シグマ dp2 Quattro 作例

2014年2月13日発売

dp2 Quattroの仕様

dp2 Quattroは、2014年6月に発売された45mm相当の単焦点レンズを持つAPS-Cカメラである。新世代Foveonセンサーは、3層の画素密度を変えることでデータ量を抑えながら解像度を高めた。一方、横長で後方にグリップが張り出すボディには、増大した処理回路と熱源、大容量電池を配置し、画質を優先する設計判断が表れている。

シリーズ
dp Quattro
位置付け
新世代Foveonを最初に採用した45mm相当のレンズ固定式APS-C機
先代
DP2 Merrill
ライバル
GR X100S

dp2 Quattroについて詳しく読む

投稿写真 300枚

慣れない三脚撮影に四苦八苦

慣れない三脚撮影に四苦八苦

CP+2015:SIGMA、山木和人氏「新製品について」紹介 https://www.youtube.com/watch?v=hmdwZkljDcY&feature=youtu.be これを聴くと、ゼロ・クワトロは夏頃?出るみたいです。はやーい、です。(^^; SD1は開発急いでますとか言ってますね。いつ出るか未定。 フルサイズに関しては、(将来はわからないけど)、やらないと。 それから、クワトロは事実上フルサイズであると、社長も言っております。 私もセンサーサイズの大きくなったメリル以降のフォビオンは、APS×3階建て なので、床面積としては事実上、平屋建てのフルサイズに全く同等であると 考えます。 最近は慣れない三脚撮影に四苦八苦しています。(^^; これはジャンクのスリック大型三脚(デザインプロⅡ)に、捨て値中古の マンフロット・ビデオ雲台に、ニコン1000ミリ反射レンズを乗せています。 三脚はガタが来ていて、いっぺんバラして再度締め上げようと思っていますが、 この時の撮影では、三脚と雲台の間に挟んだスペーサーから緩みがきていて、 撮った写真は殆んどブレがでました。 それでスペーサーに張ってあったコルクを省いて、金属同士が密着するように しますと次回の撮影ではブレは収まりました。 こんな具合で、ピント合わせは難しいしブレは発生するしで、三脚撮影の難しさに 往生しております。

三脚での撮影は・・・

三脚での撮影は・・・

三脚での撮影は・・・ http://pchansblog.exblog.jp/1523903/ こんな具合でかつては三脚不要論も出たことがあります。しかしデジタル カメラも最近のように高画素となると、やや以前とは事情が変わってきて いるみたいですね。 でも私は、画質云々だけで三脚撮影をみるんではなく、撮影時の充実感と いうことでも三脚撮影を見直してみるべきだと考えています。 三脚で撮影すると、手順をきっちりと踏まなければなりませんから必然的に 撮影は遅く、じっくりと考えながら撮ることになります。そのスピード感の遅さ が逆に撮影時の充足感や満足感となるのではないかと考えているのです。 手持ち撮影だとSD1Mなんかはすぐにバッファが一杯になり撮影がストップ してしまうのですが、三脚をきっちりと立ててマニュアルでピントを合わせて リモートレリーズで撮影となると、SDメリルでも十分にいけるわけです。 むしろ今のデジタルカメラの撮影が、あまりにもせわしなさ過ぎるという気が します。 三脚をあまり使わない人は、次々と別のカメラに目移りがするっていうのは、 私、当てずっ方で書きましたが、案外に当たっているんですかねー。(^^; そうだとすれば、三脚を使わない人は、撮影時にあまり満足感を得られずに カメラを使っているということにはなりませんか。 写真の満足感というのは、イコール画質の満足感とは同義ではありません。 写真は自己創作的な面があり、それはカメラやレンズのもたらす画質そのもの とは必ずしも直結しません。 写真とは自分が創造して作るものであるわけですから、そこには想像力も 湧いてくるし創作する工夫もあって、そういうものを実感しながら撮影に望む っていうことになるんでしょう。 もっとも私自身は創作力がないので、単純に撮影自体で充実感を伴った 余裕のある撮影をしていければなって思うだけです。 とにかくそういうこころの余裕を生むためにも、スローモーな三脚を使っての 撮影というのは精神的に大きなメリットがあるように思えてくるのです。 ただ、三脚の撮影にもデメリットはあります。それは三脚の大きさ重さだけ、 撮影者の歩く運動量が減ってしまうことです。 それから三脚は完全なアナログ製品でして、フィルム時代もデジタル時代も 関係がありません。カメラも現像機もデジタルコンピューター式になってしまい ましたが、唯一、三脚だけは昔も今も変わっていませんね。 三脚を組み立てている時、しまう時っていうのは、コンピューターのボタンを 押すだけっていう、今の時代からはかけ離れたアナログ的な時間感覚がある ようです。 それから三脚にカメラを乗せている間というのは、カメラの重さから全面的に 開放されるわけで、その身軽な開放感というのもいい感じですね。 まあ、こんなことはフィールドで三脚を使って撮影されている人には当たり前 のことなんですが、三脚に疎かった私自身には新鮮な感覚でした。 この瀬戸の夕暮れを撮影している時、カメラマン氏が3人ほど訪れました。 みなさん三脚を使っているわけで、しかもご年配の人ばかり。なになに写真 クラブに入って写真を趣味としている方には、三脚撮影は当たり前のようです。

