清楚な春の語らい

1   シュガー   2003/5/4 01:31

北東北の山々にも春の日差しが注ぎ渡り、ブナなどの根回り穴が大きく広がりを見せるようになってきました。
残雪の消えた林床には、スプリング・エフェメラルと呼ばれる花々がようやく咲き誇り、足早に駆け抜けて行こうとしているようです。
奥入瀬渓流沿いの木々は、今芽吹きが始まりだしています。
ナラの木などの足元に光が注ぎ、ニリンソウが凛とした姿で語り合っているような表情を見せていましたので投稿させていただきます。

この度、はじめて投稿させていただきました。
はじめまして! シュガーと申します。
自分の世界の中にだけあった写真を、世の中に出して厳しさにさらけ出そうと思うようになりました。
主題が何もないと思える写真ばかり撮っているように思います。
抜け出したい、それが本音です。
厳しくストレートなご意見をお待ちしています。
よろしくね。

2   小林 義明   2003/5/4 21:47

ニリンソウ、可憐ですよね。
雰囲気はいいと思いますよ。画面の目を引くあたりの花にしっかりピントが合っているし。もし、インパクトを強くしたいのなら、広角レンズを使って、画面の中の花に大小の差を付けることですね。
あとは、木洩れ日などを使って、明暗で被写体を浮かび上がらせる方法もありますよ。

3   すずき   2003/5/5 02:18

はじめまして、僕もおじゃまさせてくださーい。
こちらのお写真の雰囲気は、僕もいいと思いますよ(^_^)。

小林先生も書かれていますが、なにかポイントになるモノを
画面の中に入れれば、また写真に力強さが出てくると思います。
形や並び方の面白い部分をクローズアップしても良さそうですし、
背景との兼ね合いで奥行き感や流れを表現できると面白いですね。

とはいえ、やっぱりこのままの雰囲気も良いですよ(^_^)。

4   シュガー   2003/5/5 20:54

小林先生・すずきさん ご丁寧にありがとうございます。
「感ずるままに撮る」ただそれだけをしていて、ねらいとなる物をどのように表現するかを深く考えずにいるようです。広角レンズ、明暗、クローズアップなど幾通りものことを考えるようにしていかなければと思います。
一年に一回のニリンソウとの出合いをもっと大事にしなくてはと!
現場では、「綺麗に咲いてくれてありがとう」と感謝の気持ちは忘れないようにしています。
今後とも、よろしくお願いいたします。

5   すずき   2003/5/6 00:11

こちらこそ、お返事どうもありがとうございました☆
「感じるままに撮る(撮れる)」というのは一種の才能だと
思いますので、そういうところは大切にされてください(^_^)。
僕なんかは感性みたいなものが足りてないのか、つい技術的や
理論的な方向に走ってしまうので気を付けないといけません。

被写体に対しての感謝の気持ちは大切ですよね。
メルヘンチックな話になりますけど(笑)、お花と友達になれた
ときには、たいてい気持ちの良い写真が撮れてますからね(^_^)。
その逆に「お作品モノにしてやるぜ!」とか思ってると全然ダメ。
ほんと、これは不思議なコトですけどあるんですよ(笑)。

6   シュガー   2003/5/6 01:26

すずきさん、ありがとうございます。
今回の撮影について・・・
車窓から今までに見たことのない白い花が見えたのです。新しい発見をし、大変感動しながら撮影をしました。国道沿いに群生していたものですから、足の踏み場をどうしようか悩みましたが一歩二歩ほど入れさせてもらいました。ゴメンねと言いながら。三脚を立てると花に傷をつけることなってしまい、手持ちにしました。caon EOS 10Dで絞り優先AE F3.5 評価測光 ISO感度100 レンズ焦点距離70㎜だったように記憶しています。

私は技術がないので、習得したいと思う方です。感じるままに撮るためにも。感じたものを表現する術は少しは持ち合わせていたいと思いますが。まだまだ、勉強不足です。

「お花と友達になる」いい言葉ですね。私は、今年も咲いてくれてありがとうと言いながら山野草と友達になります。

すずきさんのお写真を投稿してくださいますように!!
お待ちしております。

7   すずき   2003/5/6 02:29

僕も技術があるとはいえないですけど(^_^;)、とりあえず
いま程度になるまでにも、たくさんの失敗を重ねてきました。
あぁ....デジタル一眼と新しいパソコン欲しいなぁ(笑)。

僕が読んだ中でオススメの本は、小林先生の『花の写真術』と、
田中博先生の『花撮影のレンズワーク』がとても分かりやすいです。
実は僕が写真を始める切っ掛けになったのが『花の写真術』で、
この本との出会いがなければ写真をやってなかったでしょう(笑)。
そして壁と直面した時に出会ったのが『花撮影のレンズワーク』
で、この本のおかげでレンズの活用方を学ぶコトが出来ました。
どちらの本も本当に勉強になりますので、もし書店で見かけしたら
試しに目を通してみてくださいね....って、宣伝しちゃった(笑)。

ちなみに海野和男先生の『海野和男とクラシックカメラ』という
本では、そのまんまクラシックカメラへの興味を....ばた(笑)。
写真は楽しいですね〜♪

8   シュガー   2003/5/6 22:48

すずきさん またまたご丁寧なお返事をありがとうございます♪
早速、本を注文しようと思います。そして、以前に読んだCAPAの「花の写真表現術」という本を取り出して再勉強しています。勉強は繰り返さないと身につかないようです。いいチャンスとなりました。ありがとうございます。
確かに、写真は楽しいですね。私は我が家の庭の花のマクロ撮影から写真を始めました。加えて、自然の中に埋没しながら過ごすために、毎週山に出かけるのが何よりの楽しみになっております。ファインダーを通して、自然と親しむ!最高です。

9   すずき   2003/5/6 23:51

いえいえ、こちらこそお買い上げありがとうございます♪
・・・って、それはちょっと気が早いか(笑)。
それと、CAPAは僕も愛読してますよー。
CAPAと月刊カメラマンは毎月読むようにしています(^_^)。

毎週山ですか、いいなぁ〜。
山は好きなのですが、車もないので近場での撮影がほとんどです。
今日も近所の花壇で撮影をしてきたのですが、道路に面している所
だったので車がくるたび突風が....しかたないですけどね(^_^;)。

そういえば僕はファインダー越し以外にも触れ合いをしてますよ。
ある程度撮影していると煮詰まったりしてくるので、そういう時は
カメラを置いて、ちょこっと触ってみたり匂いをかいでみたり....
相手が木の場合などは抱き着いてみたりすると落ち付くのですが、
はためにはかなり怪しい行動だと思うのでお勧めはしません(笑)。

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