BBSで、小林先生から宿題となったデジスコをマクロ的に使用した場合の倍率を検証しました。
写真上段2枚がEOS-1DMK2+100mmマクロ
写真下段2枚がデジスコです。
スコープはCarl Zeissのディアスコープ85T*、接眼レンズは20-60倍ズーム、コンパクトデジカメはSONYサイバーショットW1(500万画素3倍ズーム)、接続はターボアダプター(接眼レンズのラバーとプラスチック部分をはずし、塩ビ管で接続調整部を自作)、雲台はマンフロット501(ビデオ雲台)です。
上記システムで、焦点距離は35mm換算 700mmから6300mmとなります。この写真は最大倍率なので、6300mm相当です。
結論から書くと35mmフィルム換算1.7倍となりました。
ただ、花の写真で一目瞭然ですが、解像感など一眼のシステムにかなうべくもありません。
特にデジスコの花の写真のほうはピンが甘かったようですみません。
ですから、ワーキングディスタンスをどう考えるかということが、どちらのシステムを使用するかの判断の分かれ目でしょう。
100mmマクロの最短撮影距離が0.31m。(ワーキングディスタンスは149mm)
デジスコの最短撮影距離が5m。(ワーキングディスタンスとしても4.5mぐらいか?)
近づけない被写体にはデジスコが有効であるということでしょうか。
あと、デジスコには光の波長の回析限界によるぼけも条件によって発生するとのことなので、(特に距離を離した場合)今後実験してみます。
とりあえず、実験報告でした。もう少し試してみてから作品撮りをして見ます。
すみません、計算がちょっと違っていました。
1.3倍になる1DMK2のシステムで、28mm。
デジスコで写せた大きさが20mmだったので、
28×1.3÷20=1.8
したがって、1.8倍でした。
本来は35mmフィルムで等倍なのだから、
35÷20=1.75
とするのが正しいかもしれません。
あまり違わないですが。