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1   kusanagi   2013/6/13 00:56

グラフックボード、ビデオカード、ビデオアクセラレーターとか色々と名前が
付いているようですが、最近のグラフイックエンジンはCPUに劣らないほどの
高性能を謳っていますね。
グラフィックボードは写真をする場合には、実ははあんまり高性能なものは
必要ないと考えています。モニターの表示ピクセル数さえ出れば型落ちの
古いボードで十分ですよね。スピードも必要ないし搭載メモリも必要十分で
いいと思います。

ただ高性能である必要はないけれど、品質はできるだけ高いものが写真用
には相応しいですね。
私の場合は単純にボードを見て、搭載しているコンデンサーや抵抗器が大きい
ものがたくさん乗っていればオーケーっていう具合です。(^^;
それでスリム型のPCでは大型のビデオボードが刺さらないので、やはり幅広
の大きなサイズのPCが必要になってきます。
マザーボードには最初から後付ビデオカードが刺さらないものもあって、そういう
のは辛いですが、大きめの筐体にマザーボードも大きめっていうものであれば、
買って後で気に入ったビデオカードを着けてみるっていうことが可能です。

私はビデオカードを多分100枚くらいコレクションしています。古い規格のものは
最近にマザーには乗らないのですが、現規格のものでもジャンク屋でだいたい
2000円くらいのものを買っています。というか、2000くらいになると購入するって
いうことですね。
そういうのは、自作PCのパーツをマニアの皆さんが買って、古くなったので売る
っていうところでしょうね。サイズは20センチ×10センチくらいのものが通常です。
マックの絵が綺麗っていうことでマックを高い金を出して買うわけですが、それと
同等のウィンドウズ用のビデオカードが捨て値で売られていたりします。

パソコンの絵が綺麗かどうか正確かどうかは、モニターとビデオカードでほぼ決定
しますね。私は複数台のPCを昔から動かしているのですが、そのひとつの理由
は違った種類のモニターとビデオオードが試すことができるからなんですね。
もっとも写真の為だけのPCじゃないので画質が違うっていうのは単に遊びです。

PCも中古屋で完成品のものや自作パーツを安く買ってきて、それで動かしている
ものばかりですから、普通の人が新品を十数万と出して買う金額で5台くらいの
PCを買えたりします。
価格の安いPCでもビデオボードさえ変えられるものであれば大丈夫ですよ。
私の机の下にゲートウェイのPCの同型品2台あるんですが、1台は新し目のころに
4万円くらいで買って、もう1台は1万円もせずにジャンクで買いました。これはネット
専用のPCで、2台あるのはもしもの予備用です。
このPC、ミドルタワータイプのと言うやつで、大型のビデオカードが乗ります。
購入時にはビデオカードはついていなくて、マザー搭載のビデオボードで動いて
いたんですね。しかしそれでは画質が悪いわけで、れいによって千円から2千円の
カードをジャンクで買ってきて、もう何年も壊れることなく動いています。
たまに分解してホコリなどを取り省いたりしますが。

こんな感じでちょっと古い中古PCでも基本がしっかりしているものであれば多少の
改良で立派な写真用のPCに生まれ変わることができるんです。
デルとかもあるんですが、ちょっと規格が普通と違うので戸惑うことがあります。
私はウィンドウズ95の頃にPCを初めて、最初はNECや富士通やマックとか、高価な
完成品を買ったものの、その後は通販のデルとか自作PCとか中古PCばかり
ですね。
昔は高かったPCも、今は半年の型落ちで半額セールで売られていたりします。
そうそう、ショップモデルなんかもありますね。そういうのも購入したことがあります。
こうこういうのでパーツを選んで組み立ててもらうやつ。これだと最初から画像専用
のビデオカードを搭載てぎたりします。とはいえ新品はやはり高いですね。

知り合いに自作PCの趣味の人がいれば、相談をして中古品なりをみてもらって
ビデオカードを交換し、さらにHDDなども大容量のものに変えれば予算の何分の一
で十分高性能なやつが手に入りますよ。

私は10年ほどはパソコンオタクで過ごしました。最初に買ったPCは3日で壊しました。
3日めには再インストールですから、この記録は世界第何位っていうくらいだろうと
思います。一時は300台くらいのハソコンを倉庫に並べていました。馬鹿ですね。
今はもう、パソコンって面倒くさいわ、動いたら十分っていう感じですが、ひところは
時間があればパソコンをいじくりコンピュターの本や雑誌を読みでパソコン三昧でしたよ。
それでパソコンを1年くらいやってうっすらと気がつくに、パソコンというかコンピューター
の恐ろしさ凄さですね。それが分かってくると、これはコンピュターというのは世界や
世の中をガラッと変えるはずだと確信しました。

