ミサゴ
Exif情報
メーカー名 NIKON CORPORATION
機種名 D800
ソフトウェア Capture One 6 Windows
レンズ
焦点距離 70mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/200sec.
絞り値 F7.1
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2048x1367 (1.41MB)
撮影日時 2015-12-03 23:45:33 +0900

1   kusanagi   2023/12/31 12:53

まず枝葉末節から。以前から気になっていたのですが、ディパッグ、バッグパックとは何ぞや?
リュックサックとはどう違うのか?ということで。
ネットで調べてみると、背負うカバンということでデイパックッグもリュック同じものらしいです。英語と
ドイツ語の違いくらいですか。デイパッグとバッグパックに関しては語源に忠実なバッグパックが先に
あり、デイが付くと日常に使えるものとして後から出来たものでしょう。

このバッグパック、本来はアウトドア派のものですね。それを日常でもファッションとして使える様にした
のがデイパックというものみたいです。
こういうアウトドアやネイチャー、自然派のブームが日常や都会にまで押し寄せたものに、自動車のSUV
があります。スポーツユーティリティビークル。米国西海岸のアウトドア派の若者が、サーフィンやキャンプ
などに便利だからと、車のタイヤを大きくし車高を上げ、さらに4輪駆動であればもっと便利ということで、
人気になったのがSUVなんですね。

あくまでもファッションですから、バックパックもSUVも都会の日常では能力を持て余しているわけですが、
そこは商売。都会向けに手軽なデイパックに、タイヤは大きいけど上に載ってるのはセダンという、ファッ
ションライクな車が大流行です。
スポーツタイプの自転車も、バックパック、SUV同様に米国からの流行です。荷台がないのでデイパック
との組み合わせは必需。今や世界中の人々アメリカンファッションを楽しんでいるということです。
そういえば写真ジャンルとしてネイチャーフォトというのもアウトドア派のアメリカンです。
そもそも写真やカメラ自体がアメリカから来たものですね。コダックです。ライカです。二コン・キヤノンで
す。これら全てアメリカ人が認めたからこそ全世界に広まっているわけてでして。

渡良瀬遊水地 と言えば、栃木県群馬県埼玉県千葉県が一所に交差するところにある利根川水系の、
そして歴史的にも名の知られた(足尾鉱毒事件)、知る人ぞ知る広大な遊水調整地です。ネイチャー派
にも有名であるんでしょう。野鳥なんかで。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%89%AF%E7%80%AC%E9%81%8A%E6%B0%B4%E5%9C%B0
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2d/Watarase_Retarding_Basin%2C_GSI_2021.jpg

この掲示板でもかつて二コン板で、お名前はもう忘れましたが、この渡良瀬遊水地の撮影を長期間に
渡って撮影をされていた方がおられました。栃木県の方だったかと記憶します。その写真群で私は始め
て渡良瀬遊水地を知った次第で、関東に行くならば此処は絶対に欠かせないと今でも思っています。
https://photoxp.jp/cameras/nikon-d800
https://photoxp.jp/cameras/nikon-d90
4つの県に隅っこどうしが接するところにあるので、あれは我が県ではない、と思っている県民が多そう
ですが、県民縄張り意識に囚われなければ、渡良瀬遊水地は北関東の中心地にあるわけなので、
4県民こぞって憩いの場としてほしいものです。地図でみれば池はハート型をしています。なんて可愛い。
とはいえ、渡良瀬遊水地とさらに広面積の無人地帯は栃木県にあるようです。消滅した谷中村もそう。
そして渡良瀬川の上流にある足尾鉱山そのものが栃木県なのですね。

写真には自分が眼についた私的日常をそのまま綴るというのがあります。スラムさんが典型だろうと
思います。そしてもうひとつ、作家的眼を持って意識的にひとつ処をテーマ性を持って追い続けるという
のもありますね。前出の渡良瀬遊水地を地道に撮影された方がそうです。
前者が私小説的な随筆とすれば後者は長編小説という具合になりますか。やはり閲覧者の記憶に残る
のは長編作家ですね。
この渡良瀬遊水地の投稿写真がこの1枚で終わるのかどうか。それとも続編があるのかどうか。ちょっと
気になるところです。(^^ゞ そうだ、タムロン500があるはず。

投稿されたお写真。ドンピシャのピント写真で、いつもと違い多少は絞って撮影されたのが分かります。
黒白写真は色がないのでやはりピントとシャープさは大事のようです。黒白写真では所謂レンズの味わ
いというものが出ませんので、正直、勝負はコントラストと抜け具合と解像感だけになりますね。
もちろん良いレンズは発色やボケ味だけでなく解像力等にも優れていますから黒白写真はレンズを選ば
ないというのではありません。高級レンズはやはり黒白を撮らせても優れています。
いや、黒白写真だからこそ本当のところは良いレンズが必要との思いが次第にして来ています。カラー
の発色情報の分量を黒白でカバーしようと思えば、究極には細部にわたる破綻のない描写が求められ
るからです。しかしオールドレンズでも最適絞りのスローシャッター(三脚)撮影をすれば驚くほどの高精細
な写真が撮れるはずです。こういう場合、レンズ中心部分であればレンズ価格の差はありません。
そうは言っても、今の人はカラーに慣れていて黒白写真の読み方を知りません。イメージの黒白写真で
あるのならば普通レンズとJPEG撮影で十分ですかね。

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