領空支配戦闘機・カワセミ

1   S9000   2021/10/2 05:00

 アメリカ空軍が戦闘機に猛禽の名称を冠するように、猛禽はその領空を支配するものですが、カワセミもまたそのなわばりを死守する生き物であり、同族に対して戦闘をしかけてます。
 最近、よく出会うカワセミ君のうち一羽は、もう一羽と戦ってます。この一枚の、囲い写真は、スマホ写真二枚を入れ込んだものですが、向かって左のカワセミ君が、右のカワセミ君に間合いを詰めていき、甲高い鳴き声で威嚇しています。
 そして、最後にはドッグファイトに及び、追撃しておっぱらうことで、自らの縄張りであることを見せつける、の図。追われるほうはつらいところです。
 このドッグファイトが展開されている場所は閉鎖水域ですが、昨年冬は少なくともオス二羽、メス一羽が棲息していました。一度、オス二羽の冷戦を撮影したこともあります。
 今年は、今年生まれらしい二羽が争っています。ドッグファイトは3回目撃し、そのうち一回は、追い払った側のカワセミ君が、大きく旋回して自分の縄張りに戻ってくるところにも出くわし、レンズを向けました。残念ながらフォーカスは合わず(泣)

 ロープにとまっている、大きく写ったカワセミ君は、おそらくなわばりを支配している側のカワセミ君だと思われます。前回の秋から春先までこの場所を支配していた成鳥カワセミ君はどうしているのかな・・・

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