ユーラシア大陸最西端だろうと思って行ったのですが、改めて地図を見てみると首都リスボンの近くにもっと西の部分がありました。ただ、こちらのほうが岬らしい岬で、果てにきた感はすっごいありました。この先、西に向かっては、アメリカ大陸まで陸地はありません。南はアフリカ大陸になります。数多く写真を撮ったのに、やはりフォトコン板に出したのと同じ写真を選んでしまいました。ご覧のとおり、ここも足元は怖かった。Cabo de São Vicente = Cape St. Vincent = サン・ヴィセンテ岬北緯37°01′30″ 西経8°59′40″MC-Zenitar 16mm F2.8 Fisheye @F8このレンズの出す深くて温かみのある色、特に濃い青は素晴らしいです。魚眼なので、もちろんフィルターなしです。もっとも、自分なりに工夫して、APS-Cサイズのセンサーならケラレずにフィルターをつけることは実は可能なのですが。
この岬 いつも見ていた バスコダガマ
スカイハイさん、お早うございます。 断崖絶壁の上に灯台のある大きな建物があり美しい大陸の最西端ですね。
またまたGoogle Mapを・・・なるほどリスボンの近くにもっと西がありますが、ここは岬が尖っていていかにも西の外れに相応しいですね~。赤い灯台と白い建物が眩しく、右の砕け散った波と左からやって来る波頭がいいアクセントに・・・
う~ん、遠くで水平線と青空が混じり合い、境界があいまいになる様。「最果て」の情緒がヒシヒシと伝わってくる青さでありますね~大昔の人はこの海の向こうに何があるのだろう、と思ったことでしょうね。果てを、大きな蛇をぐるりと囲んでいる・・・そんなことを考えていたのも、この風景を見ていると何故か納得してしまうものがあります。
スカイハイさん、こんばんは。確かにコクのある色合いが素敵ですね。険しい岩の上に立つ灯台と建物もオシャレです。
みなさん、ありがとうございます。バスコ・ダ・ガマはこの岬を沖から見て、行ってくるぞーっ、帰ってきたぞーっ、ってやってたでしょうね。オットーマン帝国がアジアとの交易を寸断したため、ポルトガルは喜望峰回りのインド航路を独占して富を築いたとか、そんなんですよね。その大航海時代以前は、この海の向こうは本当にこの世の果てだと考えられていたのですね。つまり、ここが最後の陸地だと。何かあるかどうかわかりもしないのに、何千キロも航海する人はあまりいないだろうし、大西洋はほとんど島もないですしね。まあ古代ギリシャ人は地球が丸いことを知っていて、地球の直径まで計算していたし、バイキングは12世紀ごろにカナダに到達していたらしいですが。
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