メーカー名 | FUJIFILM |
機種名 | FinePix X100 |
ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 23mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/145sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x937 (1,190KB) |
撮影日時 | 2018-12-15 01:17:28 +0900 |
海岸沿いを散歩しておりますと、塀の向こうの庭園内部が見え隠れしていました。
何気なく撮影しましたが、こうしてPCで見ると緑が多い、という感想が改めて湧いてきました。
樹木は、ほぼ松と常緑樹のようですので、冬になっても紅葉(こちらでは黄葉とか紅葉はなくて
茶葉ですけど)がなくて依然として、緑のまま。
白銀の世界も写真としては良いのですが、日常の生活活動しては、このようにずっと緑の世界
のほうがありがたいですね。しかしコチラではこれが年中普通なのであって、その有り難さを
忘れそうになりますね。それではいけないねって、zzrさんの冬景色写真を見るたびに緩んだ身を
引き締めようと思っております。
長年の懸念であったカメラの安全性探求が、最新ミラーレスカメラの登場で、もはや念願かなったり
ということになり、私の役目もほぼ終わったのかなって思ってます。
ところで・・今やミラーレスカメラ全盛の時代に突入した感があります。
とりあえず、カメラの売れ行き。今はこんな感じになりました。
https://hinden563.exblog.jp/28966683/
1位 イオスR
2位 ソニーα7III
3位 ニコンZ6
4位 フジX-T3
6位 ソニーα7RIII
7位 ニコンZ7
9位 ニコンD850
10位オリンパスOM-D E-M5 MarkII
コンデジの5位と8位が抜けてますがD850以外は全てミラーレスですね。そして全て電子シャッター
を装備しています。もうこういう時代になってしまったんだと思うと積年の想いがありますね。
カメラの安全性を追求する過程で、私は自分の写真スタイルすら変えてしまいました。ファインダー
を凝視しなければ撮れないような写真は撮らなくなったのです。そして写真自体を目的とすることを
やめて、写真を道具としてみるようになっていきました。
おそらくこんな逆立ちをしたようなことをしたのは、世界中でも私一人だろうと思ってます。
というよりも、私がしたことは写真をやめてしまったということに他なりません。ファインダーをなくせば
事実上、写真は単なる記録でしかないものになってしまいますから。
もちろんミラーレスにすれば安全、電子シャッターだと安全、とは手放しで言えないところもあるん
ですが、普通に正しく使っていれば安全な時代になったのは間違いがないところです。
私の場合は人より遅れた中古買いしかできないので、それで最新のキヤノンやニコンは手にする
ことは出来なくとも、数年前のソニーとかフジなどは安全性の基本要件を満たしているため購入する
ことができます。
しばらくはそのソニー・フジ・オリンパスの初期モデルでやっていくつもりです。
ブシX-T1の感想。
1600万画素というのは、低画素好みの私にとっては許される限度内の画素数です。
それでも装着レンズは最近の高精細なレンズでなければならないので、そういう手持ちがあるニコン
やソニー、ペンタックスのレンズをマウントアダプターで使うことにします。
この3社のレンズは機械的な絞りレバーがあるので実絞り撮影ができます。電子絞りだとキヤノンの
場合は開放絞りでしか撮れませんから。
マウントアダプターは中華製K&Fコンセプト社を使用。廉価ですが高精度加工の、プリセット方式の
絞りダイヤルがあるタイプを使います。
これは既にソニーで使っているので問題がないのを確認済みです。
ソニーのようなフルサイズカメラだと画質に余裕があるので、古くて面白そうなオールドレンズを使う
ことが出来ますが、APSカメラのフジではその余裕がありません。比較的最新のレンズでなければ
ならないのです。
実はソニーのAPSカメラ6300にしようかと考えていたのですが、画素数が2400万画素で高いという
こと。及びまだ中古でも高価であるということで今回は敬遠しました。しかしこの6300も魅力的で、
ソニーアルファとイオス、シグマの新し目のレンズが高速AFで撮影できるという利点があります。
