オリンパス E-PL5 作例

2012年10月12日発売

E-PL5の仕様

オリンパスPEN Lite E-PL5は、2012年10月12日に発売された、マイクロフォーサーズの小型レンズ交換式カメラである。OM-D E-M5と同じ有効1605万画素の撮像素子とTruePic VIを採用し、自分撮りに対応する可動タッチ液晶と着脱式グリップを組み合わせた。上位機の画質をLiteへ展開し、日常の撮影、写真の共有、外観のカスタマイズを一つの製品で楽しむことを狙った機種だった。

シリーズ
PEN Lite
位置付け
OM-Dと同じセンサーを採用した小型PEN Lite
後継
E-PL6
ライバル
EOS M

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投稿写真 383枚

Camera Profile

E-PL5について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

2012年9月17日に発表され、当初は10月上旬の発売を予定していた。10月5日の告知で、国内発売日が10月12日と確定した。ブラック、シルバー、ホワイトの三色を用意し、14-42mm F3.5-5.6 II Rの標準ズームキットと、40-150mm F4-5.6 Rを加えたダブルズームキットを展開した。1公式 オリンパスタッチAFシャッター搭載:OLYMPUS PEN Lite E-PL5を発売2公式 オリンパスE-PL5および関連製品発売日決定のお知らせ

店頭予想価格はボディ7万円前後、標準ズームキット8万円前後、ダブルズームキット10万5000円前後だった。価格はオープンで、ボディ単体は受注生産とされた。3プレス デジカメWatch自分撮り液晶搭載のPEN Lite E-PL5

フォトキナ2012前日の発表会では、E-PM2、XZ-2、ボディーキャップレンズなどとともに披露された。スマートフォンとの連携や交換グリップも紹介し、カメラ本体以外の使い方も合わせて提案した。4プレス デジカメWatchフォトキナ前日イベントでE-PL5・E-PM2・XZ-2など披露

ラインナップ上の位置付け

PENにはE-P、PEN LiteのE-PL、PEN miniのE-PMという三系列があり、E-PL5は中位のLiteに属した。上位PENのE-P3を経由するのでなく、その上に位置するOM-D E-M5と同じ4/3型Live MOSと画像処理系を導入した点が特徴である。5レビュー デジカメWatch新製品レビュー:OLYMPUS PEN Lite E-PL5

メーカーが想定したのは、アクティブに写真を楽しみ、ライフスタイルにもこだわる利用者だった。小型軽量ボディに高画質と使いやすさを組み合わせる方針だった。1公式 オリンパスタッチAFシャッター搭載:OLYMPUS PEN Lite E-PL5を発売

ボディは約279g、電池とカードを含めて約325gとなる。EVFとストロボは内蔵せず、外付けフラッシュを付属した。ファインダーを使いたい場合には、アクセサリーポートへVF-2やVF-3などを装着できた。3プレス デジカメWatch自分撮り液晶搭載のPEN Lite E-PL5

ボディ内にはセンサーシフト式手ぶれ補正を備える。電子的に焦点距離を取得できない古いレンズでも、焦点距離を手入力して補正を利用できる仕組みだった。1公式 オリンパスタッチAFシャッター搭載:OLYMPUS PEN Lite E-PL5を発売

先代からの進化

E-PL3の後継として、小型ボディと可動液晶を引き継ぎながら、3.0型・約46万ドットの画面を静電容量式タッチパネルにした。液晶は上へ約170度、下へ約65度まで動き、レンズ側から画面を見る自分撮りにも対応した。1公式 オリンパスタッチAFシャッター搭載:OLYMPUS PEN Lite E-PL5を発売

タッチAFシャッターは、画面の被写体に触れるとピント合わせから撮影まで行う。タッチ操作をAFだけに使う設定や、タッチ撮影を無効にする設定も選べる。自分撮り位置ではライブビューの上下が反転し、カスタムセルフタイマーで開始時間、間隔、枚数を指定できた。5レビュー デジカメWatch新製品レビュー:OLYMPUS PEN Lite E-PL5

握り方にも選択肢を加えた。E-P3由来の着脱式グリップを採用し、E-P3用グリップとの互換性を持たせた。グリップを外すこともでき、持ち方や外観に合わせて変えられる部分となった。1公式 オリンパスタッチAFシャッター搭載:OLYMPUS PEN Lite E-PL5を発売

