150-600mmレンズ 作例

領空支配戦闘機・カワセミ

領空支配戦闘機・カワセミ

 アメリカ空軍が戦闘機に猛禽の名称を冠するように、猛禽はその領空を支配するものですが、カワセミもまたそのなわばりを死守する生き物であり、同族に対して戦闘をしかけてます。  最近、よく出会うカワセミ君のうち一羽は、もう一羽と戦ってます。この一枚の、囲い写真は、スマホ写真二枚を入れ込んだものですが、向かって左のカワセミ君が、右のカワセミ君に間合いを詰めていき、甲高い鳴き声で威嚇しています。  そして、最後にはドッグファイトに及び、追撃しておっぱらうことで、自らの縄張りであることを見せつける、の図。追われるほうはつらいところです。  このドッグファイトが展開されている場所は閉鎖水域ですが、昨年冬は少なくともオス二羽、メス一羽が棲息していました。一度、オス二羽の冷戦を撮影したこともあります。  今年は、今年生まれらしい二羽が争っています。ドッグファイトは3回目撃し、そのうち一回は、追い払った側のカワセミ君が、大きく旋回して自分の縄張りに戻ってくるところにも出くわし、レンズを向けました。残念ながらフォーカスは合わず(泣)  ロープにとまっている、大きく写ったカワセミ君は、おそらくなわばりを支配している側のカワセミ君だと思われます。前回の秋から春先までこの場所を支配していた成鳥カワセミ君はどうしているのかな・・・

若セミ君棲息拠点構築作戦着々と進行中

若セミ君棲息拠点構築作戦着々と進行中

 「我が魔球攻略作戦は着々と進行中」 (劇画「巨人の星」大リーグボール2号攻略戦における水原中日監督のセリフ)  ここ二か月半、撮影を続けているワカセミ君は、着々と棲息拠点を構築中の様子です。もともと採餌に適した浅瀬、魚が取り残されやすい干潮時の水たまり、遊歩道を兼ねた護岸など、カワセミ君誘致活動を、人間と自然が行っているような?環境。  ところで、冒頭紹介した、「巨人の星」における魔球攻略作戦は、巨人側の戦略をすべて読んでいた中日側に有利に進行し、勝利は目前でしたが、最後の最後に「肉親の情」による、「感傷的敗北」(劇中の伴宙太の述懐)で終わってしまいます。  カワセミの場合、「肉親の情」はホルモン枯渇によって終わってしまうようでして、このワカセミ君も、育ててくれた肉親から排撃されたはずですが、棲息に適した環境を見つけて、堂々と生き延びてます。一方、この周辺では4月を最後に、成鳥のカワセミは見かけていないです。そして繁殖期はカワセミそのものをほとんど見なくなります。  繁殖場所は別にあって、生まれた若鳥がこの場所にやってきて成長し、ペアとなる異性を求めて移動して繁殖し、また生まれた若鳥がここにやってくる、というサイクルを繰り返しているのかもしれません。