ここ2ヶ月ほど、写真撮影からは遠ざかっていて、もうしばらく撮影は休止しそうです。それで投稿写真
は過去に撮ったものばかりですね。
写真撮影を引いた分、読書に邁進しているのですが、2件ほど新たな関心と思考力にめぐり合うことが
できました。つまり写真と違って読書というのは、まったく自分とは違うパーソナリティを知り、その知見を
獲得することができるので、やはり読書というのは有益で必要かと感じました。
写真撮影は自分の体力の維持ですが、読書は智能の維持に欠かせないものと言えそうです。
体力と知力。この2つが人間には必要ですね。知力は意識力と言っても良いかと思います。自身の体力
維持だけではどうしても日常が尻すぼみになってしまいます。そこで活を入れるには、他者からの新しい
考え方を取り入れる必要があるのだろうと思いました。
話は変わります。
群馬県というのがあります。その群馬県ですぐさま思い出すのは、浅間山。活火山で昔は自殺の名所
だったそうな。私の若い頃は浅間山山荘事件というのがありました。それに関連して大菩薩峠事件という
のも。当時の過激派の赤軍派ですね。
そして谷川岳、ひところ山岳遭難死ナンバーワンだったそうな。
浅間山も谷川岳も山自体は素晴らしく、私も一度は訪れてみたい所です。しかしなぜか、不幸な印象が
纏わり着いています。
そしてもうひとつ、ジャンボジェット日航123便墜落事故の御巣鷹山です。詳しくはその御巣鷹山ではない
ようですが近くの尾根です。毎年、墜落時の8月12日近くになりますと、この事故が取り上げられます。
その事故で520名の方々が亡くなられました。
なぜかこのように群馬県というイメージに、苛烈死が着いて回るみたいなのですが、勿論、群馬県だけが
そうなのだというわけではありませんのであしからず。多分、活火山の地というのはそういうものなのだろ
うと思っています。
ところでこの日航123便墜落事故には謎が多いようですね。都市伝説とか陰謀論とかのレベルではない
疑惑が多々出ているようです。ネットでも簡単に見ることができますし、深く知りたければ書籍も数多く
出回っています。
日航機が群馬県に墜落したのは偶々です。少しずれていれば長野県や埼玉県の可能性がありました。
墜落地の群馬県上野村では総力を上げて捜索隊に大変な協力をされたとのことです。生存者を発見した
のは地元の消防団です。そして慰霊を祀られているのも群馬の人達です。
浅間山事件も谷川岳遭難も日航機墜落も、他所の人たちが群馬県で起こした事件や事故であり、群馬
の人達はむしろ被害者であったろうと言うことばかりです。
日航機事故に関しては青山透子氏の本が読みやすいです。
河出文庫から、
「日航機123便墜落 疑惑のはじまり -天空の星たちへ-」
「日航機 墜落の新事実 -目撃証言から真相に迫る-」
「日航機墜落 遺物は真相を語る」
河出書房単行本から、
「日航123便 墜落の波紋 -そして法廷へ-」
「日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす -日航123便墜落事件-」
「JAL裁判」
再び話は変わります。
生成AIの本を読み進んでいくにつれて、これはコンピーターという機械なんだけど、そのプロセスは
人間の思考法に似ているなって思い、また技術の進展自体も人間の思考の成長と類似しているような
気がしています。
そこで反面教師のようなして出会った本が、
新潮新書 宮口幸治著
「ケーキの切れない非行少年たち」
「どうしても頑張れない人たち」
SB新書から
「境界知能の子供たち -IQ70以上85未満の生きづらさ-」
考えてみますとこの問題は今の社会では大問題となるべきものなのですが、解決策が見当たらないということでなおざりにされている事柄です。現在の世界があまりにも高度化されて、人々の半分の人達には
生きづらい社会となっているのですね。
そこで今、正に出現しているのが人工知能であり生成AIです。これを使えば生きづらい人達が生きやすく
なるのか。それともさらに生き辛くなってしまうのか。私には分かりません。
知能は身長と同じで成長してからは伸びないと言われているのですけど、高齢者にとっては別の問題が
あり、加齢とともに知能を劣化させないようにする新たな課題がでできます。それに対処する解決策を
模索して行きたいなあと考えています。
IQは85から115までが標準とされていますが(IQ自体は100が平均値となるように元々つくられています)、
実際のところ、職種にもよりますが110以上はないと仕事がスムーズに行かないというところがありそうで
す。高度な仕事になりますともっともっと必要です。自分の知能に合わせた職業を選べればよいのですが
ついつい背伸びをしてしまうところがあります。
そして最近は何でも機械やコンピューターを使ってやりますので、標準に届かない人達の職場が少なく
なってきているのですね。そこで弾き出された方たちが、いわゆる引き篭もりの状態になっているのかも
知れませんね。そしてなんとか頑張れても、精神的なストレスを抱えてしまうようになっています。
そこで知能のハンディは体力で補うというのがありそうですね。そして知能を落とさないようにするには、
やはり「歩き」でしょうか。つまり健康度を上げるノウハウがそのまま使えるということだろうと思っていま
す。食べすぎや肥満は知能を落とします。睡眠不足も。体力をつけるには歩きだけでなく上半身の筋力も
大事です。
知能がさほど高くない人にこそ体力で補いたい、と言いたいところですが現実は高知能の人ほど運動に
励んでいて肥満ではありません。それで知能差による職業差と所得格差は開く一方です。
日航機事故への関心は、航空機事故の占星術をやっていて、この事故が典型的な飛行機事故の形を
していたからですね。飛行機事故は確率として他の事故よりも低い、などともっともらしい神話が言われて
いますが、それは統計の嘘でして、一番に死亡頻度確率が高いのが飛行機です。
獅子座と水瓶座に事故が多く、結果は激烈であり妥協がありません。
地図を見てみますと群馬県は日本の真ん中にあります。群馬、長野辺りが列島の中心でありフォッサマ
グナ帯に位置します。そして海から最も遠いというわけです。
こうしてみると日本列島は小さいですね。いつか写真機をもって全国を行脚したいと願っています。軽の
箱バンにのって車中泊をしながら各地を回ってみたいものです。しかしまだまだ仕事から離れるわけには
いかなそうです。