放浪中 (^^;)

1   kusanagi   2013/6/27 00:00

バイクのことは無知ですが、そもそもバイクは車輪の遠心力でもって、
直進性能とバランスを保っていると思うので、小さなバイクでは車輪の
遠心力も不足し、またホイールベース短いので、直進安定性は乏しい
ように思われます。しかし手慣れたバイクが一番安心ですね。(^^;

バイクでも四輪でも一番怖いのはパワーのある車でしょうか。
ビックパワーの車は、その車体重量/パワーの大きな慣性力に対して、
もし制御できなくなると、そのまったき物理法則に従うままになります。
もうその時は遅いっていうことになりますか。
特にバイクの場合はライダーの体格との相性がありそうてす。ある程度
の身長と体重がなければビッグバイクはカーブすらも曲がれないことに
なります。

バイクなり自転車、そして車があるからこそ、写真は楽しめるっていうこが
言えますね。自家製の車がなくても公共機関を利用しますよね。
もしもそのような移動手段がなければ、写真の楽しみは半減するどころか
撮影をする意欲すらなくしてしまうでしょう。
とは言え、最後の移動手段は、やはり自分の足です。山の麓までバイク
でいって、その後は歩いてカメラを持って写真を撮るっていう具合。
そういうことでは、A地点までは車という道具、そこからの目的地はカメラ
という道具を人間は利用していることになります。道具ということでは車も
カメラも対等な物だと言えますね。(^^;

「なにがしかキビシイ局面」・・・私も大昔にそういう経験がありました。
もし、その時に谷底に落ちていれば当然、今の私は存在していなかった
わけです。(^^;
四国の山は峻険で谷底までは百数十メートルなんてのはザラで、当時は
ガードレールなんてのもなく、そのワインディングロードをフルスピードで
駆け抜けるっていうことをしていたわけですね。今で言うところのドリフト
ですか、当時は逆ハンって言ってましたね。そういうのも駆使して。

常は自分の当時の愛車、サニー1200なのですが、その時は友人の車、
スカイライン2000ですね。友人を助手席に、私がドラバー席で駆けって
おりました。終日山道を走り回り、夕暮れくらいになったころ、それは突然に
やってまいりました。えーと、キビシイ局面ですね。(^^;
それまでの低速コーナー続きから、ちょっと見晴らしのよい道路に出て、
一気にフルスピード。100キロ近いです。
ところが次の緩やかな下り坂のカーブで前輪がジリジリとアウトに滑り出し
たのです。膨らんだカーブの外は谷底です。ガードレールなんてのはない。

その恐怖感というのは心臓が喉から飛び出るという形容がピッタリです。
タイヤがグリップを失い気味になり、強アンダーが出たんです。4輪とも
じわじわとアウトスライドですから、こういう場合は何も出来ないんです。
ただアクセルをすみやかに緩めてハンドリングで耐えるしかないのですが、
出来る限り大回りに、アスファルトのある最端部分をセンチ単位で見きって
走り抜けるだけなんですね。
幸いにカーブを曲がり抜けたところは部分的に2車線路になっていたので
助かりました。そこで思いっきりブレーキをかけスピンさせて止まりました。
ちょうど180度回転ですね。止めないと今度は山側に激突ですから。(^^;

スピン自体は怖くなかったのですが、ギリギリでカーブを曲がった時の
恐怖感は、その後自分で運転が出来なかったほどです。
後で考えると、日頃乗っている軽量車のつもりでパワーのある重量車を
走らせていたのが基本的な間違いだったこと。タイヤの負担が全然違う
ということですね。
でも凄いなあと後で思ったのは、スライドしながらも車をコントロールできた
ということ、その安定性の凄さに驚いたわけなんです。これは車の基本
性能が大変優れていたということでしょう。
滑り初めも直ぐに気が付きましたしね。これ少しでも遅れていたらお陀仏
でしたから。

異変を感じてからストップするまでは、ほんの十数秒くらいでしょう。
しかしその十数秒は十数分くらいに感じました。その間に考えたことは
車を不安定にさせないこと。繊細な操作を続けること。無論谷底には落ち
ないこと。そして絶対に諦めないということ。
そう、この絶対に諦めないことなんですね、大事なのは。これはもうダメだ
と思ったらそれで終わりなんです。そして恐怖感に打ち勝つこと。(終)

2   Takaya   2013/6/22 05:09

おはようございます。

Foveon機の撮影ではありませんが、話の流れ上ツ-リング繋がりという事で、ご勘弁願います。 m(--)m

3   kusanagi   2013/6/23 15:22

バイクのことは知らないのですが、このバイク、ちっちゃくて可愛らしいですね。(^^;
でも場所は大雪山ですからツーリングのスケールは大きいです。
そう、バイクツーリングと写真撮影は良くマッチングするように思いますよ。

4   zzr   2013/6/23 23:28

こんばんは。
バイク歴長そうですね。
リアタイヤをロード用に変えてますがどんな風に変わるんでしょう。。

5   Takaya   2013/6/25 04:26

おはようございます、コメント頂きありがとうございます。

バイクツ-リングと写真の関係ですけど、今まで日本各所に出没していたりします、ツ-リング先でいろんな方々に御逢いしましたが、
ライダ-さんが写真好きというケ-スは多いと感じています。 (^-^)
ツ-リングのライダ-さんかと思いきや、本職のカメラマンさんだった事が何度かありました。

