昔畑の雑草も希少種に
Exif情報
メーカー名 RICOH
機種名 CX5
ソフトウェア CX5 Firmware
レンズ RICOH ZOOM LENS
焦点距離 5.4mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/52sec.
絞り値 F3.7
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 1714x1208 (1,226KB)
撮影日時 2017-04-15 12:54:26 +0900

1   youzaki   2017/4/15 14:33

米粒の半分に満たない大きさの花「イヌノフグリ」です。
環境省レッドDATA絶滅危惧種Ⅱ類にランクの植物です。
昔は畑の雑草扱いの野草でしたが環境の変化と同族の外来種オオイヌノフグリに侵食され絶滅が心配されています。
絶滅危惧種Ⅱ類なら他の植物は保護育成されていますがこれは見栄えも悪く草なので見向きまされません。
たぶん日本では数十年で絶滅すると思います。
小さいので写真は撮り難いし、この花を見つけるのは難しいです。

2   kusanagi   2017/4/15 23:09

イヌノフグリとオオイヌノフグリ。ネットで調べると出て来ますねー。
この2つとも、私は名前こそ知りませんでしたが実物はよく見かけます。特にオオイヌのフグリ
は多いですね。しかしイヌノフグリも、たまに見かけます。
イヌノフグリ、これは子犬の陰嚢(フグリ)から来た名前なんですね。(^^ゞ その実がそっくりと
言うわけで。名付けたのは牧野富太郎博士ですか。
高知県に牧野植物園があります。いちどは行ってみないといけませんね。

こういう小さな雑草にまでカメラの目が向くと、それは写真の為の花ではなくて、立派な博物学
になります。これは学問ですね。写真趣味は遊びだけど、学問はやはり学問です。写真を遊び
だけで終わらせていないyouzakiさんには敬服致しました。
バラの花を1万本撮ったところで所詮は時間つぶしの道楽です。それよりも、少年老いやすく
学成り難し、老後は学問に勤しむべし、というのが本当の人間の生き方でしょう。

徳川の時代。江戸や大阪で、いえ日本全国で身分を捨て家督を譲り、そして自分の好きな自由
な学問に身を捧げた方が大勢排出しました。ありふれた芸事に打ち込んだ訳けでなくて、ほんとに
当時のヨーロッパの先進の文化に負けないほどの学問レベルを追い求めたわけなんですね。
そういう先人達の生き方に学ぶところ、大いにあります。

3   youzaki   2017/4/16 01:48

kusanagiさん コメントありがとう御座います。
オオイヌノフグリの花は小さく青い花でいたるところで繁殖して問題の花です。
在来種のイヌノフグリは花も小さく見つけるの難しいです。
生えていても意識して探さないと見つけられません。
花や果実の観察は拡大鏡がないと観察が難しいですね・・
実物を見られた野草にかなり興味がおありで感心します。
絶滅危惧種Ⅱ類は保護が必要な種ですが東京都以外保護してるところは知りません。
生息場所の特定も困難で、コンクリートの割れた隙間とか石垣の隙間等に生き残っています。(雑草で抜かれたら終わりです。)
他の草原等はオオイヌノフグリ等に侵食され生えません。

4   zzr   2017/4/17 06:39

おはようございます。
オオイヌフグリはどこにでも咲いてますが外来種というのは知りませんでした。
イヌフグリ、そういえばどこかで見かけた気がします。
今度探してみます。

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