メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 5DS |
ソフトウェア | Capture One 9 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 50mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/128sec. |
絞り値 | F5.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 5792x6294 (19.2MB) |
撮影日時 | 2021-06-07 00:22:34 +0900 |
竹の花
新聞記事で竹の花の開花を知り、のこのこと出かけましたが殆ど開花は終わって、竹林全体は枯れか
かっていました。僅かに残った出遅れの花を探し出すのは大変でした。実というか種はたくさんなって
いましたが。60年から120年のサイクルで竹も花を咲かせるようです。私も幼児期、郷里でほぼ60年くらい
前に竹林が開花したという記憶があります。その後竹林は枯れましたが根が残っているので竹の子が
出て数年後には復活するんですけどね。
人生で2度、開花を見れたということで有難いなあって思ってます。(^^ゞ とはいえ、竹の開花は不吉と
捉えられている節があり、竹の実が救荒食物であるということもあって、天候不順の不作の時代をも意味
します。これからは疫病だけでなく食料不安の時代になるかもしれませんね。
レンズはコンパクトマクロのEF50ミリF2.5です。フィルム時代のレンズですが、皆さんご存知のように使い
やすいレンズです。カメラは何かと問題の多いフルサイズ高画素機ですが、こういうマクロ撮影ではその
性能を遺憾なく発揮してくれます。と言いますか、画質はAPS-Cカメラの2000万画素と同じです。(笑)
下方を少しトリミングしています。フルサイズの必要はない撮影ですが、マクロ撮影をしながらすぐさま通
常風景撮影に移れる利便さがあります。
75年ぐらい前子供のころ家の前の竹藪に花咲き竹が枯れました。
花は覚えていませんが生米の味する実を食べたのを覚えています。
60年周期で復活ですが整地して復活は無です。
コンパクトマクロEF50mmは変な専用アダプターと持っていますが出番が少ないです。
写真を趣味としている特殊人類は、一般人類とは違うところがあって(笑)、今現在のこの時を最大限に
大事にします。先のことは分からないけどそれはとりあえず写真とは関係がありません。今の一瞬を、
何ものにも代えがたいことだとして、大事に大切にするのが写真人類ですかね。(笑) その今の時が
膨大に積み重なって過去も未来もあるわけなので、この考え方は間違っていないと私は思っています。
野生動物には未来とかいう意識はないそうです。ただ一瞬々々を生存競争で精一杯生きていくだけで
して、それに敗れれば生きていくことができません。実にストレートでシンプルです。しかし本来、人間に
とっても生というのはそのようなものではないでしょうか。
生存競争と言えば厳しい世界のように思えるかもしれませんが、それこそが生き生きとして輝ける世界
の本質なのであって、たとえてみればスポーツの勝ち負けにも似ているかもしれません。勝ち残る者は
一握りなのであって99.99%の人が負けるわけです。勝っても負けても涙が出てきます。
写真はその輝くこの世界を垣間見ることができる極めて贅沢な道具です。古代の人達は鏡とか玉という
ものを神意を汲み取るものとして崇めました。カメラはその鏡と玉の塊です。カメラは只の道具ではあり
ますが、その本質は極めて深く高いです。