放浪歴(北海道を含み)はおおよそ四半世紀、バイク歴はもう少し長いです。 (^^;)
この車両はバランスなのか ? 少排気量車故なのか ? フロントが暴れると立て直すのが非常に困難 (私の腕では・・・^^;) でして、
北海道では林道を走る事を前提にフロントだけブロックタイヤ (暴れると怖いので^^;)に変えました。
因に、リアタイヤは純正のオン、オフ、問わずのタイヤのはずでしたが、どっちかというとオン向けでして、林道では食い付きが悪く
前後輪でタイヤのタイプを変える事は個人的にはお薦め出来かねるかと・・・(汗)

私事ですが、この車両未だ現役で既にメ-タ-は一回転 (10万km) を超えていたりします。
80ccの2stエンヂンですから耐久性なんてたかが知れていて、その代わりといってはなんですがこまめにメンテナンスはして来たつもりです、
なにがしかキビシイ局面があつた場合、自身の危急に応えて (妄想を含み^^;) くれているのではないかと感じる事はあります。
ただ、これはバイクに限った事ではなく、カメラ、レンズ、機材等でも同様ではないかと感じています。(妄想を含み、意見には個人差があります^^;)

購入当初はセカンドバイクだったんですけど、現在はメインバイクになっています。(^^;)

6   Takaya   2013/6/27 05:16

おはようございます。

体験談ありがとうございます、昔ヤンチャだったんですか ? (^^;)
海外でツ-リングはした事がなく、もっぱら国内専門 ? なんですが、危ないと思った事は何度かあります。
ただ、マシンとか走りとかではなく、一番怖いと思っているのが「人間」と呼称される有胎盤類に属するほ乳類です。

7   Takaya   2013/6/27 16:32

連投失礼します、補足説明を少々・・・
走りがらみで、危ないと思った事例が全然なかったという事ではなく、コ-ナ-で突っ込み過ぎてグリップが耐えてくれなかったらそのまま、等々・・・ (大汗)
キビシイ局面、勿論走り関連もあるのですが、自身の場合は天候条件でのキビシイ局面の場合が多いです。
バイク乗りなら誰でも経験するレベルの事象だと思うので、事更書くまでもない事と思って書いていませんでしたが、不特定多数の方々が御覧になっている
と思われるので補足致します。

移動手段 と写真の関係、自身も同様に感じています、四輪と二輪の決定的な違いは運転者がなにがしかの事をしないと二輪は立ってさえいられない事でしょうか (^^;)
構造の違いなのでどうしょうもない事ですが、その辺りが写真と似ているなぁと感じていて、弛んだ気持ちでシャツタ-を切っても良い画にはならない事が多いですが
バイクも弛んだ気持ちで乗っていると、コ-ナ-を上手く曲がれなかったりバイクとの一体感を感じれなかったりする事があります。

8   zzr   2013/6/28 05:57

おはようございます。

kusanagiさま、ガードレール無しの場所でそんな事やってたんですか^_^;
高いトコが怖い私は読んでるだけで鳥肌でした。。
四輪は改造車の隣に乗せてもらった事があります。
スターレットの車体に4AG+チャージャーのもので運転者は草レーサー。
凄かったです。。
Takayaさま、私は自分の運転センスを自覚してるので無理な事はしないのですが二輪では何回か怖い思いをしてます。
人間は怖いですね。特にオバチャン系が。。
後ろについた時は直ちに追い抜く事にしてます^_^;

9   笑休   2013/6/28 20:18

こんばんは、皆様武勇伝をおもちですね。
私も、夜中に車で仕事にでかけ、中国自動車道なんて開通してませんし・・田舎の田んぼ道をひた走り
明け方・・きが緩んで田んぼにジャンプしそうになりました。
突っ込む・・と思いましたがハンドルきったら畔の端っこをしぶとく走りきりました
あきらめないのが大事ですね。

10   kusanagi   2013/6/28 23:24

ちょっと大昔の恥ずかしい話を書きました。
この話、他人に披露するのは初めてです。
今の自分の愛車は軽の箱バンですよ。雨露に濡れず丈夫に走ってくれれば
それでよしって言うところで。(^^;

オバちゃんバイク、邪魔だなって追い越した途端、スピード違反で白バイに
捕まったことがありましたっけ。くそっ、ババアめって。(笑)

私、田んぼの中に突っ込んだことはありませんが、知人に水を引いた田んぼ
の中に飛び込んだ人、また海の砂浜の海にジャンブした人、身近にいます。
二人共、運良く怪我はなかったのですが、車はオジャンでしたよ。

中高年ライダーの事故急増
http://baiku-sokuho.info/articles/8630.html
リターンライダーの増加が背景にあるみたいですが、最近買うバイクって皆、
ビックバイクでしょう。昔に乗っていたバイクとは違うので、カンが狂うのでは
ありませんか。
ttp://oshiete.goo.ne.jp/qa/7841897.html
適切なアドバイスばかりですね。

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