小袖漁港にある石碑です。
テレビを見ないので知らなかったのですがドラマのセリフで流行語だそうです。
どういう意味か調べたらビックリしたという意味だそうです ^_^
小袖漁港、小袖海岸とは岩手県の北の方ですね。
東北は縦に長くて案外に横、東西には短いとい印象を受けました。特に短いのは鶴岡から仙台の
間ですか。一応蔵王の見える寒河江SAまで走ったのですけど、考えてみればここで東西方向の
半分の位置なんですね。ただしこのところは東北ではくびれのところで一番東西に狭いところです。
福島や岩手の位置となると東西方向も広いのですね。
岩手県は1県で、ちょうと四国から香川県を除いた広さの面積があると言われます。
東北はあくまでも広くて広大なのです。こちらで東北全土に匹敵しようかと思えば、四国に中国と
兵庫県を合わせたくらいの面積になるのではないと想像されます。
しかし現在では自動車道が発達し、車で走れば十分に東北を我が庭とすることができるようになり
ました。昔では考えられないほど移動と撮影には良い環境が整備されています。
高速道SAで貰った東北の地図には、福島の帰還困難区域がハッキリと示されています。
いくら東北が広いとはいえ、この区域も驚くほどに広域なのです。しかし考えてみれば東電の吉田
所長(故人)の言によれば、あの時、東日本壊滅の覚悟すらあっというわけで、現代技術の良きも
悪きもその影響力はスケールが大き過ぎるのです。
東日本が放射能によって壊滅していれば、帰還困難区域は東北全土に及ぶということであり、いや
関東もそうだったかも知れずで、間違いなく日本は消滅の憂き目に瀕していたでしょう。
幸いに東北は一部を除き無事であり、私も東北路を少しは走ることができました。正直言ってこの
程度で済んだことは幸いだったのかもしれません。
新潟市から道を東にとれば福島の地にいけます。途中、憧れの会津磐梯山・猪苗代湖も見ること
ができます。もし私の次の東北行きというものがあるとすれば、それは帰還困難区域がそれです。
リメンバーフクシマゲンパツ。日本人はこれを忘れてはならないのです。