ステー付き三脚

ステー付き三脚

600ミリズームを乗せようとなると、必然的に大型プロタイプになります。 今はカーボンが主流なのでスチール製(正しくはアルミ製のスチルカメラ用) はわずかしかカタログに載っていません。ネットで調べると、 スリックならば、Nシリーズ、ベルボンならばマーク7。 国産ではこの程度みたいです。 なお、スリックにはステー付きの特注大型タイプのものもあります。 ステーがあるので剛性感はハンパじゃないてすが、さらに重くなります。 ステー付き三脚と言えば、マンフロットにもありますね。 マンフロットのサイトを見ると、分類としては「スタジオ用」としていますが、 野外でも問題ありません。 だだし野草の接写など低い地面の撮影はできません。 スタンディング専用の三脚という意味でスタジオ用としているのでしょう。 ステー付きは頑丈なだけでなく、足を広げるのが素早く、設置しやすい という大きな利点があります。 さらにアルミ製だと留めがワンタッチレバーのが多くありますから、便利 この上なくて、私がメインに使っている中大型三脚はそのステー・ワンタッチタイプです。 このステー付き三脚を使う人は少数派だろうと思うのですが、一旦使うと あまりにもの便利さに感激するはずです。 マンフロットの製品は、私は雲台だけしか使ったことがないのですが、 作りは無骨でも実質本位で実用性能に優れています。そして値段も安い。 それから、大型アルミ製三脚は新品で買うのはもったいなくて、中古で 探すほうが格安で手に入ります。キタムラネット中古とかマップカメラとか。 しかし見てみると、もうカーボンばかりですね。

GPS記録装置

GPS記録装置

ニコン用のGPS記録装置、GP-1を取り付けた状態です。 中古で格安に店頭に並んでいましたので、つい買ってしまいました。(^^; 旧型製品ですが、最新のはGP-1Aですかね。(こちらはカメラの方位情報 も記録してくれます) フィールド写真を撮っていると特に強く感じるのは撮影の位置情報です。 後でクーグルマップで調べても撮影場所が何処だったのか探しだすのに 四苦八苦しますから。 室内で試しに撮影してみましたが10メートルくらいの誤差しかありません。 かなり正確ですね。ただし山の中の谷ではGPS衛星を上手く捉えることが できるのか。それはちょっと怪しいかな。でもたまにでも記録できれば それでOKですからね。 GP-1のトツプライトが赤だと衛星が捕らえられていない状態。これが緑 になると記録OKという具合です。むろん赤ライトでも撮影はできます。 GPSの位置情報はニコンビューで簡単に地図上で位置決めしてくれます。 http://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2008/12/12/9829.html http://review.kakaku.com/review/K0000485388/#tab 価格コムを見ていると、カタログには対応機種とは謳っていないD600でも 使えるとわかり、早速試すと大丈夫でした。D800でもOK。ただし最新の GP-1Aと違って撮影の方位情報はありません。 欠点はやや大きくて、高価であるということ。 とにかく便利なアイテムであることは確かで、写真とネット(グーグルアース) との結合という意味で、デジタル時代なんだなあって思いました。 撮影場所の経度と緯度、そして標高、さらに衛星からの正しい撮影時刻も 記録されます。 カメラの設定時刻のいい加減な私としては助かるというか。(^^; GPSに関してはスマホの方が進歩していて、GPSロガーという機能を使えば 自分が動いた足跡まで記録してくれます。 専用品としては、こういうのを持てばいいんだろうけど、めんどくさいしね。 http://www.sacnoha.com/?p=1246 GPS機能が最初からデジイチのカメラ内に織り込まれているのは、キヤノン 6DとかニコンD5300でしょうか。 将来的には、カメラにはGPS機能が備わっているのが当たり前の時代に なるのは間違いないでしょう。 まあ、シグマのカメラには全然関係がない話なのだけど、シグマにも、 こういうのを望むのは最初から無理というものでしょうか。 しかし、シグマにもこういうの、あればいいよねえ。(^^;  画質だけ立派に記録するのが写真だ、という具合にはなくなりつつあるよう に思うのですが。というか、カメラのエグジフ情報の必須の一つに加える べきものになるのでしょう。