(既所持のマウントコンバーター、ソニー製アルファ用、シグマ製イオス&シグマ用によって)
フジの場合はマウントアダプターではAFで不可でMFとなります。絞りも実絞り。撮影はスローモー
ですけど、ミラーレスカメラはモニターに拡大機能が付いているので、まあまあ、ソニーと同じくらいに
苦にならないレベルで撮影できるでしょう。
既所持のX-E2と画質や操作系はまったく同じと見ています。背面モニターの精度も同じようです。
それでもX-T1に意味があるのは、バッテリーグリップ装備で、大きな一眼レフ用のレンズを着けら
れるようになること。それから縦位置シャッターボタンの存在も。そしてフジだけで2台カメラ体制が
とれるということ。私の場合は常に2台で撮影に望みますので。
まあそれだけです。
※この写真のカメラはフジ製コンデジのレンズシャッターカメラです。X100ですね。その初代。
電子シャッターカメラではありませんがエプソンのカメラと並んで安全なカメラの部類です。画質は
1200万画素で、XPro1より以前のセンサーを使っていて、フジ独自のXトランスCMOSではない通常
タイプの方式。ローパスフィルターもあります。
言わばフジXシリーズの第1世代でしょうか。第2世代が XトランスCMOSになりローパスレスになって
1600万画素になったXPro1とX-E1かな。さらに第3世代が像面位相差AFを追加したX-E2/X-T1と
なるみたいです。よく知らないので間違っているかもしれません。
画質的に最も優れているのは第2世代でしょうか。しかしこの第1世代のX100も自然な素朴感があり
ます。X100はリコーGXRのバッテリーが使えました。フィルターは逆付となり、しかし接写の場合に
レンズが飛び出しますので、何らかのスペーサーを噛ます必用があります。大きさはX-E1/2と同じ。
こんな感じで、当初は見捨ていたフジのカメラが知らぬ間に充実していってますね。
しかし専用レンズは3本しか所持していません。フジノンのレンズは良いねって言いますが値段は
高いんじゃないでしょうか。なおコシナツァイスのレンズがAFで使えるみたいですね。中華製レンズも
あるようです。シグマやタムロンのレンズは出ていません。シグマに言わせればXマウントはもう2割
ほど販売が伸びないと市場が狭いのでジグマは作れないそうです。
フジはとりあえずはフルサイズカメラを出さない方針のような気がしますが、それがいつまで粘れる
かは分かりませんけどね。しかしAPSカメラで行くということならばそれはそれで意味と価値が出てくる
という感じがします。
オリンパスもしばらくはマイクロ・フォーサーズで行くみたいな感じですし。
漏洩電磁波ですが、X100を除いて、メカシャッターだとかなり出ます。一番低いのがXPro1です。
さすがに高級機なので対策がなされているというところです。後の機種は盛大に出ますね。それで
XPro1とX-E1は自作スチールグリップで防衛し、X-E1、X-T1は電子シャッターモードで使用します。
私の場合は全てEVFでは撮影しません。顔面を離してのモニター見撮影ですね。
ということで纏めると、フルサイズミラーレスは、ソニー・キヤノン・ニコン・パナソニック・シグマという
5社ですか。中版はフジ。APSミラーレスはフジとソニーとキヤノン。4/3はオリンパスとパナソニック。
こんなところでしょうか。
なにも全社がフルサイズミラーレスにする必用はないと思います。あと、ペンタックスはどうでるのか
というところがあります。ミラーレスカメラを出さないわけにはいかないと思いますし。しかし現在の
K-1やKPはデジイチながら電子シャッター装備ですから、OVF形式のミラーレスという考え方もでき
ます。ペンタックスは積極的に電子シャッター・サイレントシャッターが使えるということを宣伝すべき
でしょう。
それからニコンは、APSカメラのミラーレスをどうするのか、という疑問点もあります。ZマウントでAPS
カメラもやっていくのか。それともAPSはFマウントのデジイチままで行くのか。
シグマはもうミラーレスのLマウント(ライカ・パナと共通)で行くということを決めました。現行のSAマウ
ントはなくなります。
このように、カメラの流れは数年前とは一新しましたね。
私の長年の願いであって安全なカメラは達成できたわけですが、それはファインダーを犠牲にしたまま
のカメラであるということには変わりがありません。カメラで一番大事だ思われるファインダーがまだ
理想とは程遠いからです。
私の本当の願望は安全なカメラでありつつ、光学ファインダーを備えたカメラであることです。
