メーカー名 | PENTAX |
機種名 | 645D |
ソフトウェア | PENTAX Utility Ver. 4.40 |
レンズ | |
焦点距離 | 35mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/250sec. |
絞り値 | F7.1 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 250 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 7264x5440 (24.9MB) |
撮影日時 | 2020-11-22 00:29:13 +0900 |
もう偶にしか閲覧しないフォトXPですが、皆さん元気で写真を撮られていて頼もしい限りです。
写真撮影は確実に歩き運動になるので、私も是非とも続けたいと願ってはいるものの、個人的に
家のリフォームが切羽詰っていて、なかなか撮影の時間がとれません。
ちょっとシックハウスと言いますか、化学物質(過敏)症になっているみたいです。眼が疲れ、頭痛
が出て、皮膚も荒れて歯周病も少し、という具合。暑さのせいもあるのかな?って思いもしたん
ですが、やはり問題の部屋に入ると(締め切っていれば)、臭いがツンときますから。
これまでは窓と戸を開けていたので気づかなかったわけですが、エアコンを入れるようになり、
締め切ると部屋の異臭を感じるようになったんですね。
ファンを設置して常時、機械換気をする手もあるんですが(通常はこれです)、私は、先のことを
考えて、思い切って、異臭の発生源と思われる壁紙(塩化ビニールと紙の合紙)を剥がすことに
しました。
この壁紙は10年位前に張り替えたと思われます。それ以前は建築当時の布製の壁紙でした。
これはエアコンの設置跡の壁面で分かりました。ついでにエアコンのダクト穴から、家の壁の
構造も判明でき、こういうのは結構役に立ちますね。
部屋の大きさは11畳くらい。洋間で床のフローリングと吐き出し窓以外は、全て塩ビの壁紙を
貼っています。壁と天井と引き戸とドア。面積的にはかなりのものですが、これを全部はがす
わけですから、DIY作業としては大変で1ヶ月を見込んでいます。ほぼ半分はやれたかなっていう
ところで、正直、疲れました。(笑) でも作業はまだ半分。
塩ビのシートを剥がすだけでなく、糊の接着層まで綺麗に取り除かないといけないので、手作業
の雑巾掛けが重労働なんです。そして下地のベニヤ合板をむき出しにしています。
その後はどうするか。新しい自然素材の紙の壁紙を貼るか、問題のないニス製品を探して塗るか、
それとも下地のままにするのか。思案中ですがとりあえず大部分は、そのままにしようと思って
います。一部の戸やドアだけは試してみてもいいですね。
普通の人はこういうことはしないでしょう。せっかく綺麗に貼られている壁紙をひっぱがすなんて。
化学物質の異臭が気になれば空気清浄機を入れるか、ちょっと気の利いた人は換気装置を
入れるくらいです。(私も換気ファンは入れるつもり)
しかし私はリフォームの向学の為と、それから家自体にも塩ビのシートの内壁は良くないと思い、
それで異臭を感じた時点で壁紙の剥がしを決定しました。というか、実は最初から直感で、
壁紙の部屋は問題を抱えていることが分かってしましたので。(その他の部屋は問題があり
ません)
この直観力で自分の意思決定と行動を起こすのは、私のように4次元思考をする人間の特徴
でして、合理的科学的説明は後で行います。(笑) 4次元思考法は気が向けばそのうち書く
かもしれませんが。
そんな具合で家のリフォームで大変というか、写真の撮影をする時間がとれません。
家は、実際に自分で住んでみながら、ここはこう直したほうが良いとかが分かるのであって、
住む前から机上でリフォームをするのは不具合か多いです。リフォームも業者任せでは気が
通わずで、やはり自分でDIYでするのが一番です。
この夏のエアコン設置も1台は自分で設置し、あと2台は業者に依頼しましたが、下準備と
後処理は自分で行いました。完全に人任せにすると、ろくなことがありませんから。
この夏の暑さは異様なほどで、周囲の皆がそう言います。ここ香川は、日本一暑い県です。
夏場は湿気が高く、気温以上に暑く感じられる地域です。(周囲が内海なので)
断熱リフォームが中断していますが、来年の夏までにはやりたいですね。ひと夏過ごすと、
問題の箇所が炙り出されます。
少し落ち着いたら写真の撮影に出かけたいのですが、とにかく仕事と、私事に追われる
毎日でして余裕というものがないのです。写真撮影の願いが叶うのは晩秋になるのかも。
家のリフォームで分かったことてすが、日本人の美意識、つまり、
『見かけが綺麗でよければ、機能や健康を犠牲にしてもよい』
という美学は、衣食住という人間の基本にとって、かなりの悪影響を及ぼしていますね。
まかり間違えば日本民族を滅ぼしてしまいかねない事態にまで行くかもしれないと感じ
ました。
写真に於いても、徹底的に、この日本人の美学、本来の機能と健康をすら犠牲にする
という間違った美意識を排除しないと、本当の写真はできないと強く感じました。
日本の見かけ美は自滅の美学であり、もしかするとこの美意識のせいで日本は本当に
自滅するのではないかと思うほどです。
黒白写真はその点、最初から見かけ美のない写真です。機能だけは確りとありますが、
人目を引く見かけの美というものが排除された写真です。
そこにこそ、これからの新デジタル写真の時代をリードする決め手があるように思います。
ただただ綺麗で美しく、浦島太郎の龍宮城のような写真は、日本人特有の自滅絶滅美
の写真です。まあ、道楽趣味の日本写真が自滅しても構わないんですが、問題は
日本人の美意識が衣食住という基本にまで及んでしまっているという危機感が大切だと
いうことですね。
※撮影をしていないので、上げる写真がなく、仕方なく過去の撮影記録から。
アホみたいに大きなデータ量の写真ですが、とある街角です。1960年代70年代に建てられた
住居の街並みですが、その中に地蔵尊があり、その石の門が、古代の古墳の石室と同じなの
が気を引きました。1700年前の古墳時代と、少し前の現代が仲良く並んで街の光景となっている。
いかにも何でもありの日本らしいです。
地蔵さんの覆いはブロックで作られていて屋根はコンクリートスレート葺きです。おそらく周囲の
住居群と同時代に作られたようで、街並みに自然に溶け込んでいます。
道路地面は最近に、この地区が美観地区となりカラー舗装されたようです。舗装の色がまちまち
なのが楽しいですね。
あっ、そういえば、以前から街並みを撮影したいと願っていたのですが、このところの自宅の
リフォームで私も大分、住宅や建築の知識が増えてきました。やはり対象物に深い知識がないと
撮影しても面白くありません。もっと知識と技術を身に着けて街並みの撮影に出かければいいか
なって感じますね。
そういうのは野鳥撮影や自然の草花などの撮影でも同様です。ただキレイだから撮るのではなく、
皆さんは相当の知識と経験をお持ちで、そういう撮影に臨んでおられます。