dp2Qにテレコンバージョンレンズ装着

dp2Qにテレコンバージョンレンズ装着

クワトロ方式は、単焦点コンデジだけに突起した、特別なスペシャルモデル だったという可能性はあります。 2000万画素のブルーと500万画素のグリーン・レッドを同じ階層素子の中で 分離して再度組み合わせているのですから、素人には想像もつかない大変 ハイテクニカルなことをしているみたいですから。 しかし次期SD1がどのようになるのか、常識的に言ってクワトロ方式を採用 するしかないわけですね。それにdp2Q発売から半年たっているわけですから、 私が指摘した問題は既に解決済みっていうところかも知れません。 例えば最近のdp1Qではワイドコンバーションレンズを着けても大丈夫かもしれ ません。 ただ半年前は、このレンズ特性が変化するとクワトロはシャープに解像できない という問題は未解決だったのではないでしょうか。 それでこの問題の解決に目処が立ち、それでSD1次期モデルについて言及 できるような、現在の状況になったのだろうと思われます。 考えてみれば、完全に技術が未解決のままで、dpクワトロを発車したのですから 博打みたいなもんです。こういう、平気でパイロットモデルを出してくれるのが シグマの良いところです。(^^、下手をすればレンズ交換式のSDを出せなかった 可能性すらあったわけで、ジグマの博打的企業精神には感動をしております。 とまあ、想像で勝手なことを書いておりますが、どんな企業も最先端の技術に 邁進しており他社に一歩遅れれば淘汰されなねない厳しい世界でやっている わけですよね。こんなことは当たり前のことかもしれません。 この写真はワイコンではなく、テレコンバーションレンズです。オリンパス製。 大きくトリミングしています。ワイコンとは違い問題は発生しておりません。 とすると、クーズアップレンズでも問題はなさそうです。

大きな疑問。次期シグマSD1は本当にクワトロ方式なのだろうか?

大きな疑問。次期シグマSD1は本当にクワトロ方式なのだろうか?

