ペンタックス K-5 作例

2010年10月15日発売

K-5の仕様

2010年10月15日発売の、K-7の後継にあたるペンタックスの中級デジタル一眼レフである。撮像素子をソニー製の有効1,628万画素CMOSに替え、最高約7コマ/秒の連写、常用ISO12800までの高感度、フルHD動画に対応した。専門媒体からは同クラスの他社機に引けを取らないと評され、小型のボディも長所に挙げられたが、初期出荷分の一部ではイメージセンサーの汚れによる不具合も起きている。

シリーズ
K
位置付け
Kシリーズ中級機、K-7後継
先代
K-7
後継
K-5 II s
ライバル
D7000 D300S EOS 7D EOS 60D E-5

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投稿写真 2004枚

Camera Profile

K-5について

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

K-5はフォトキナ2010(ドイツ・ケルン)で発表され、ドイツでのボディ予想価格は1,459ユーロだった。1プレス デジカメWatch【フォトキナ】ペンタックス、7コマ/秒のデジタル一眼レフカメラ「K-5」を発表国内では2010年9月21日に発表され、発売は当初「10月下旬」の予定とされた。高倍率ズーム「DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL(IF)DC WR」とのキットは11月中旬の発売予定で、予想価格は約19万円前後とされた。2プレス デジカメWatchペンタックス、最高連写7コマ/秒のデジタル一眼レフ「K-5」を国内発表

発売日は後日、2010年10月15日に前倒しされた。店頭予想価格はボディ単体が約14万円、「DA 18-55mm F3.5-5.6 AL WR」とのレンズキットが約15万円である。3プレス デジカメWatchペンタックス、「K-5」の発売日を15日に前倒し翌2011年3月上旬には、ボディをシルバー塗装にした限定モデル「K-5 Limited Silver」が、1,500台限定・14万円で発売された。4プレス デジカメWatchペンタックス「K-5」「DA Limited」シルバーモデルが限定数に到達 / ペンタックス、「K-5」に限定シルバーモデル

ラインナップ上の位置付け

K-5はペンタックスKシリーズの中級機である。デジカメWatchのフォトキナ発表記事は、K-5を「K-7の後継モデルと見られる」機種と位置付けた。1プレス デジカメWatch【フォトキナ】ペンタックス、7コマ/秒のデジタル一眼レフカメラ「K-5」を発表レビューサイトのdpreviewは、2010年時点のエンスージアスト向けデジタル一眼レフの一台として扱っている。5レビュー Digital Photography ReviewPentax K-5 In-depth Review

先代からの進化

有効画素数はK-7の1,460万画素から1,628万画素に増え、撮像素子はサムスン製からソニー製のCMOSに変わった。常用ISO感度の上限はK-7の1600から12800に上がり、拡張設定では51200まで使える。デジカメWatchの長期リアルタイムレポートは、この高感度側の拡張を「実に3段分強化」と表現した。6レビュー デジカメWatchペンタックスK-5【第1回】

最高連写速度は約5.2コマ/秒から約7コマ/秒に、シャッター最高速度は1/6,000秒から1/8,000秒に上がり、AFシステムはSAFOX VIII+からSAFOX IX+に刷新された。K-7になかったフルHD動画撮影(最大1,920×1,080ピクセル/25fps)にも新たに対応した。2プレス デジカメWatchペンタックス、最高連写7コマ/秒のデジタル一眼レフ「K-5」を国内発表RAWの連続撮影可能枚数は、発売当初の約8コマから、ファームウェアVer.1.01で約20コマ程度に改善されている。7プレス デジカメWatchペンタックス、「K-5」の新ファームウェアを公開

外観はK-7の基本形状を踏襲し、ボタンやスイッチの配置も変えていない。そのうえでモードダイヤルを厚くし、フォーカスモードレバーの形状と位置を変えるなど、操作性を改良した。8レビュー デジカメWatch写真で見るペンタックス「K-5」電子水準器は、左右の傾きに加えて前後方向の傾きも検出できるようになった。9公式 リコーイメージングK-5 特長 Supporting Creativity

ライバル機種との比較

dpreviewは、K-5の比較対象にCanon EOS 7D、Nikon D7000、Nikon D300S、Olympus E-5を挙げた。そのうえで、Canon EOS 60DやNikon D7000と比べて本体が明確に小さい点を、この価格帯での長所としている。5レビュー Digital Photography ReviewPentax K-5 In-depth Review

デジカメWatchの新製品レビューも評価が高く、他社の同クラス機と比べて「上位2社に引けを取らないばかりか、上回るところが多数見受けられるカメラ」と評した。10レビュー デジカメWatch【新製品レビュー】ペンタックスK-5

利用者の評判

専門媒体の評価を見ると、デジカメWatchの新製品レビューは、高感度ではISO3200まではノイズがさほど気にならず、顕著に現れ始めるのはISO12800あたりからとした。AFは遠景と近距離の被写体に交互に向けても速やかにピントが合い、カメラが決める標準露出も良好な結果が多いと評価している。10レビュー デジカメWatch【新製品レビュー】ペンタックスK-5長期リアルタイムレポートは、K-7では「やむなくISO800で撮る」場面があったのに対し、K-5なら「気軽にISO1600にできる安心感がある」と述べた。実用範囲はISO6400までで、ISO12800以上はディテールの損失が激しくなるという。6レビュー デジカメWatchペンタックスK-5【第1回】

一方で、初期出荷分の一部には、製造工程でイメージセンサーとローパスフィルターの間に汚れが付着した個体が混じり、撮影画像にまれに水滴状の像が写る不具合があった。ダストアラートでは検出できない場合があるとして、ペンタックスは預かり約10日前後の無償修理で対応した。11プレス デジカメWatchペンタックス、「K-5」イメージセンサーの汚れについて言及。無償修理で対応2011年1月6日公開のファームウェアVer.1.02では、コントラストAF時の合焦速度の改善や、SDXCメモリーカードへの対応(UHS-Iは非対応)が行われている。12プレス デジカメWatchペンタックス、「K-5」と「K-r」のコントラストAF速度を向上

評判の出典

4件

内容の確認日: 2026年9月27日

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