【天】どこぞの星

1   スカイハイ@Κρήτη   2016/9/21 05:08

クレタ島の山に登ったときの写真です。
ゼウスが生まれたという洞穴からも程近く、「神々が住まう山々」と言われるのかもしれませんが、むしろそのイメージに近いのはペロポネソス半島の山で、こちらは地球のものとも思えないような風景でした。

クレタ島の西部の山で、今ちょっと名前はわからないのですが、地図で見たところではOmalosという村の近くの2133mのやつだと思います。
奥の高い山はそこから南東の2453mのやつかなと。

この写真は、2枚の写真を合わせてパノラマにしてあります。

クレタ島の山は、ハーブのタイムが雑草のように生えていて、歩くとすごくいい香りがします。
ここの羊はこのハーブを食べて育っているからか、全然臭くなくてめちゃ美味しかったです。
喩えていえば、鴨がネギ食って育ったようなものです。

2   SS   2016/9/21 20:43

kreteの「山や空」…とても綺麗に撮れてます 高校世界史でエーゲ文明とかペロポネス云々聞きましたが???。

3   スカイハイ@Κρήτη   2016/9/21 21:35

SSさん、ありがとうございます。

エーゲ文明とは、ギリシャの先史文明全体を指すようですね。
エーゲ海のキクラデス文明、ペロポネソス半島のミケーネ文明、クレタ島のミノア文明などがありますが、中でもいちばん栄えたのはミノア文明じゃないでしょうか。

今から5500年ほど前から2000年ほどの間栄えたものの、最後はエーゲ海のサントリーニ島の噴火による津波で滅び、アトランティス大陸の最有力候補になっているという話です。
しかし、実は滅びたのはサントリーニの噴火より後のことだという話もあり、その一撃で突然滅びたのではないようです。

ペロポネソス半島は、有力な都市国家スパルタがあって、アテネを中心とするグループと戦争になったのですね。
そちらのほうで有名なのだと思います。

私は世界史はとっていないので、かなりちんぷんかんぷんなのですが、ギリシャには行く機会に恵まれたので、ガイドブックをざっと見たという程度の知識は仕入れました。

4   S9000   2016/9/22 08:17

 青空でなければ、まさに火星みたい・・・といって、火星には
まだ行ったことなくて、来週行くとかの予定もないですが(笑)
 ハーブを食べて育った羊、ラム肉でも臭みがないというのは
すごいですね。それにしても「ネギ食ったカモ」とは面白い
たとえです。岡山の八塔寺で美味しいカモすきうどん鍋が食べら
れますので、またご案内したいですね。
 ところでオリンポス山という太陽系最大の火山が火星にあるらしいです。
火星に行くことがあったら、オリンパス機を持って撮影してこ
ようと思います(笑)

5   スカイハイ@Κρήτη   2016/9/22 20:18

S9000さん、

薄い大気と砂埃のせいか、マーズ・ローバーの写真で見ても火星の空は赤っぽいんですよね。
オリンポス山は火星にでっかいのがありますが、ギリシャ本土にあるのが本家でしょう。
ギリシャ神話で神々が住む山とされ、非常に神聖視されている感じです。
アテネに行ったときに登りたいとは思ったのですが、冬だったので無理でした。
ぜひ一度登ってみたいです。
英語では文字どおりMt. OlympusなのでOlympus機は必須でしょう?

タイムは肉の臭みを消すハーブなので、これを食べて育った羊が臭くないのは理に適ってる、かな?
それ以前に、あの辺りは牧草地もないし、ひたすら自然のハーブばかりで、そもそも肉の臭みを出すものを食べていないのかも知れません。
その羊の肉のグリルをメインに、羊のヨーグルトに地元産のハニーをたっぷりかけたデザート、そしてラキと呼ばれる地元産の蒸留酒を食後にぐっとやるのが代表的なランチメニューです。
うっかり地元の人の真似をして飲んでいると午後の観光にひびきまくるのですが、たまりまへんで。。。

6   masa   2016/9/24 07:09

蒸留酒「ラキ」と聞いて横から失礼します。

20年ほど前、エーゲ海に面するトルコの町イズミルへ出張したとき、「ラク」というブドウから作った透明な蒸留酒を飲みました。50度くらいあるかなりキツイ酒で、水で割ると非溶出成分が析出してカルピスのように白濁するのを面白がって飲んだものです。香りが独特で全く飲めない仲間もいました。
トルコ語では”rakı”と表示されますが”i”のように上に点がない”ı”は「ウ」母音で発音は「ラク」でした。スカイハイさんが飲んだ「ラキ」と同じかな、違うのかな?

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