004年に出た。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー

版を重ねるなかで、カメラの画作りやレンズに結びついた機能が加わった。2005年10月のVer.2.0.3でピクチャースタイルに対応し、スタンダード・ポートレート・風景・ニュートラル・忠実設定・モノクロの6種類をRAWに適用できるようになった。2プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、DPP Ver.2.0.3 を公開(ピクチャースタイル対応)2012年4月のVer.3.11.26ではEOS 5D Mark IIIとEOS-1D Xの画像に対応し、当時の報道ではデジタルレンズオプティマイザ(DLO)、多重合成ツール、HDRツールが追加されたとされる。3プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、「Digital Photo Professional」最新版を公開(3.11.26)

2014年6月16日に発表されたDPP 4.0は、GUIを全面的に見直した大幅なバージョンアップで、6月26日から無償で提供された。4公式 キヤノンRAW現像ソフト「Digital Photo Professional 4.0」と「EOS Utility 3.0」を提供開始(2014年6月16日発表)開発陣は別名の新しいソフトにする案もあったが、約10年親しまれたDPPの名前を残してバージョンを4.0にしたと説明している。ただしDPP 4は新しい処理方式で作られ、機種ごとの最適化に時間がかかった。開発陣は当初、DPP 4がVer.3と同等の機種に対応した段階でVer.3は役割を終える予定だと述べていた。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー

DPP 4シリーズはDPP 1〜3とレシピ(現像設定)の互換性がなく、以後の更新は4系で続いている。2026年10月時点の公式ダウンロードページにあるWindows版の最新は、2026年5月14日更新のDPP 4.21.30で、EOS R6 Vなどに対応し、対象OSはWindows 11だけである。5公式 キヤノンDigital Photo Professional 4.21.30 for Windows ソフトウエアダウンロード

提供形態と位置付け

キヤノンはDPPを、キヤノン純正のRAW画像を閲覧・セレクト・現像するアプリケーションと位置付け、ピクチャースタイルを基にした画像調整ができるとしている。6公式 キヤノンDigital Photo Professional(DPP)DPP 4.0はリモート撮影ソフトのEOS Utility 3.0と同時に無償で公開された。DPP 4.0の「リモート撮影」ボタンからEOS Utility 3.0を起動するとカメラコントロール画面が同時に開き、撮影した画像をDPP上で比較・選択し、設定を変えて撮り直す流れが一つのワークフローに組み込まれた。DPP 4.0の対応OSはWindows 7/8/8.1とMac OS 10.8/10.9だった。7プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、RAW現像ソフト「DPP 4.0」とリモート撮影ソフト「EOS Utility 3.0」

2018年9月にはiPad向けの「Digital Photo Professional Express」が発表された。DPPの基本機能を踏襲してタッチ操作でRAW現像ができ、発表時点ではVersion 1は無償で、次版以降は有償になる可能性があるとされた。8公式 キヤノンiPad用アプリ「Digital Photo Professional Express」を提供開始(2018年9月5日発表)

主な機能の変遷

DPP 4.0では現像と閲覧の両面で機能が増えた。現像では、8つの色域ごとに色を調整する機能と、ヒストグラムを解析して階調を自動補正する機能を新たに載せた。閲覧と選別では、2枚の比較表示、レーティング、約1万枚のサムネイル表示、400%までの拡大表示、条件で絞り込むフィルターに対応した。7プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、RAW現像ソフト「DPP 4.0」とリモート撮影ソフト「EOS Utility 3.0」

DPP 4.xのレンズ収差補正は、周辺光量、色収差、色にじみ、歪曲、回折の5項目をRAW画像に適用できる。補正の対象レンズはEOS Lens Registration Toolで登録する。9公式 Canon SingaporeCorrecting lens aberrations with Digital Photo Professional Ver.4.x

2020年には、PCの外のクラウドで処理する機能も加わった。3月のDPP 4.12.10で、EOS-1D X Mark IIIのISO 3200以上のRAWにクラウド上でノイズ低減をかける「ノイズリダクション(クラウド)」が搭載された。処理後に生成されるCIP画像ではDLO、回折補正、色収差補正が使えないため、これらは事前に済ませておく必要がある。10プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、Digital Photo Professional 4で"クラウド処理"を利用同年7月のDPP 4.12.60ではEOS R5/R6に対応し、深度合成機能の拡充、RAW動画の切り出し保存、速度優先モードへの対応が加わった。11プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、Digital Photo Professional 4の最新バージョンを公開(4.12.60)

競合ソフトとの比較

開発陣は、センサーから画像処理、レンズデータまでを自社で持ち、その開発データを最大限に生かせることをDPPの強みに挙げている。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー一方で、DPPが扱えるのはキヤノンのカメラで撮ったRAWに限られ、DLOもDPPの中でしか使えない。12レビュー Martin Bailey PhotographyQuick Look - Canon Digital Photo Professional Digital Lens Optimizer

開発の背景

DPP 4.0の全面刷新の理由について、2014年にDPPの開発・画像処理・商品企画を担当する3名が説明している。画素数の増加で処理時間が延びたこと、画像処理をさらに追求したいという要望、機能を積み重ねた結果として操作性の改善を求める声があったことである。処理が重いため64bit版だけに絞り、1フォルダ1万枚のサムネイル表示なども快適に扱える設計にした。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー発売時のレビューの計測では、等倍表示への切り替えにかかる時間がDPP 3の20〜30秒から5〜6秒程度に縮んだ。13レビュー デジカメ Watch(Impress Watch)新製品レビュー Digital Photo Professional 4.0

開発陣によれば、従来はカメラの階調を忠実に再現する方針が強かった。しかし雲の階調が再現できないという指摘を受け、DPP 4ではハイライトスライダーのアルゴリズムを刷新し、ガンマの自動調整を加えた。PCではカメラより処理に時間をかけられるため、解像感を保ったまま強めのノイズ低減や偽色低減ができ、カメラでは信頼性の面から使っていなかったレンジ外のデータも積極的に活用しているという。DLOは処理が非常に重く、すぐにカメラへ搭載するのは難しいとも述べた。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー

利用者の評判

国内の解説記事と海外のレビューは、ともにDLOをDPPならではの長所に挙げている。収差を取り除くだけでなく、絞り開放や絞り込みによる画質の低下を補正で抑え、解像感を高められるという評価である。一方で、どちらもDLOが対象となるキヤノンのレンズでしか使えない点を制約に挙げている。14レビュー GetNavi web【お手軽RAW現像】キヤノンDPP4の使い方【上級編】

評判の出典

3件

内容の確認日: 2026年10月22日