感度上限はE-PL3のISO12800からISO25600へ上がり、E-PL5の通常設定はISO200~25600となった。連写は最高8コマ/秒だが、C-AFまたはC-AF+Trでピントを追従させる場合は、L連写の最高3.6コマ/秒である。撮影枚数を優先する設定と、追従AFを使う設定では速度が異なる。3プレス デジカメWatch自分撮り液晶搭載のPEN Lite E-PL51公式 オリンパスタッチAFシャッター搭載:OLYMPUS PEN Lite E-PL5を発売

小さな範囲を選ぶスモールシングルターゲットAFと、詳細設定やプレビューができるカメラ内RAW編集も追加した。ウォーターカラーを含む12種類のアートフィルターに加え、動画では異なる効果をフェードでつなぐアートフェードを備える。撮影時の指定と、撮影後の仕上げの両方をカメラ内で扱える構成だった。1公式 オリンパスタッチAFシャッター搭載:OLYMPUS PEN Lite E-PL5を発売

マイセットは撮影設定を四つまで保存し、既存のモードダイヤル位置へ割り当てられる。使わない自動撮影モードの位置を、自分がよく使う設定に置き換えることも可能だった。5レビュー デジカメWatch新製品レビュー:OLYMPUS PEN Lite E-PL5

2013年に登場した後継E-PL6は、撮像素子とTruePic VIを維持し、ISO100相当のLOW、高速レリーズタイムラグ、インターバル撮影とタイムラプス動画などを加えた。6レビュー デジカメWatch新製品レビュー:PEN Lite E-PL6

ライバル機種との比較

CameralabsはキヤノンEOS Mとの比較で、E-PL5のボディ内補正、可動液晶、別売EVFの選択肢と、当時30本以上あったマイクロフォーサーズ用レンズ群を取り上げた。液晶はEOS Mが固定式の3型・約104万ドットで、E-PL5は可動式の約46万ドットという違いがある。またE-PL5の16:9画面で4:3の静止画を表示すると左右に余白ができるため、同じ3型でも写真が占める大きさは単純に比較できない。7レビュー CameralabsOlympus PEN E-PL5 review: verdict

開発の背景

公式説明は、すべてのPENへ上位機相当の画質を届ける方針を掲げた。E-M5のセンサーと画像処理、E-P3の着脱グリップ、E-PL3の可動モニターを集め、小さなLiteの中に異なる機種で培った要素を組み合わせたのである。1公式 オリンパスタッチAFシャッター搭載:OLYMPUS PEN Lite E-PL5を発売

液晶には指紋を付きにくくするコーティングを施し、光学樹脂で空気層を封止して内面反射を抑える構造を採った。自分撮りに向けて可動範囲を広げるだけでなく、屋外で見やすくすることも設計上の狙いだった。1公式 オリンパスタッチAFシャッター搭載:OLYMPUS PEN Lite E-PL5を発売

写真の共有には、FlashAir無線LANカードと、10月公開予定だったiPhone/Android用のOLYMPUS Image Shareを使う流れを提案した。スマートフォンへ画像を取り込み、SNSで共有するための構成で、Wi-Fiをカメラ本体に内蔵する方式ではない。1公式 オリンパスタッチAFシャッター搭載:OLYMPUS PEN Lite E-PL5を発売

発売に合わせ、ドット、千鳥格子、ストライプ柄の交換グリップとレンズキャップ、本革のボディージャケットなども用意した。着脱グリップは握りを変える部品であると同時に、カメラの見た目を選ぶ部品にもなった。画質と撮影機能に加え、持ち歩く物としての楽しみを製品展開に組み込んでいた。2公式 オリンパスE-PL5および関連製品発売日決定のお知らせ

利用者の評判

デジカメWatchとCameralabsは、OM-D由来の高画質を小さなLiteで得られることを共通する長所とした。静止画AFの速さとタッチ撮影の反応も両媒体が評価しており、画質と日常の撮影操作が評価点となった。5レビュー デジカメWatch新製品レビュー:OLYMPUS PEN Lite E-PL5

2026年10月1日時点の価格.comのボディ三色をまとめた集計は19件で、満足度は5点満点中4.49だった。画質4.72、携帯性4.57に対し、操作性4.02、液晶4.00、ホールド感3.81である。後年を含む投稿でも、画質と携帯性に高い評価が付いている。8レビュー 価格.comPEN Lite E-PL5 ボディ レビュー評価・評判

評判の出典

5件

内容の確認日: 2026年10月1日

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