150-600mmレンズ 作例

決して見ることのない風景

決して見ることのない風景

 ノビタキやツバメ・コシアカツバメのような夏鳥にとっては、という意味ですヨ。  広島市から見て北方向の、安芸太田町、北広島町などの中山間地域は、自然豊かでかつ穀倉地帯でもあるので、ツバメが夏を過ごすのに適していますし、一部にはノビタキの繁殖も観察されているようです。(ノビタキが渡り途上に栄養補給する場としても当然有用)  そして、そうした県北の山間部と広島市内を結ぶ太田川水系も、その沿川に穀倉地帯が広がり、川自体も樹林が広がっている(このこと自体は人間には害をなすが)ため、渡りルートに選ばれていると思われます。彼らはこうした風景を一種の映像記憶に残して渡っていくのかもしれませんが、かといって、春の異常気象で、4月になってもこのような雪景色が眼前に広がっていれば、気温変化を察知して、引き返すか、餌が取れそうな場所で待機を続けるかするでしょう。  ということで、夏鳥にとっては、決して見ることのない景色・・というオチですが、三月終わりに雪が降ることもなくはないので、戦闘機って、ぢやなく、先頭切って飛来したノビタキやツバメは、こういう風景を目撃することもあるのでしょう。  ここ3年、越冬イワツバメを撮影しようとしながら、ついぞ果たせていないのが残念であり、また越冬するツバメを検索しようとすると演歌サイトに連れていかれるのも少し困ったところでもある。 (同様に、渡り鳥の不時着事例を調べようとすると韓流ドラマがずらずら並ぶ)

水上の視点

水上の視点

 カワセミやイソシギなど水辺の鳥を撮影していると、水上、水中から撮影できたらと思うことしばしばです。  その点で、スタンドアップパドルボードの人々はうらやましいです。しかしこの状態でカメラを構えるのはむずかしそう。また、失敗したらもれなく寒中水泳というのも勇気がいりますね。  水中からの視点・・・で思い出しましたが、野鳥撮影では最近、その名も水中伸浩さんに注目しています。 https://pashadelic.com/features/468  私がミサゴンの獲物ゲットだぜを撮影すると、いっつもボラになるのですが、ゲンゴロウブナで、しかも水滴飛沫のキラキラをまとって、というのはすごい想像力と構成力です。私はせいぜい、「朝、河原を歩けば水面キラキラを玉ボケ背景にしてノビタキを撮れるだろう」くらいの発想しかありません。そもそもミサゴが突入してきて、飛び立つ方向の見当をつけるには、相当長期間にわたって観察を続けなければなりません。  ただ、カワセミたち複数個体を数か月観察していると、行動傾向は何となくわかってきて、どこで待ち構えればどのように撮れるのかは、少しずつわかってきます。繁殖期で個体群が離散していくので、また次の秋からリセットして再開、となりますが。  

カワセミ・ベー君ここにあり

カワセミ・ベー君ここにあり

 今年後半、おっかけをしたカワセミ個体は、焦げパン君・ベー君(以上オス)、おしゃまさん(メス)、フライング・ダンカンちゃん(たぶんメス)の4個体です。  残念ながら「フライング・ダンカンちゃん」は、ここしばらく見当たりません。  この写真は、「べー君」。「おしゃまさん」と縄張り争いしていましたが、来春にはカップル成立を期待したいところ。  さて、漫画話。  「新巨人の星」で星一徹は、就労シーンが描かれず、悠々自適をうかがわせる暮らしぶりです。しかし生活収入はどうやって得ているのか、不思議に思ってました。その生活資金を考察してみますと・・・ ・息子飛雄馬の契約金に手をつけておらず、それが利息を生んでいる ・一徹を岳父とあおぐ花形満・明子夫妻が支援している(一徹は劇中で「花形財閥の恩恵には背を向けて場末の安アパート暮らし」と語っているが、そのアパート代を娘夫婦が負担しているかも) ・上記の発展解釈として、実はアパート「川原荘」は花形家が権利取得しており、一徹に居住させると同時に(名目上の)管理人として、家賃を原資として、賃金を支給している (劇中のセリフでは花形満はこのアパートに立ち入ることすらできなかったようなので、この線は薄い) ・一徹自身が建設労働者、中日ドラゴンズコーチ時代に得た収入を老後資金として蓄えていた ・一徹は劇中の時系列では、少なくとも55歳に到達しており、当時存在したプロ野球年金の受給開始年齢にあたっている ・プロ野球年金は1軍・2軍在籍10年を必要とするが、一徹は従軍による負傷で引退を余儀なくされており、特例給付の対象となっている  といったところです。劇中では一徹の生活収入は何も描かれていないですが、現実に濃厚なのは自身の貯蓄と、子どもたちの支援でしょうねえ。  おでん屋での支払いは現金(500円札と小銭)ですませており、ツケをためる様子はありません。飛雄馬の巨人復帰後は、何度か試合の有料観戦をしていますが、これは飛雄馬がチケットを手配したか、同行した伴が負担したか、でしょう。  劇中、一徹の居室にはテレビなど一般的な家庭調度品が見られる一方、スクラップブックないしクリアーファイルと思われる書類保管用具が複数回描かれています。これは息子飛雄馬の活躍を報じる新聞や雑誌の記事スクラップをしていたと思われ、そのうちには義理の息子である花形満関係記事も対象に加えたかもしれません。  劇中、飛雄馬と満の対決で飛雄馬が勝利したことに喜ぶ一方、満もまた義理とはいえ息子であることを思い出し、反省する、一徹の人間味をうまく表現したシーンもあります。