吹き渡って

1   プゥ   2013/7/21 20:17

風の強い日に揺れる稲穂というのは以前から撮ってみたい被写体でしたが、これが意外と難しく、
遅いシャッターでブレを出してみても意外と揺れている感がありません。むしろ早い方がまだ雰囲気があるように思えます。
肝はどうやら葉に反射する「光」をどう撮影するか、のようです。
ですから、遅いシャッターだと反射部が暗部と混交してしまい、コントラストの低い、ただ揺れているだけの写真になるみたいです。
そういう理屈で、PLは完全にNGでした。

この写真は雲の多い晴天時にF11・シャッター1/400で撮影の写真を3枚合成したものです。
いまのところ、いろいろ試した中では一番見た目の印象に近い気がします。
山は、ほぼ雪解けの済んだ、常念岳や有明山で、鹿島槍ヶ岳まで入れてあります。

2   Nozawa   2013/7/21 21:45

プゥさん、今晩は。
 稲の葉が風で綺麗になびいていますね。
山陰の奥地で稲穂が出始めるのは、早く植えられた方でも8月の中旬以降とおもいます。

3   Ekio   2013/7/21 21:49

プゥさん、こんばんは。
風渡る稲穂の海というのは魅力的な被写体ですよね。
画面の中に風が流れているような臨場感を感じます。
ところでプゥさんが仰っている「合成」とは手前側の奥行きというか立体感を出すために処理されたということなのでしょうか?
(合成されたという形跡が見えないほど自然です。)

4   坂田   2013/7/22 01:39

プゥさん、こんばんは
緑の稲穂がじジグザグに波を打っている光景と風の音がイメージできるようです。

5   調布のみ   2013/7/22 08:38

プゥさん、おはようございます。
ちょっと強い風が左後方から右上へ、稲の葉が波打って・・・
彼方には重なり合う山々、気持ちのいい風景です。
葉が倒れたことにより緑の中に濃淡ができ、それが風を感じさせるんですね~。
合成しないと局所的になってしまうのでしょうか?

6   プゥ   2013/7/22 20:01

みなさま、コメントをいただきありがとうございました。
Nozawaさん
こんばんは。
そうですね、日本の語の使い方を間違えていました。正しくは稲穂ではなくて稲の葉、ですね。
Ekioさん
こんばんは。
今まで何度かトライしましたが、今回はまずまず満足のいくものが撮れたような気がします。
条件は、強風であること、晴天であること、日光がしっかり当たっていること、だと思います。
特に、日光の強さは最重要であると今回気づきました。
合成とは、DPPの「多重合成」で、単純な「重ね合わせ」です。
撮影時に合成もやってみようかという気持ちがありましたので、三脚に乗せて連写しました。
形跡が目立たないのはそのためと、シャッターを早くしたからかもしれません。
坂田さん
こんばんは。
ジグザグに触れて頂きありがとうございます。
この写真でもっとも表現したかったポイントです。一番手前の暗部が目立ちますが、一番気を使ったのは右上あたりのジグザグの描写です。
何百枚と撮影しましたので、この3枚の重ね合わせをチョイスするのにとても骨が折れました。
調布のみさん
こんばんは。
そうなんです、ブレより濃淡が重要らしいのです。動的なものを静止画で表現することのむずかしさを知りました。
考えてみれば、実際の見た目で最も印象的なのがその濃淡なんです。濃淡が移動していくことなんですねぇ。
合成はおっしゃるとおり、一枚だけでは局所的(しっくりくる言葉ですね、ありがとうございます(笑))になるためです。
そうかといって重ねすぎると濃と淡が打ち消しあってしまい、ただのブレ写真になってしまいました。
このシャッタースピードでは3枚がベストでした。

7   MacもG3   2013/7/22 22:53

最近、lightroomばかり使っているので多重合成なんてツールがあるのは知りませんでした。
なかなか面白い機能ですね。
このお写真も違和感が無く不自然さが無いのでうまく行ったのではないですか?

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