ツグミとハチジョウツグミ
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 70D
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 A022
焦点距離 600mm
露出制御モード マニュアル
シャッタースピード 1/664sec.
絞り値 F6.4
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 400
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 3000x2000 (5.77MB)
撮影日時 2022-02-20 22:43:57 +0900

1   S9000   2022/2/21 23:10

 特に争うこともなく、餌場をシェアしていました。
 交雑した結果のハチジョウツグミ(六畳とか四畳半とか呼ぶらしい)でしょうか。同じ場所で三度見たため、この付近に定着しているようです。

 漫画バナシ。
 「美味しんぼ」のエピソード「禁断の鳥」では、海原雄山を喜ばせようとした料理店の主が、禁鳥であるツグミの丸焼きを提供し、雄山を激怒させます。
 しかし雄山が真に激怒した相手は、ツグミと知らず手に取り口をつけた山岡士郎であり、「愚か者!見てわからんのか!」と罵倒しています。とはいえ、見てわかった海原雄山は、ツグミを食したことがあるからわかったわけであり、また山岡士郎も口にして気づいたことから、過去に食したことがあった、ということになります。 
 このエピソードが描かれた1980年代後半はもうツグミが禁猟になって20年近くたっていたわけで、当時50代半ばの雄山は合法的に食べた経験があってしかるべきですが、その息子の士郎がツグミを食べたとすれば、それはもう父親である雄山が食べさせたとしか考えられません。

 ゆえに、雄山が士郎に激怒したのは、禁鳥を口にしたことではなくて、自分が教えた食材について視覚的に記憶していなかったこと・・ではないかと想像されます。(彼は食育と調理技術の教育にとても厳しい父親であった)
 全編を通して、「美味しんぼ」は父と息子の確執とゆっくりとした和解が描かれていますが、この物語の主人公は実は山岡士郎ではなく、海原雄山であり、士郎は狂言回しの立場です。別の言い方をすれば、息子士郎が父雄山にたどり着く旅路の物語でもあります。  
 同じ構図で描いた先行作品に「F」(六田登)があり、こちらは比較的読みやすい巻数で完結しています。
 これらの作品に共通する文法は「初登場時に非常にコワモテな人物は、それ以上に恐ろしくなることはなく、薄皮をはがすように柔和な内面が表現されていく」というもの。父と子の確執は、もともとオイディプス・コンプレックスとして物語の定番パターンであるため、読む人にすんなり受け入れられるものでもありますが、そうでない場合でも、この薄皮はがしパターンは多用され、そのペース配分が作者の腕の見せ所、なのです。

2   裏街道   2022/2/22 19:51

こんばんは。
長旅の疲れもすっかりとれたんだなぁ~と拝見しておりましたが定着した交雑種の可能性があるんですね。

何度コメントを投稿しても受け付けられない!と( ゚Д゚)でしたが
『私はロボットではありません』のチェックを忘れておりましたぁ~私は老人ではない!高齢者ではない!・・・。(;^_^A

3   S9000   2022/2/22 20:16

こんばんは。コメントありがとうございます。
交雑は私の想像なので、本当にそうかどうかわかりません。繁殖地で交雑して生まれた個体が、迷鳥ではなく、ちゃんとした渡りで、ツグミ軍団にまじって日本にやってきているのかもしれません。

 ところで、「人は高齢者になるのではない、高齢者として生まれる」のであります。ヂヂィは生まれつきヂヂィであり、写真撮っている皆さんはいつまでも青年(爆)なのですよ、ふはははははははは。
 冗談はさておき、ロボットではありませんの認証は私にはこないですね。なぜかな。野鳥をモチーフしたロボットには、「バビル2世」のロプロスがありますが、超合金製、超音波攻撃、大型爆弾を吐き出すなど、いろいろ恐ろしい装備です。
 劇中ではしばしば、AIをハッキングされて、敵側に回りますので、主人公も弱ってます。味方がハッキングされて敵側に回るというのもまた文法であり、その解決スキームが製作者の腕の(略)
 

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