日輪を掲ぐ
三郷小倉の御柱より。
まず、これが一体どういう行事なのかを説明しなければなりません。
地区の人々は、未明、というより暗闇の時間帯から御柱に三日月と日輪を模した装飾を施す作業を開始し、
朝焼けの頃、木遣り(きやり。有名な諏訪の御柱でも知られる、木こりの掛声歌)と共に柱を立て、日の出を迎えます。
北ア山麓の、刺すほどに清澄な空気の中、木遣りと人々の白い吐息に和して昇ってゆく日月。
比類なく美しい、人々の営みであります。
いきなり、この日のベストショットとなります。
腹ばいアッパーアングルによるパースのかかり具合と、電線やリンゴの樹の枝といった要素、
ISO500・NR/OFFの粒子感が気に入ってます。
朝焼けの時間帯なので、RAW撮りカラー現像をしようか悩みましたが(一応、RAWとJpegの同時記録も出来ます)、
モノクロだからこそ伝わる清らかさがあると感じましたので、初志を貫徹しました。