皆さんの美しい紅葉のお写真の中に投稿してよいものか迷いましたが、これも震災被害のひとつとして受け止めていただければと願います。
本日、どうしても行かなければならない事情で、震災以降初めて津波の被害を受けた場所の一か所を訪ねました。
仙台市の荒浜地区。私が以前、朝日やカップルを撮っていた場所であります。
お断りさせていただいたのですが、どうしてもということで出かけた次第であります。
上の写真は、かつて1,700名余りの方々が生活をしていた地区の跡地です。
私が立っている位置から向こう。ぴったりと軒を寄せ合った住宅地、その向こうに住宅地を海風から守る大きな松林、その先に海水浴場。
立ち入り禁止ラインから見えるのは、家一軒ない更地、林の面影もない細々と立つ松。
震災の時間、この集落におられたのはおそらくお歳を召した方々がほとんどではなかったのではないでしょうか。
早朝撮影の私の知り合いは、朝から散歩を楽しむ年配の方々がほとんどでありました。個々の地区の被害状況は公表されておりませんので不明ですが、皆さんどこかに避難されたことを祈っております。
下の写真は、地震・津波を受けた小学校です。生徒、教師の皆さんは屋上に避難し人的被害はなかったとのことでありました。
現在その小学校を保存したい地元の方々。早期に取り壊したい市側との対立した状況にあるとのことでした。
入力が進まず、言葉を選んで書いたつもりでありますが、失礼な文章があればお詫びさせていただきます。
コメントはしていただかなくても結構であります。
ただ、未だ被災地にはこのような状況にある所もあるということを、ROMされておられる方々を含め多くの方に現状を知っていただきたく投稿させていただきました。
最初にも書きましたが、現在の私の情報の発信方法は本掲示板だけであり、不愉快に思われる方も当然おられると思いますが、一読いただければ幸いであります。
なるべく多くの方に見て、読んでいただきたいと思いますので、図々しいですが上げさせてください。
読まさせていただきました。
時々YouTubeの津波画像をみて未曾有うの天災だと思いを新たにしております。
震災のその後の現実、実際に被災者と同じ地面に立ったという実感の
ある写真になっているかと思います。
新聞などの航空写真や俯瞰写真では得られない実体感の共有が求められますね。
歯抜けのようになった防災林、荒地に伸びる夏草。ここがかつて空き地
や田畑などではなく、人の住む住宅地であったとは全く思いも寄らないことです。
「美子へ」とあるのは、亡くされた妻や娘への呼びかけのようにも思えてきます。
「命がけで・・・」この言葉を、不覚にも私は長く忘れていました。
これから、肝に銘じます。
3.11は決して忘れない
あの津波の映像を見た人々は
早く元の状態に近いところまでなって欲しいですね
ウォルターさま
はじめて現地訪問されたようですが
どうか気をつけてください
コメントはいりません。写真、文章を読んでいただければと言ったものの、コメントを付けていただければ返したくなる性であります^^;
まして今回は初めてコメントを下さった方もおられますので、なおさらであります。
写好さん こんばんは
だめです(涙) 未だに津波はいけません。
これまでは、忘れていた奥尻や男鹿のものも思い出してしまう始末です。
特に男鹿は、一歩違えば私も津波の被害に遭っていたかも知れないだけに余計であります。
hxug@さん こんばんは
初めてコメントをいただいた方かと思うのですが、違いましたらすみません。
荒れ地にポツンと建つ小学校。実は妻の友人があの小学校に勤務しておりまして、屋上で子供たちと震えながら夜を過ごしたとのことでありました。
>「命がけで・・・」この言葉を、不覚にも私は長く忘れていました。
日常の生活では使える言葉ではありませんね。非現実的な経験をした方々だからこそ使える言葉だと思います。
本写真から何かを感じ取っていただけましたのであれば、投稿した甲斐があったのかと思います。
コメントありがとうございます。
F.344さん こんばんは
あの場所に戻って再建をと考えている地元の方はいないようであります。
内陸部に高速道路が走っており、そこで津波が食い止められたとのことで、皆さんその外に住居を移しておられる方が多いようです。
私は、また暫くは近づかないようにしようと思っております。精神的に良くありません。