光学ファインダーで使用しても安全であるということ。
そのようなカメラは、現在では古いフィルムカメラでしか達成できていないままなのです。
もし、ニコンDfにレバーがあれば。そう、手動巻き上げレバーのことです。チャージモーターを使わない
ので連写は出来ませんが、古いフィルムカメラと同じように安全なカメラとなります。
もしくは現行のデジイチのチャージモーターに超音波モーターを使用して貰えたら。高速連写はできな
くても良いんです。スローでいいんです。
そのようなカメラが本当にユーザーが望むカメラなんではないでしょうかね。
ミラーレスカメラは本当の意味でのデジタルカメラでしょう。しかしデジタル過ぎますね。ユーザーは
良いカメラが欲しいのであって、デジタル臭いカメラが欲しいというわけじゃありません。しようがなく
デジタル臭すぎるミラーレスカメラを買っているに過ぎません。
使いたいのは本当のカメラ。光学ファインダーを持った安全なカメラではないでしょうか。とはいえ、
しばらくは各メーカーともに、ミラーレスカメラとEVFに邁進するでしょう。
背面モニターはファインダーではありません。擬似ファインダーではありますが。
まあノーファインダーの発展したやつ。というくらいのものです。これはこれでいいんです。
ではEVFはどうでしょう。私はEVFはファインダーではないと考えています。
むしろファインダーを壊すもの、という見方をしています。ファインダーを壊し写真を死せるものとする
のがEVFである、ということですか。
カメラというものにとって、一番大切なものがファインダーです。
ついで言うと2番がボディ(センサーを含む)、3番がレンズですか。今の私はその大切なファインダー
がない状態で撮影をしていますので、もうマトモな写真は撮れなくなってしまい、記録写真だけで
やってます。
ほぼ全てモニター見撮影ですから、ノーファインダー撮影のようなものです。
それではEVF撮影とは、どういうものでしょうか。
あくまでも私の考えですがEVF撮影を長く続けると写真はダメになっていくと思ってます。
新しい写真は生まれず、過去の写真の焼き直しになってしまい、写真に活力や創造力が失われて
いくでしょう。
キラリと光るような写真は光学ファインダーのあるデジイチでしか生まれないと私は考えますね。
それではEVFの何がいけないのでしょうか。
ひとつは人工光線による肉眼の疲れです。もうひとつは見え方の不自然さです。それを言えば
モニターもそうじゃないかと問われるかもしれませんが、モニターは離れて見ている(しかも両眼で
見る)ので客観視できるんです。しかしEVFファインダーは接近しすぎている為にそうとはなりません。
そもそもファインダーとは、被写体と自分の眼との間に設置された窓枠のようなものです。それが
発展して一眼レフのファインダーは、装着したレンズの中を通した光を見るようになってます。
被写体と自分の眼と、その2つを繋ぐ間にある、極めてデリケートで高度なものなんです。
EVFは決してそうではありませんね。EVFは出来上がった写真を見ているようなものです。喩えると、
子供が素朴に疑問点を聞くと、無粋な親がいきなり答えを子供に押し付けて、子どもの成長を摘んで
しまうようなものですか。
そんなものが写真の発展や創造に寄与するとは思えませんし、それどころか写真を破壊すらして
しまうでしょう。
モニター撮影は写真から遠ざかることになる。疎写真。遠写真。
EVF撮影は写真を壊してしまうことになる。破写真。壊写真。
真に写真を育み発展させるのは光学ファインダーしかないのです。創写真。育写真。
まあ、こんなところです。数年後には死屍累々の写真、ではなく画像が蔓延しているという状態になる
んではないですか。
これからは写真は冬の時代に突入します。
・・・というのは勿論、冗談なんですけどね。(笑) 私が危惧しているのは、そして私自身もEVFを使わ
ないのは、EVFの電磁波なんです。それは光という名の電磁波です。
X-T1の話を長々としてきたんですが、それまで使ってきたX-E2とは決定的に違うところがあります。
それはEVFなんですよ。
「X-T1とX-E2を比較して感じたこと」
https://camerablog.jp/comparison-of-xt1-and-xe2
ちょっと人様のサイトをお借りしましたが、X-T1は世界最大のファインダー倍率という項目です。初期
設定ではフル画面になっていて、ほんとに大きいです。それで少し小さ目に変更しましたが、それでも
X-E2より大きい感じです。
