150-600mmレンズ 作例

ベニマシコ

ベニマシコ

 ジョウビタキと思って撮影していたら、どうも様子が違うのでピクチャーバードで確認すると、ベニマシコと出ました。  撮影するのは初めてでした。  いつものお散歩土手道で遭遇、撮影した野鳥はここ1年では次のとおり。 (猛禽類)  ハイタカ・トビ・ミサゴ (水鳥)  カルガモ・マガモ・ヒドリガモ・カイツブリ・オオバン・カワウ・セグロカモメ他 (水辺の鳥)  大中小サギ・アオサギ・イソシギ・タシギ・ヒクイナ・コチドリ (小鳥)  ツバメ・コシアカツバメ・ジョウビタキ・ノビタキ・ノゴマ・ベニマシコ・カワラヒワ・スズメ・ホオジロ・カワセミ・オオジュリン・モズ・メジロ・ツグミ・ハチジョウツグミ・ムクドリ・ヒヨドリ・イソヒヨドリ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・シロハラ・セッカ・ウグイス・シジュウカラ・エナガ・コゲラ(川の上空を飛翔)他 ※オオヨシキリは声はさかんに聞こえるが撮影できず (小さくない鳥)→なんだこの分類は  ハシブトガラス・ハシボソガラス・ドバト・キジバト と、おおむね50種類くらいになります。ここ以外で撮影した野鳥は、キセキレイとルリビタキ、オオルリ、キジくらいなので、ほとんどの野鳥撮影がこの散歩道でまかなえる、の図。  ということで、当分、この定点観測を続けたいものです。

ツグミとハチジョウツグミ

ツグミとハチジョウツグミ

 特に争うこともなく、餌場をシェアしていました。  交雑した結果のハチジョウツグミ(六畳とか四畳半とか呼ぶらしい)でしょうか。同じ場所で三度見たため、この付近に定着しているようです。  漫画バナシ。  「美味しんぼ」のエピソード「禁断の鳥」では、海原雄山を喜ばせようとした料理店の主が、禁鳥であるツグミの丸焼きを提供し、雄山を激怒させます。  しかし雄山が真に激怒した相手は、ツグミと知らず手に取り口をつけた山岡士郎であり、「愚か者!見てわからんのか!」と罵倒しています。とはいえ、見てわかった海原雄山は、ツグミを食したことがあるからわかったわけであり、また山岡士郎も口にして気づいたことから、過去に食したことがあった、ということになります。   このエピソードが描かれた1980年代後半はもうツグミが禁猟になって20年近くたっていたわけで、当時50代半ばの雄山は合法的に食べた経験があってしかるべきですが、その息子の士郎がツグミを食べたとすれば、それはもう父親である雄山が食べさせたとしか考えられません。  ゆえに、雄山が士郎に激怒したのは、禁鳥を口にしたことではなくて、自分が教えた食材について視覚的に記憶していなかったこと・・ではないかと想像されます。(彼は食育と調理技術の教育にとても厳しい父親であった)  全編を通して、「美味しんぼ」は父と息子の確執とゆっくりとした和解が描かれていますが、この物語の主人公は実は山岡士郎ではなく、海原雄山であり、士郎は狂言回しの立場です。別の言い方をすれば、息子士郎が父雄山にたどり着く旅路の物語でもあります。    同じ構図で描いた先行作品に「F」(六田登)があり、こちらは比較的読みやすい巻数で完結しています。  これらの作品に共通する文法は「初登場時に非常にコワモテな人物は、それ以上に恐ろしくなることはなく、薄皮をはがすように柔和な内面が表現されていく」というもの。父と子の確執は、もともとオイディプス・コンプレックスとして物語の定番パターンであるため、読む人にすんなり受け入れられるものでもありますが、そうでない場合でも、この薄皮はがしパターンは多用され、そのペース配分が作者の腕の見せ所、なのです。

メガバズーカ・ランチャー2021

メガバズーカ・ランチャー2021

 メガバズーカ・ランチャーは、1985年放映の「機動戦士ゼータガンダム」に登場する架空のビーム兵器。モビルスーツが運用する兵器としては劇中最大の火力を誇りますが、運用にモビルスーツ一機が固定され、小回りも効かないため、遠距離狙撃専門となっていて、ビームが標的に到達した際にはエネルギーが減衰、拡散していて、大げさな演出のわりには威力が期待できないシロモノでした。  「漫画・アニメの文法」として、この種の大型外付け装備は、物語の中盤では重宝がられるけれども、終盤では決定的な役割を果たせず、喪失されることがお約束となっています。 (「グレートマジンガー」のブースターシステム、「宇宙戦艦ヤマト2」の拡散波動砲、「ダイの大冒険」の真魔豪竜剣など)  ガンダムは白兵戦で雌雄を決するスキームが求められるので、狙撃兵器が劇中で淘汰されるのは当然でもありますが、他にも「外付けは作り付けに及ばない」とでもいうべき文法があり、例えば「サーキットの狼」では、主人公のクルマにターボチャージャーを装着しパワーアップをはかるものの、回転制限を主人公があえて無視したため、ゴール後にエンジンごと壊れてしまい、再生不能となります。  また、主人公をとりまく重要な登場人物が最終版に至る過程で淘汰・整理されていくのも漫画やアニメの文法であり、最後は主人公はただ一人で戦うこともお約束ではあります。あまりそこに着目しすぎると、物語の展開が読めてしまう弊害もあります。  さはさりながら、こちらのキヤノン使いさんは、強い意志をこめて、カワセミの飛び込みを狙い続けるバーダー・カメラマンさんでして、その意図は駆け出しの私が見ても明確に読み取れるものでした。レンズの軸線上にカワセミはおらず、そこに飛び込むことを予測し、待ち続ける、の図。  写真の文法はやはり意志の力、すなわち決断力。  以上、キヤノンすなわちキャノン(大砲)であることからの連想でした。ちなみに、実際の(架空だから実際も何もないが)メガバズーカ・ランチャーは、F2.8とかを想像させる大口径ではなく、少し細身のテレビカメラを連想させる相貌です。