人間の階層が2分し、コンピューターを使う人間(さらにその人間を使う人間)と、
コンピューターに使われる人間、つまりコンピューターを中心にして上と下がはっきり
と分かれるだろうと思ったわけてす。
それとコンピューターがあれば誰でも同じ仕事ができるというか、機械が動かせる
ので世界の勢力図がガラリと変わってくるだろうということ。
この2つは見事に的中しましたね。
デジカメだって実はコンピューターなんですよ。だからデジカメに使われているだけ
の人間ってすごく多いんですよ。でも本人は気がついていないんですね。

とにかく、とっくに写真はコンピューター化していて、それで画像中毒症という名の
デジカメの下僕っていう人がほとんどです。でも当人はそれに全然気がついて
いない。今はそういう時代でしょうね。
それで写真を人間の元に取り戻すことができるのか、それとも画像依存症のままで
ずっと行くのか。その2つに一つの道しかありません。
それからネットというのも、まるっきりコンピューター世界なんですよ。コンピューター
独自の理屈て動いているわけで、そのレールに見事に転がされているのが
ネットユーザーというやつなんです。
写真もコミニケーションも、まずはコンピューターというやつを知ることから始める
べきですね。

2   kusanagi   2013/6/11 00:27

実験(2段24カットステッチング)
ちょっとばかり実験をやってみました。
シグマDP1とDP1Xの2台を使用。縦位置撮影の上下2段で、それぞれ12カット、
合計24カットでのステッチングです。
上段がDP1Xで下段がDP1の撮影です。つまりカメラ2台による同時撮影の
ステッチングですね。
広角レンズのDP1系同士ですから実験以上の意味はありません。
(将来的にはDP3でやりたいなあと考えています)

シグマSPPにて16ビットTIFF現像、アドビCS6円筒法のステッチングです。
撮影条件は最悪。ポツポツと雨が降り出すという空模様です。
撮影距離は5メートルくらいでピント。目測です。完全なパノラマでして
撮影半径は180度以上。270度くらいかもしれません。
左の道と右の道は、実は1本の直線道なのです。
花はゆらゆら揺らいでいて、繋がっていません。
上下のカメラは、それぞれやや上向きと下向きでセッティング。

人間の視覚を超えてしまっていて、これは果たして写真と言うべきかどうか、
やや戸惑うところであります。(^^;

3   笑休   2013/6/11 06:33

おはようございます。
ホタルのレイヤー重ねですが、最初はなんでこんなにホタルがいるのか・・・驚きました。
http://yuki-yamagichi.seesaa.net/index-2.html
EIZOのCS230はアマゾンで47800円でした。

4   kusanagi   2013/6/11 22:50

そーですね。あの手のホタル写真、ちょっとやりすぎという気がしますね。(^^;
ニコン板の「なべさん」の一匹ホタルの方が自然なのじゃないでしょうか。
しかしソフトを使ってのレイヤーの勉強にはなると思います。
フォトショップエレメントで出来ますし。

モニター、アマゾンがちっょと安いんですね。何時買えるかとうか不明ですが
今後の参考にいたします。(^^;
モニターもPCも写真としては地味ですよね。ネットのエクシブ情報には
何も提示されないのですし、外に持ちだして人目につくこともないからです。

PCモニターに映し出される画像は、写真と言えるのかどうか。
それとも単なるカメラファインダーの延長なのか。
私は、それはファインダーの延長であって写真ではないと考えていますが、
しかし写真のひとつであると言っても全然おかしくはないですね。

私が写真として正式に認めているのは紙であれフィルムであれ、モノに
なった状態で初めて写真だと思いたいからです。
何故ならば写真の大切な属性のひとつに記録という使命があるからです。
その記録の概念に電子データはあまりにも虚弱すぎると考えるからです。
記録としてはデジタル信号でなくて、やはりアナログなモノが強固です。

それはともかくとして、PCモニターの美しい画像は、立派にカメラファインダー
の一種として認知されるべきだと考えます。
ソニーのアルファ・シリーズのEVF(電子ビューファインダー)は液晶モニター
のフルHD並の画素数・画質だと言われています。下手な光学式ファインダー
よりも見やすいですものね。
そういうカメラ搭載のEVFと、PCモニターの垣根を隔てるものはないわけです。

高級なカメラを手にするひとつの誘因として、そのファインターが素晴らしい
ということが挙げられるわけですよね。それで皆さんフルサイズのカメラを
買ったりするわけです。
カメラのファインダーは、撮影のその場では威力を発揮するんですが、その
電子データを後で見ようとする場合には、カメラ背面の液晶モニターとか、
PCモニターになるわけです。
ですから、PCの外部モニターや、PC内部のビデオカードの性能というものは
とても大切だと言えるわけです。これを蔑ろにすると写真としては完成しない
というべきですね。