これはちょっと考えさせられました。これは眼精疲労を招くんじゃないでしょうか。
そういえば、ということでソニーフルサイズのファインダーを見てみましたが、大きいですね。いつも使っ
ていないのであまり意識がなかったです。フルサイズだから大きくて当然か。
EVFファインダーの眼精疲労を防ぐには、ひとつはファインダーを距離的に離すこと。もうひとつは小さ
くすることです。さらに明度輝度のこともあります。
とにかくEVF自体は発光体です。それを直接に近接の眼で見るというのは最悪の場合は失明を意味し
ます。若い人は先が長いので要注意ですね。若くない人も老人になって眼が不自由になるというのは
困りものです。君子危うきに近寄らずということではEVFファインダーは使用しないというのが間違い
のないところです。
それからMFモードで使う場合も、モニターは眼の楽な拡大表示でやるべきで、合焦面を際立たせる
ギラキラ表示は眼を疲れさせます。
とにかく、モニターの大きさは大きい方が良いんですけど(老眼だから)、EVFファインダーは大きくなくて
いいんじゃないでしょうか。むしろ小さ目がよい。
これからは間違いなく、ミラーレスカメラの時代です。それで使い方にもよりますが、最悪の場合は
両方の電磁波(モーターの電磁波とEVFの光電磁波)の被害を最大限に受けることになります。最良の
場合は両方とも一切なしで使用できるんですけどね。
その使い方を決めるのはユーザー自身であって、自己責任ということになるでしょう。
場合によっては、デジイチ時代より厳しい時代になったなあってところでしょうか。
とは言っても、こういう一昔前のカメラで云々していても始まらないわけでして、最新のカメラがどう
なっているのかは興味がありますが、イオスRやニコンZが買えない私には分かりません。しかし大筋
ではそうは変わらないと思うんですけどね。
世の中には最新のモノには飛びつかない、という用心深い人もいます。確かに枯れた技術でオーソ
ドックスで行くのか間違いのないところです。
フルサイズミラーレスは最新の技術で作られています。電子シャッターとか大きなEVFファインダー。
同時に古い技術も継承しています。メカニカルシャッターがそうですし。しかしそのレガシーも内容が
以前とは違っていたというのもあるので注意が必用です。チャージモーターの電磁波対策ができて
いないっていうミラーレスカメラが多いんです。
もしかすると、これからは既存のデジタル一眼レフの方が安全になる。これは相対的にですけど。
そういうケースも考えられます。
時代はミラーレスカメラですから、デジイチのユーザーは控えめな撮影をするでしょう。それはショット
数が少なくなるということ。そうなんですよ。電磁波云々と言っても、一番の解決法は少なく撮るという
ことなんですから。
かたやミラーレスの方は我が世が来たということでショット数を稼ぐでしょう。結果的にはデジイチが
安全面で有利ということになるかもしれません。
デジイチは既に盛りを過ぎて老境に達したカメラということになるでしょうか。
大きな音がして撮影するのは恥ずかしいという時代です。大きなボディに重たいボディ。形も古臭い
ですね。いくらパンケーキレンズを着けたとしてもデジイチの古臭さは隠せません。
しかしそれだからこそ、撮影は謙虚にできて、控えめのショット数で済ませられるんです。
こういう時代だからこそ、デジイチの良さというものを再発見していきたいものです。
(参考までに。キスデジは小さい廉価機なので漏洩電磁波は大きいです。D40とかD70の中級機が
少なくてスナップカメラに向きます)
DPReviewTVの選んだ2018年のベストとワーストのカメラ・レンズ
•2018年のベストカメラ
1. 富士フイルム X-T3
2. ソニー α7 III
3. ニコン Z6
•2018年のワーストカメラ
1. Yashica Y35
2. PENTAX K-1 Mark II
3. 富士フイルム XF10
•2018年のベストレンズ
1. キヤノン RF50mm F1.2
2. タムロン 28-75mm F2.8
3. ソニー FE24mm F1.4 GM
•2018年のワーストレンズ
1. ソニー 18-135mm F3.5-5.6
2. ニコンZレンズシリーズ、特に50mm F1.8。ボケが汚い
•2018年のベストの動画カメラ
1. パナソニック GH5S
2. Blackmagic ポケットシネマカメラ4L
3. DJI Mavi II Pro
•2018年のワーストの動画カメラ
1. 富士フイルム X-T100