大きな疑問。次期シグマSD1は本当にクワトロ方式なのだろうか? この写真は失敗作なのですが、何が失敗なのかというと、ワイドコンバーションレンズを dp2Qに装着した事自体が、失敗だったのです。 DPメリル用にとワイコンを集めたのですが、特に優れているのはリコーGR用とニコンの デジイチのワイコンです。この両方共0.75倍の広角になりますから、DP1MやDP2Mでは 重宝して使っています。この写真ではニコンのワイコンを使用しています。 まあ所詮はワイコンですから、画面中央はピシッと写っても画面周辺では流れます。 これは致し方ないことですね。 ところが、この写真をピクセル等倍で見てみると、画面周辺ばかりでなく中央でもピシッと 来ていませんね。通常、ジグマの画質はピクセル等倍でもシャープに1ピクセルまで出るのが 当たり前です。しかしこの写真は、なんとなくもやがかかったような描写ですし、全体に ボヤーとしています。滲んだ感じすらあります。 こういうことは従来のシグマのカメラでは絶対にあり得ないことです。 この写真ばかりではなく、この日に撮った全ての写真がこういう感じです。カメラが壊れて いるのではなく、ワイコンを外したカットはいつもどおりシャープに出ているのですから。 dp2Qにワイコンを付けて撮影したのは今回で2回めです。前回もこんな感じでしたが、まあ 撮影条件が悪かったのかな?で済ましたのですが2度めとなると、やはり異常です。 私はワイコン初心者ではなく、かなりのワイコンやテレコンを集めて、ずっとDPメリルや 他メーカーのコンデジで使ってきたわけです。それでもこういう写りになるとは正直言って 信じられないという思いです。 どんなに安物のワイコンでも、中央だけはシャープに写るのがワイコンというものです。 それで、考えられるのは、クワトロというカメラは、ある特定のレンズだけに合わせて 特出した映像エンジンを組み込んでいるのではないかと言うことです。 ということは広角のdp1Qと標準のdp2Qとは微妙に違う映像エンジンを積んでいるということ。 それはレンズとセンサーとカスタマイズされた映像エンジンの3点セットですね。 そうなってくるとレンズ特性の違うワイコン装着のようなことをすると、画質は破綻するわけ ですね。ワイコンが駄目ならば多分クローズアップレンズ装着もだめでしょう。 事実、DP2Mには専用のクローズアップレンズあるのに、dp2Q用には何も出ていません。 もっと言えば、レンズ交換が当たり前のレンズ交換式カメラでは、クワトロ方式はぜんぜん 対応できないということになるんです。それからdpにズームレンズも駄目でしょう。 そうなってくると、だんだんと謎が解けてきたというか、なぜクワトロはSDカメラではなくて DPシリーズが先に出たのか、またSDの噂がぜんぜん出てこなかったのか。 それから今回でもシグマ社長はインタビューで、dpクワトロに、レンズ交換方式も、ズーム レンズも出さないと、出すのは単焦点レンズだけだと、きっぱり言っていることからも 分かろうというものです。 クワトロ方式のカメラは、レンズとセンサー/映像エンジンが高度に一体化した特殊なカメラ であるということではありませんか? まさしく超デジタルカメラという雰囲気です。クワトロ に比べるとメリルなどはアナログカメラという雰囲気になってしまいます。 こういうことを言っている人は、今のところ私一人です。(^^; 間違っているかもしれないから ちょっと皆さんも考えて頂きたいと思ってます。 それでもし、ニューSD1がクワトロではなく従来のメリルセンサーであっても私は何ら構わない と考えています。むしろメリルを漸次改良したものである方が、私としては望ましいとすら 考えています。なぜならばあの素晴らしいメリルが1世代だけでなくなってしまうには惜しい と考えるからです。 しかしシグマが2つのセンサーを同時にリリースできるのでしょうか? SDのようなレンズ交換式カメラでも、クワトロ方式をやろうと思えば出来ないことはないで しょう。交換する全てのレンズ特性を覚えこませておけばいいからです。そしてそれぞれの パラメーターにしたがって随時映像エンジンを切り替えて動かせばよいのですから。 しかし言うはやすしで実際には至難の業です。1本のレンズでもピント距離によって特性は 違うし、ましてやズームレンズはどうするのだということ。 しかもそうなってくると適応するレンズは限られてます。最新のレンズだけってことになります。 参考 dpクワトロとクローズアップレンズ http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/labo/20140911_665968.html dpクワトロとクワイドコンバージョンレンズ http://clockmaker-jp.blogspot.jp/2014/10/sigma-dp1-quattro-gw3.html

スキャナーカメラ

スキャナーカメラ

カメラが既成品で、自分では作れないかというと、そうではなくて、やれば出来るんですね。 Weekend Project - スキャナーカメラ www.youtube.com/watch?v=EtZW_m3jUIs ジナーにスキャナつけて大判デジタル撮影 www.youtube.com/watch?v=VARjs1qOJLs 大判写真をソニーNEX3で分割撮影する方法 www.youtube.com/watch?v=SZMwTpTqoK4 特にスキャナカメラは既に相当なものが自作されていて、「スキャナカメラ」と検索してみれば 中にはびっくりするような完成度のものが作られているのがわかります。 既成品のスキャナを改造して作るスキャナカメラは、最初は欧米で流行ったのですが、 すぐさま日本でも出現し追い上げてきました。メーカーがやっているんじゃなく個人の篤志家が 趣味でやっているんです。 こういうところの底力や層の厚さを見ると、日本もまだまだ捨てたものじゃないっていうか、 そもそも幾ら中国や東アジアの新興国が追い上げてきても、彼らはモノマネ以上のことが出来 ないというところがあります。無から有を作ることのできる本当の生産力・創造力というのは、 もしかすれば欧米と日本だけしか無理なのじゃないかと思っています。 東アジアなどの新興国がやっているのは、言わば再生産力ですね。既に創造されたものを 大規模にコピーして再生産すること。それなのではないかということです。 もちろん、こういうようなスキャナカメラは、もしメーカーが作ろうと思えば朝飯前でしょうけど、 売れないから作らないんですね。しかし面白いことに、CCDセンサーでベイヤー配列なんかとは 関係なく3色CCDラインで撮れるし無論ローパスなどはない。原理的にはCCDのフォビオンという 感じですね。

