記憶の夏
Exif情報
メーカー名 FUJIFILM
機種名 FinePix S5Pro
ソフトウェア FinePix S5Pro Ver1.08
レンズ
焦点距離 46mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/128sec.
絞り値 F9.0
露出補正値 +2.7
測光モード スポット測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 1024x685 (201KB)
撮影日時 2007-08-17 09:33:43 +0900

1   Takamori   2007/8/29 00:56

3年前の中越地震で半壊したそうです。今は誰も住んでいないのでしょう。
(重いテーマですみません)

2   つよん   2007/8/29 05:55

モノクロが合ってますね
剥がれ落ちた白壁、波打つ屋根…

こちらでも数年前に大地震がありました。
今でも被災した家が残っています。

3   テレ助   2007/8/29 17:06

たまには「考えさせる」一枚も必要ですね。福岡でも2年前の大地震で倒壊し、空き地になったままの所とかあります。誰も何も言わなくなってしまったけど、爪痕は確実に残ってます。
モノクロはこう言う時に、ドーンと胸に迫ってきますね。

4   came   2007/8/29 19:06

Takamori さん、渋くて、哀愁を感じますね。

モノトーン、いいですね。

5   まりっぺ   2007/8/29 20:13

私が小学校3年まで住んでいた家にとてもよく似ています。
今だったら、絶対に住めないですね(笑)
ガスも、水道もなく、電気は、かろうじて通ってましたが
お風呂が熱いときは、バケツに雪を入れてそれを湯船に入れたり
それでもなんにも不満に思うこともなく当たり前に受け入れてたんですね。
7,8年前に訪ねてみましたが、私の住んでいた家屋だけが
取り壊されていました。

そう、ちょうどこの風景です。
とても懐かしい気持ちになりました。

6   came   2007/8/29 21:04

まりっぺさん、 生きるっていう、
奥の深いテーマを、感じました。

7   came   2007/8/29 21:07

まりっぺさん、学びました、有難うございます。

8   つよん   2007/8/29 22:22

まりっぺさん、
僕も子供の頃には、所謂五右衛門風呂の生活でした。

今更、不便な暮らしには戻れないけれど、
便利と豊かさは別物
便利で楽な生活が豊かとは限らない。
昔が良かったとも言いきれないけれど。
僕はそう思う。

…結局、僕は何を言いたいんだ??

そうそう、隣の家も被災して、今年になって漸く屋根の修繕が始まりそうです。
大きな災害から元に戻るのは大変です。
阪神大震災より大きな揺れなのに死者が出ないって言われた地震でした。
そんな地震だから、世間の記憶もとっくの昔に忘れ去られているようです。

9   Takamori   2007/8/29 23:58

書き込みをいただき、ありがとうございます。
この撮影の時は、実は稲がより綺麗に見えるポイントを探していました。雲が出て来て
残り少なくなった青空を背景にどうもってくるかなど考えながら。
この家の前に立ったとき、「きれいなもの」「色の鮮やかなもの」「決まった構図」
といったことばかり思い描いていた頭がショートしてしまいました。
3年前の震災のときに、慌てて東京から帰郷し、家や親戚が誰も傷ついたりしていな
いのを確認したり、飲み水の確保に走り回ったり…そんな記憶がよぎりました。
今、私の実家はすっかり元に戻って、あのことはまるでなかったかのように振る舞っている
そのすぐそばにこの家があったからです。
半壊の家を撤去することすらできずにいるこの家の人は今どんな暮らしをしているの
だろうという思いで、すぐそばまで広がる手入れの行き届いた稲と共にシャッターを
押しました。

10   Takamori   2007/8/30 00:00

書き込みをいただき、ありがとうございます。
この撮影の時は、実は稲がより綺麗に見えるポイントを探していました。雲が出て来て
残り少なくなった青空を背景にどうもってくるかなど考えながら。
この家の前に立ったとき、「きれいなもの」「色の鮮やかなもの」「決まった構図」
といったことばかり思い描いていた頭がショートしてしまいました。
3年前の震災のときに、慌てて東京から帰郷し、家や親戚が誰も傷ついたりしていな
いのを確認したり、飲み水の確保に走り回ったり…そんな記憶がよぎりました。
今、私の実家はすっかり元に戻って、あのことはまるでなかったかのように振る舞っている
そのすぐそばにこの家はあります。
半壊の家を撤去することすらできずにいるこの家の人は今どんな暮らしをしているの
だろうという思いで、すぐそばまで広がる手入れの行き届いた稲と共にシャッターを
押しました。

11   Takamori   2007/8/30 00:13

あちゃ〜、二重書き込みになっていました。すみません。

つよんさん、そうでしたね、あの地震も大変なことだったと思います。
ご近所の方の家が早く元通りになっていただくことを祈ります。

テレ助さん、福岡の地震も酷かったと聞きます。たとえ爪痕は消えても、
被害に遭った方の心はそう簡単に立ち直れないかも知れません。
だから自分に何かができるとは決して言えないのがもどかしいものですね。

cameさん、このカメラは「色」の表現が売りなのですが、あえてそれを止めて
みました。思わぬ効果がありますね。

まりっぺさん、偶然見かけた風景に自分の過去に見たり体験したりしたことを
重ねてみることはありますね。
今回は撮った私が思いもしなかったお話が聞けて、大変嬉しいです。
美しくて構図の決まったもので感動してもらうというのではなく、見ていただいた方の中で、
自分の撮ったものが一人歩きをしてくれる喜びを味わいました。ありがとうございます。

12   かみきり虫   2007/8/30 00:22

みなさんのコメント、Takamoriさんのコメントなどを拝見していました。私自身は震災を直に受けたこともなく、お写真を見た感想にのみ言葉で伝えることしかできませんけれど、この一軒の家にはきっと色々な家族の顔を見てきたことでしょう。この家は生きているのでしょうね。建築されてまだ間もない頃には木の放つ香りが家族を受け入れたことでしょうし、生まれたばかりの小さなよちよち歩きのお子さんは家中を駆け回り、、
このお時間に見ていたもので、しんみり、深くいろいろと考えさせられます。黒鉛のツートーンが心に響く写真ですね、いい時間を過ごさせていただきました。

13   Takamori   2007/8/30 22:32

かみきり虫さん、こんばんは。コメントをありがとうございます。
「家は生きている」…まさにその通りだと思います。そして人を育てるんでしょう。
この一枚が、かみきり虫さんの思いを巡らせていただく切っ掛けになったとしたら、
これくらい光栄なことはありません。
これからも宜しくお願いします。

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