しょぼいレンズとカメラを使い、しかし緻密なRAW現像をして高性能なモニター
で見るのと、他方高級なレンズとカメラを使い、そして適当に現像して廉価な
モニターで見るのとを比べると、その違いっていうのは下手をすると後者の
方が劣悪になる可能性があります。
ツアイスやキヤノンが老舗のブランドならば、エイゾーやマックも、最早写真の
ブランドであるわけですよね。

5   Takaya   2013/6/12 05:06

Kusanagiさま
いつも、興味深い御考察読ませて頂いております。

>>ただこのフォーマットサイズ拡大というのは、日本人にはあまり向かないというか興味を引かれないものではあるようです。(^^;
はい、自身も同様に感じています、Foveon機を使っている事自体で既にマイナ-と言いましょうかマイノリティ-と言いましょうか・・・
その上にステッチですから、余計に輪を掛けて興味の対象からは外れるのではないでしょうか。

>>ステッチする画像を多くすれば画質が良くなるのかどうか。ちょっと戸惑っています。
円筒法以外での最終合成をお試し頂くのは如何でしょうか ?
既にお試しかも知れませんが・・・

>>自動処理の限界があるんじゃないかなって感じる時がありますね。
はい、自身も自動処理には限界があると感じています、現在では合成面の決定 (面付け作業) は自動ではなくほぼ手作業でやっています。
最終合成はフォトショップにおんぶに抱っこですが・・・ (^^;)

>>モノになった状態で初めて写真だと思いたいからです。
はい、いつか妄想画像を大サイズで出力できればと思ってはいますが、現実的にはなかなか・・・ (^^;)

笑休さま
モニタ-を新調されたとの事おめでとうございます、自身のモニタ-はEIZOのCE210Wですが、
時間経過と共に不具合がで出て来ていまして、新調を考えてはいるのですが埋蔵金などは出でくるはずもなく暫くはお預けです。 (^^;)

ご紹介のリンク先拝見しました、天体写真の合成でも擬似的に長時間露光をさせたのと同様の効果を得るためにこの手法が使われる様です、
実際肉眼の観察で目にするモノとは大違い (ギャップの有り過ぎ ? ^^;)ですので、見せる場合は (見て頂く相手にもよると思いますが)
まず説明をしてからでないと、その場に行けば同様のモノが肉眼で観られると誤解されるかも知れないです。

6   笑休   2013/6/12 06:13

TaKayaさん はじめまして。私も以前シグマユーザーでした。SD15が好きでしたMerillセンサーになったこと、バカ高い価格になった事で、ひいてしまい・・まだ復帰できていません。
このトラウマが消えるまで、封印しております。
kusanagiさん PCのほうも問題で、グラフィツクボードが色の心臓部なんで、PCの買い替えも検討しています。
現在使用PCは、女房が金をだしたので、安い事を重点に買っております。
嫁は仕様など、まったく関せず、価格がやすいのを選ぶんで、不本意ながら、現状に甘んじております。
モニター、PCはカメラ、レンズ以上に重要な部分だと思います。

7   Takaya   2013/6/15 05:57

笑休さま
はじめまして、ご挨拶が遅れました・・・m(--)m

>>バカ高い価格になった事で、ひいてしまい
実は、自身もそうでした、SD15の買増しタイミングを逸してしまい、SD1にタ-ゲットを絞っておりました所、アノ価格での初期発売・・・
未だ立ち直れておりません。 (^^;) よって未だFoveon機はSD14ダケです。


Kusanagiさま
PCと人間との関わりに関する御考察、大変興味深く読ませて頂きました。

>>もしかしてウィンドウズとマックのプラットフォームの違いなのか?
んぅ~Mac機とwin機でフォトショップで同様の処理をさせた場合で画質に違いが出る ? 自身ではその様な事例はありませんでしたが・・・
フォトショップ、ステッチの処理エンヂンアルゴリズムに何がしかの違いがあるとも考えにくいんですけど、詳細をご存知の方が御覧でしたら
是非コメントを頂きたく思います。

>>このことはイオスフルサイズではあまり感じなかったのですが、シグマAPSになって急に気になりはじめました。
はい、自身も同様に感じています。Foveon機が生成する画像dataは鮮鋭度がベイヤ-機と比べ高いので、この手の処理をかけた場合はそれが仇 ? となり
少しでも変形の類いを使うと、途端にその鮮鋭度を失ってしまうと感じています。

いろいろとお試しされている画像を拝見した限りではナニがしかの変形が掛かっているのでは ? と感じています。
自身がこの手の処理で一番気を使っているのは、極力変形をかけないでつないでいる事だったりしますが、その結果つながらなくなったりする事は良くあり
そういう部分はスポットで変形したりしてつないでいます。

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