Camera Profile

dp2 Quattroについて

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

シグマは2014年2月10日、dp1・dp2・dp3 Quattroの開発を発表し、CP+2014で動作機を展示した。この段階では価格も発売日も未定であり、新しいセンサーと外形を先に披露する発表だった。1プレス デジカメWatch新世代Foveon X3センサー採用のdp Quattroシリーズ

最初に製品となったdp2は6月27日に発売された。2レビュー 価格.comSIGMA dp2 Quattro レビュー評価・評判 6月12日の発売決定時点でも、広角のdp1と中望遠のdp3の日程は未定で、3機種が同時に店頭へ並んだわけではない。発売決定記事が示した市場想定価格は税別11万円前後だった。3プレス デジカメWatchdp2 Quattroの発売日と価格を決定

ラインナップ上の位置付け

dp2はQuattroセンサーを最初に採用し、シリーズの標準域を受け持った。開発発表時の構成は、dp1が28mm相当、dp2が45mm相当、dp3が75mm相当であり、レンズ固定式のまま画角を選ぶシリーズである。1プレス デジカメWatch新世代Foveon X3センサー採用のdp Quattroシリーズ

23.5×15.7mmのセンサーに30mm F2.8を組み合わせ、最短撮影距離は28cm。幅161.4×高さ67×奥行81.6mm、本体のみ約410gという外形で、3型約92万ドットの背面モニターを備える。BP-51電池使用時の撮影可能枚数は、公式仕様では25℃で約200枚とされる。4公式 シグマdp2 Quattro 製品情報・仕様

画素数は数え方を区別する必要がある。有効約2,900万画素は3層の合計で、トップ層は5,424×3,616画素、中間・下層はそれぞれ2,712×1,808画素である。JPEGのSUPER-HIGHは画素補間による7,680×5,120画素の出力であり、RAWの画素数を約3,900万に増やすものではない。4公式 シグマdp2 Quattro 製品情報・仕様

先代からの進化

DP2 Merrillからの大きな変更は、各層の役割の配分である。Merrillは各層約1,530万画素、合計約4,600万画素だったが、Quattroは輝度情報を得るトップ層を約1,960万画素へ増やし、中間・下層は各約490万画素へ減らした。シグマが訴求した「3,900万画素相当」はベイヤー方式との比較による解像性能の説明であり、3層の合計画素数とは別の指標である。5インタビュー デジカメWatch新Foveonセンサーはカメラの解像力の概念を変えるのか

処理エンジンはTRUE IIIとなり、2ダイヤルや水準器、ケーブルレリーズ対応も備えた。書き込み時間にも変化があり、デジカメWatchが同一被写体をJPEG FINE/HIGHで撮り、SanDisk Extreme Pro 16GB Class10を使って各10回測定した結果は、Merrillの平均9.2秒に対してQuattroが4.7秒だった。これはシャッターからアクセスランプ消灯までの時間で、次の1枚を撮れるまでの待ち時間を示す測定ではない。6レビュー デジカメWatchSIGMA dp2 Quattro 機能編

レンズの6群8枚という光学構成は継承された。レンズ担当の幸野氏によれば、Merrill用の光学系の解像限界を計算し、Quattroにも十分と判断したという。鏡筒が太くなったのは、AF駆動部をボディ側から鏡筒内へ移し、AF補助光も組み込んだためであった。7インタビュー ヨドバシカメラdp2 Quattroの開発経緯について 3:レンズ

