メーカー名 | SONY |
機種名 | NEX-F3 |
ソフトウェア | NEX-F3 v1.00 |
レンズ | ---- |
焦点距離 | 0.0mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/13sec. |
絞り値 | F0.0 |
露出補正値 | -1.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4571x3258 (4,024KB) |
撮影日時 | 2015-07-18 16:21:45 +0900 |
こういうの何ていうんでしょう、堰でいいのかな?
イギリスは国土の至るところに運河が張り巡らされていて、船で移動することが可能なようになっています。
運河は川のようなものと思ってしまいがちですが、川との大きな違いは、水平でないといけないということです。
そのため、場所によっては結構高いところを走っていたり、場合によっては運河が橋で道路を越えていくところすらあるくらいです。
しかし、どこまでも水平で行くわけにもいかず、時々地形にそって上がったり下がったりしないといけないところが出てくるわけです。
そういうのはパナマ運河で知られているので、イギリスでもどこかにはあるのだろうと思っていましたが、今日はそれを偶然見つけました。
ここは1つの堰の上と下の高低差が4mほど、それが4段にわたって設けられていて、見た感じ合計15~20mくらいの高低差があるようでした。
全体像は空撮でもしない限り写真におさめることはできません。
この写真に写っているとおり、堰本体も木製なら、左右の黒い巨大なバーも木製で、ここに鉄製の手動ハンドルがついていて、それを回してバーを動かし、堰本体を動かすという、とてつもなく前近代的な仕組みになっていました。
ただ、プールの大きさはどれもこの程度で、船が入ったらほとんど余裕がないくらいで、そこに堰を開けて水を猛烈な勢いで放出したら船は沈没するか破壊されるのは間違いないので、ゆっくり安全に水を入れる仕組みになっているのでしょうが、それについてはわからずじまいです。
管理のトラックが来たので、開けるところが見れるかと期待しましたが、堰が開けられることはありませんでした。
Ensinor MC Auto 1:2.8 24mm Macro @F22
このカメラはISO200が限界で、絞りを最大限に絞ってシャッタースピードをできる限り遅くしたのですが、本当はもっと遅くしたかったのです。
ところが、考えてみるとαと違ってボディ内手振れ補正がないので、これでも遅すぎ、ちょっとブレてしまいました。
手振れ補正なしでは1/13sどころか1/60s程度でもブレていることがあるので、αの手振れ補正がいかに効いているかがよくわかります。
右上に嫁さんが写り込んでいます。
長文失礼。夏休みの宿題にしたいくらいの大作になってしまいました、はあっ
ハル川や 堰の音にて 涼むなり
閘門ですね。ウィキ「閘門」で検索すると、イングランドの運河で船を運航させる閘門の仕組みが詳しく出ています。でも、スカイハイさんの説明の方が手触り感があって、こもお写真にはピッタリですね。
バリコママのカラフルな装いが地味な閘門風景に彩りを添えていますね。今回、バリコチビちゃんは?
スカイハイさん、今日は。
閘門のお写真始めて拝見いたします。
すごく凝った作りですね、これで良く運河の役目を果たすものだと関心いたします。
スカイハイさん こんにちは。
イギリスに運河が多いと言うのは、習った事が有る様な無いような。。^^;
木製のバーが歴史を感じさせますね。
ちなみに、日本みたいに水不足とかなったりする事あるんでしょうか?
同じ小さな島国、ちょっと気になりました。
スカイハイさん、おはようございます。
水門と言うと上下に動かすものしか頭になかったのですが、これは軸を中心に回転させるのですね。
「てこ」の理論で少ない力で回せるように工夫しているようですが、開閉の際は大変そうですね。
コメントありがとうございます。
「閘門」っていうんですか、聞いたこともない言葉で、出てくるわけもありません。。。
「運河」で調べれば出てきそうなもんですが、今回は改めて運河を調べようとは思いませんでしたし。
よくこんなもので4mもあるような水の水圧に耐え、なおかつ制御できるものだと感心しました。
また、写真には写っていませんが、この水門を開閉するための手動ハンドルは、本体やバーのごつさに比べてごくか弱いもので、歯車と梃の原理を使っているとはいえ非常に不釣合いな感じを受けました。
水の流れをコントロールするには、滑車なり歯車なりを使って、上に開く水門を造ればいいのでしょうが、船が通るようにするにはかなり高く上げなければならないと思うので、観音開きは理に適っていると思います。
このような古い技術遺産(というか現役のものも)を見ると、梃や滑車や歯車がふんだんに使われていて、さながら古くさい理科の実験室を巨大化したかのようです。
中学高校の理科で滑車なんか習って何になるのかと思っていましたが、昔は非常に重要な技術だったのがよくわかります。
イギリスは高い山がないため雪解け水に頼れず、山に森林もないなど、水資源という点では日本以上に不利な条件が多いですが、幸い(?)1年を通じて雨が多いため、水不足は比較的少ないと思います。
去年は、冬から夏にかけて記録的な小雨ということで、よくニュースで言っていましたが、かといって、それによって農産物がダメになったとか、どこかのダムが取水制限でどうのこうのとかいう話は特別聞きません。
逆に洪水はこのところ毎年のようにあり、地球温暖化の影響だと言われています。