南軍兵士

1   Kaz   2013/7/13 14:11

カラーとモノクロの両バージョンを並べてみました。
こういうのはどちらの方が良いんでしょうかね。
昔の写真は白黒しか残っていないので、モノクロに
したくなる感じも大いにありますが、実際にはその時代の
人達の肌や服に色が付いてなかったわけじゃなし。
鮮やかなカラーの方が実際の姿を反映してるとは思うんですが、
やはり、モノクロの方が時代感を感じるし...
みなさんはどう思いますか。

2   stone   2013/7/13 17:29

こんにちは
騎兵の行軍ってとても恰好よいですね!
セピアとカラー、この二点どっちが好みかといえばカラーかな
セピアじゃなくモノトーンだったらモノトーンが良さそうに思います。
モニタの加減もあると思いますが、ちょっと赤が強いかなと。
右下の赤毛と黒毛のお馬さんの区別がセピア写真では判然としないのが残念な気配です。
全体的に色彩を感じにくい仕上がりと思います。

少年の騎馬作品はとても良い出来でした
こちらもあのクオリティで仕上がっていれば素敵になると思います。

3   kusanagi   2013/7/13 21:48

モノクロとカラー写真を、カラー写真の視点で論じても何も始まりません。
写真愛好家の9割はカラー写真から写真を始めたのであり、故にカラーの視点で
しか写真を考えられなくなっています。
若い時点で写真をモノクロから始めたという、今となっては極小数の人達だけが、
もしかすればモノクロ写真の意味を論じることができるのではありませんか。

こんなことを言えば身も蓋もないのですが、ちょっとばかり私の観点から言いますと
モノクロ写真の場合は、最初から色彩情報という考え方かないので、写真を観る
ことは、とにかくシンプルに直截になるようです。
まず、最初に目が行くのは人物の表情とか仕草だと思います。ここでは人間とか
馬とかですね。とにかく写っている主要な被写体に最初に目が行くんですね。
芝生とか服の色なんか最後まで無視ですよ。
人物を見て、さてこの人達は何をしている人なんだろう?って考えることから始まる
んでしょう。カウボーイ達かな、それとも騎兵隊かなって感じでね。

詰まりモノクロは、いきなり写真をその被写体の持つ「意味」から見ようとするわけです。
黒白写真の場合は、ああこのレンズは素晴らしいとか、発色が見事で夢心地とか、
構図が良いじゃないかっていう、そういう話は最初から最後まで出て来ません。(^^;
(シャッターチャンスが良いなあ、というのは黒白もカラーも同じですが)
ということは逆に言えば、カラー写真の眼というのは、写真をあくまで「画像」として
見ているということになるんじゃないでしょうか。

カラー写真は、写真の持つ意味を見て考えるのではなく、画像習得の段階で足踏み
をしてずっとそこに留まっている。それは女の色香に惑わされてその女性の本性を
見なくてすむ長い々々恋愛段階のようなものでしょう。(^^;
たぶん、そういうのがカラー写真の眼じゃないですかね。

それにしても、この比較写真、写真を考えるとても良い切っ掛けになりました。
馬と人物の力強さは圧倒的にモノクロバージョンですね。

馬上少年の話がでましたが、あの写真は圧倒的に少年の眼と仕草が良いんですね。
写真画像としてはハイキー過ぎて、もうちょっと芝生がでないものかと思ってしまいます。
しかしそんなことはどうでもよく、あの少年の存在感が素晴らしく出ているので優れた
写真となっているのだと思います。
Kazさんは人物スナップ写真のセンスがあるので、それで黒白写真を撮らせても上手い
んでしょうね。

4   写好   2013/7/14 07:42

凡人の私には大変難しいテーマです。
難しい理屈はわかりませんがどちらも素敵な写真に違いありません。
Kazさんご自身がどちらに重きをおいて見せたいかではないでしょうか。
ただ、私の場合一番記憶に残るのはモノクロです。
モノクロは色調の構成がカラーの写真より単純だからイメージとして残りやすいのかもしれません。
KazさんがUPされた少年と馬の写真などは生涯記憶として残るでしょう。
それでも自分のストックやこれからもですがカラーが主になると思います。
おこがましいですが「綺麗なものはより綺麗に」が私の目指すところですから。

5   Kaz   2013/7/15 13:31

stone さん、
この催し物に行ってあらためて感じましたが、南軍騎兵はカッコいい。
北軍の統一感よりも個性が感じられて良いです。
これが後の西部のガンマンたちの原点ですね。

27インチのモニターが安かったので思わず買ってしまったのですが
プリンター出力と見比べるとモニターの赤の方が強いようです。
セピアではなくグレイスケールバージョンも作ってみました。
そちらの方が確かに良いですね。 あとで投稿いたします。

kusanagi さん、
たしかに色が情報として必要な時もあるけど、作品として見る時に
邪魔になってしまう時はありますよね。
撮影する時も不要なものを削り取って部分で表現するのなら、
色というものを削り取って想像に任せるという行き方もありですね。
全部モノクロで撮るという思い切ったことは私にはできませんが、
これからモノクロの世界に嵌っていきそうな予感が...

写好さん、
どちらの重きを置きたいかは自分でも難しい選択ですね。
昔だって色はあったんだ、決して灰色の世界じゃないぞ、
って意志を示したいとか綺麗なカラーで残したいとか考えると
やはりカラーで投稿になっちゃうかな。
「綺麗なものはより綺麗に」はまっとうな考えだと思います。
モノクロでは表現しきれない「美」がありますから。

皆様、馬上の「少年」写真への暖かいお言葉ありがとうございました。

6   笑休   2013/7/15 19:11

白黒は光と影の濃淡の美しさを鑑賞する写真だと、個人的に思っております。
また、レンズの素性を吟味するには白黒のほうが、ハイライト、シャドーの再現性が良く判断できます。
素顔が美しい女の子は化粧しても美しい・・化粧おとせば・・誰??という人は・・この違いです。

7   Kaz   2013/7/18 11:34

笑休さん、
色に囚われないモノクロの方がつまるところ構図や陰影に
写真の出来不出来が左右されるので、モノクロにしようと
考えた写真を撮る時はかなり緊張しますね。
カラフルな写真でもモノクロだと煩いだけのものになりかねないし。
今後はすっぴん美人を目指すかな。(^^)

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