機能は発売後にも加わった。2014年10月23日のVer.1.03でX3Fのカメラ内RAW現像に対応し、撮影後の仕上げを本体でも行えるようになった。8プレス デジカメWatchdp2 Quattroがカメラ内RAW現像に対応

開発の背景

山木和人社長は、Foveon社と次世代センサーを検討した際の目標を解像度の向上と説明している。ただし3層すべてを高画素化すればデータが膨大になる。そこで、細かな明暗の情報を持つトップ層と、密度を抑えた下層とを組み合わせる構造へ進んだ。トップ層は青だけでなく緑や赤にも広く感度を持ち、そこから得る輝度情報と3層の色情報を演算して画像を作る仕組みである。9インタビュー ヨドバシカメラdp2 Quattroの開発経緯について 2:センサー

データ量を減らす工夫は、そのままカメラの小型化にはつながらなかった。山木氏によれば、高特性のAFEが4個、さらに前段に2Gbit、後段に4Gbitのメモリーが必要となり、回路規模はハイエンド一眼レフに近づいた。こうした電子部品を載せる面積が、ボディの大きさを決める条件となったのである。10インタビュー デジカメWatchフォトキナ:シグマ社長 山木和人氏インタビュー

デザイン担当の森行氏は、熱源をセンサーから離すこと、大容量電池を収めること、保持性との釣り合いを取ることから横長の配置を選んだと説明する。外形を先に小さくまとめるより、撮像と処理に必要な部品の配置を優先した形である。5インタビュー デジカメWatch新Foveonセンサーはカメラの解像力の概念を変えるのか

社内には大型化を心配する声もあったが、画質を優先する判断は維持され、最終的なデザインの決定まで約半年を要した。操作系もプロやハイアマチュアを意識しながら、入りやすさを考慮したという。担当者が重視したのは機能を増やすことより、写真に集中して扱える操作であった。11インタビュー ヨドバシカメラdp2 Quattroの開発経緯について 4:UI・デザイン

最初の搭載機にレンズ固定式のdpを選んだのも、画質のための選択だった。山木氏は、ボディに起因するショックを避け、専用レンズで周辺まで解像させられることを理由に挙げている。12インタビュー ヨドバシカメラdp2 Quattroの開発経緯について 1

開発者はさらに、固定式なら個体ごとにレンズとセンサーを正対させて出荷できる点を説明した。一方、EVFは検討したものの、新センサーと新処理系の開発に加えると期間が延びるため見送った。大型プリント向けのSUPER-HIGH JPEGも、こうした解像性能を直接出力するための機能であった。5インタビュー デジカメWatch新Foveonセンサーはカメラの解像力の概念を変えるのか

初期の画像処理には、必要のない場面で色ノイズ除去が働く問題もあった。2014年9月のインタビューで山木氏は、最新版ファームウェアで解決したと説明している。新センサーとともに導入した処理系は、発売後にも調整が続いた。10インタビュー デジカメWatchフォトキナ:シグマ社長 山木和人氏インタビュー

利用者の評判

複数の専門媒体に共通する長所は、低感度での細部の解像と、単焦点レンズによる周辺までの描写である。一方、高感度ではノイズや色、細部の劣化が制約とされ、低感度中心の撮影に向くという評価で一致した。RAWとJPEGでは評価が異なり、実用上限の感度まで各媒体が同じ判断をしていたわけではない。13レビュー デジカメWatchSIGMA dp2 Quattro 実写編

暗所のAFには複数媒体が留保を示し、光量のある場面や静止被写体に適すると評価した。また横長のボディと後方グリップは収納や扱いの制約にも挙げられたが、保持性への評価は一様ではなかった。14レビュー Amateur PhotographerSigma dp2 Quattro Review

2026年10月1日時点の価格.comでは、集計対象22件の満足度が4.87、画質が4.96であるのに対し、バッテリーは3.11、携帯性は3.22だった。ホールド感は4.55で、後年の投稿を含む小規模な集計ながら、画質を高く評価しつつ携帯性や電池には留保する傾向が表れている。2レビュー 価格.comSIGMA dp2 Quattro レビュー評価・評判

評判の出典

5件

内容の確認日: 2026年10月1日

dp2 Quattroで撮った写真の話題

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