震災後の援者たち
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 PowerShot S90
ソフトウェア SILKYPIX(R) Developer Studio Pro 5 5.0.15.1
レンズ
焦点距離 6.0mm
露出制御モード
シャッタースピード 1/636sec.
絞り値 F2.0
露出補正値 +0.0
測光モード
ISO感度 400
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 1350x1800 (1,159KB)
撮影日時 2012-10-19 06:32:42 +0900

1   ウォルター   2012/10/20 21:39

tenmeiさん こんばんは
稚拙な文章を読んで頂き及びコメントありがとうございます。
しかし、これがほとんどの人が知らない事実であります。

コメントは期待しておりません。
ただ、文章だけは多くの方に、是非読んでいただければと考えております。

2   ウォルター@涙   2012/10/19 17:17

こちらのオジサン。無理言って撮影させていただきました。
今日、金曜日。午前中で仕事をあげて、午後東京の自宅に週末休みに戻れるんだ。と嬉しそうに話しておられました。

このように沢山の方々が被災地に入って援けてくださっております。
で、皆さんもう気づいておられると思いますが、私、直接の津波の被災地の写真は持っておりません。未だに足を踏み入れる気になりません。

こんな書き込みをして、不快に感じる方も多くおられると思いますが、涙を流しなら話を聞き、当時の現状を皆さんに伝えるべきか否かを迷いましたが、真実のひとつとして伝えなければならないのではないかという思いに至りました。
不快に感じられた方はスルーされるなり、読むのを途中で止めていただいて結構であります。

今日、ある方から津波直後の深沼海水浴場の様子を伺いました。深沼海水浴場は、一連の「朝日を見るアベック達」シリーズの撮影現場。
隣接する集落には、知人も多くおりました。そこに津波の後に、その方の友人のダイバーが依頼を受けて海に入ったそうです。そこで目にしたのは、海中で絡みつく遺体の壁だったそうであります。
私自身その話を聞かされ、知人の方々の顔を思い出し、そのおぞましいものを想像してしまい、思わず周りに沢山のお客さん方がいるにも関わらず、涙してしまいました。

楽しい掲示板で上記のようなことを書き申し訳ありません。でも、公に知らされていなかったこの事実を一部の方々だけでも構いません。これも津波の被害のひとつであります。

長文・愚文申し訳ありませんでしたm○m

3   tenmei   2012/10/19 22:15

これって説明文がなければただのおじさんの首下写真であります。(^^;
写真は画像だけではなく語ることも大事なんでしょう。
この人、被災地の復興の仕事に他県から来ている方みたいですね。

ウォルターさんだけでなく実際に身近に被災し被害を受けた方がいた場合、
被災地の写真を撮ることは難しいですね。もっともプロの写真家は
それでも撮っていまして、身内が亡くなった被災地でありながらカメラを
向けるんです。そこがプロとアマチュアの大きな違いのようです。
しかし我々はアマチュアなんですから撮りたくないものは撮る必要は
ないのですね。

戦場体験のあるプロの写真家でも、あの震災の惨状は別格であったと
言われます。こんな悲惨な光景は見たことがないと言うんですね。
砲弾が飛んできたって、あれ派手に見えますけど破壊されるのは一部なんです。
ところが津波っていうのは面で立体的に根こそぎ全部やられるんですね。
水は見逃しっていうことがないんです。そういう恐さを語っておられました。
津波のガレキって一言で言われておりますが、そのガレキの中に絡み付く
ように遺体がここにもあそこにもいるんです。そういう想像を絶する状態だった
わけです。(そういう写真、一部でも週刊誌に出た事もありますし、海外のサイト
でも出ています)

私も大昔、報道の末席にいたことがありそれで写真なんかも撮っていたこと
があります。正直言って仕事となると案外に辛いシーンでも撮れるんですね。
報道の自由なんて言われますが、本当は報道は好奇心と使命感なんです。
(使命感はあくまでも建前ですけどそれって絶対必要なんです)
まあ、あんまり真面目に突き詰めると身動きできなくなるのでいい加減に
やっていましたけどね。
それで写真なんてボツ写真の連続なんです。見せられる写真とダメなやつと。
ほとんどは編集段階でボツにされます。今回の震災でも内外のカメラマンが
大勢来て撮っているわけですが、世間に報道されるのは無難なごく一部の
写真だけなんですね。
われわれ一般の人間は、ほとんど真実も事実も知らないままなんです。

被災地の写真・・・時間が経てば撮れるようになります。いつかは優しく
こころを込めて撮ってあげたいですね。

戻る