コスモス
Exif情報
メーカー名 FUJIFILM
機種名 X-Pro1
ソフトウェア Photoshop Elements 9.0 Windows
レンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR
焦点距離 19mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/1911sec.
絞り値 F9.8
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 4896x3264 (893KB)
撮影日時 2015-10-22 15:30:45 +0900

1   笑休   2015/10/22 20:23

これを撮った時・・中央に盛りの過ぎた花をもってくるのは
どうかな???と思いました。
現像してみて、なにか・・もののあわれを・感じる・・
過ぎ去った栄華・・その姿をさらし、孤高にたたずむ・・
そういう、悲哀をかんじました。
昔、藤原新也氏が、ライカM5、ノクチルクスで道端の花を撮影した映像を見たとき、始まりもなく、終わりもない、もののあわれ・・を感じました。
長文のk氏の写真と紀行文にも・・こういう、神隠しのむこうの世界観のような感情を感じる時がありますね。

2   kusanagi   2015/10/22 21:55

藤原新也とKに共通するのは、占星学的な意味での魚座・海王星でしょう。
涅槃の星と言うべき星座で、また海王星は太陽系の最外惑星と言われています。
その向こうには、もう冥王星などの小さな準惑星しかありません。
その外は、もう太陽系外の冷酷無比ともいえる絶対的宇宙空間です。

人間はもう、その絶対的宇宙空間には耐えられないでしょう。それを見るものは
気が狂れる。そのぎりぎりにあるのが涅槃でしょうか。それは発狂と滅びの紙一重。
われわれ凡夫が目指すのは、あくまでも極楽浄土。それでよしとすべし。

中沢新一がエネルギーの第7次革命として、原子力と量子コンピューターを
挙げていました。つまり核兵器・原発と人工知能の時代ということですね。
そしてこれは人間の手に負えるものじゃないとしています。
と言いながらも人類はそのパンドラの箱を開けてしまいました。AI知能ももうすぐ
実現されるのは間違いのないところです。

それが杞憂に終わるのか、それとも黙示録アポカリプスになってしますのか。
超人類が登場しないかぎり、原子力も人工知能の未来も危うい限りだと言えます。
一旦、今の文明を滅ぼしてしまって、もういちど再出発をするのがベターな
選択かもしれないと思考遊戯をすることすら可能です。

人類はこれまで、その持てる卓越した知能でもって生存競争を勝ち抜いてきました。
ところが皮肉にも、その知能が産んだ放射線とAIは、逆にその知能を大きく
劣化させる結果となるということです。それは既に、デジカルカメラマンか小規模ながら
身をもって経験していることでもあります。

ダウンサイジングという考え方
ダウンサイジングターボ
http://www.j-cast.com/2014/10/18218638.html
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1506/08/news047.html
自動車エンジンの省エネ技術のひとつですが、これから求められるのは、この
ダウンサイジングという考え方かもしれません。
われわれ人類はもう、行き着くべきところに来てしまった。もうこれ以上は行けない。
となると後戻りをするしかないわけですが、当然にフィルムを逆回しするような
ことはできないから、前進しつつ後戻りをするしかないのです。

それは敗走軍が戦いながら退却をすることに似ていて、戦いとしてはもっとも
高度で繊細な能力を要求されるんですね。
占星術では、海王星の外側には、後戻りと再出発の星とされる冥王星群があり
ます。きっと人類は核と人工知能を捨てなければならなくなるでしょう。
しかしそれに失敗すれば、間違いなく人類は滅びます。

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