無題
Exif情報
メーカー名 OLYMPUS IMAGING CORP.
機種名 E-30
ソフトウェア Capture One 8 Windows
レンズ
焦点距離 12mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/125sec.
絞り値 F3.5
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2560x1920 (3.03MB)
撮影日時

1   kusanagi   2021/11/10 22:48

狛犬も可愛いだけでなく迫力のある狛犬もいます。獰猛なイメージですかね。(^^ゞ そういうのが狛犬の
本来の役目だろうと思いますし。それからやはり古くてカビやコケの生えたものが個人的には好きです。
石というのは苔むしてこそ、いい味がでるというところでしょうか。
この神社は年代ものから最新のものまて4箇所ほど狛犬が鎮座していました。
撮影したカメラはE-30がメインでしたが、はんば壊れていてショット時にAFがずれます。しかし良い色を出
してくれますね。E-620は廉価機種なので使い勝手もAFも発色もイマイチでした。また日を改めて撮影に
出かけたいと思ってます。

カビとコケに覆われた石像物は、もしかすればそこにこそ石の本質というものが現われてくるのかもわか
りませんね。長い年月の証しということですが、それだげてなく石の表面は年月とともに劣化して行き、
その具合というのも風雪に耐えた石の本質を出してくれているようです。
石の年月としての材質感というのは写真をするものにとっては堪えられないところがあって、そういうのは
石だけでなく金属でも木材でもそうです。実在感とでもいいますか。もしかすれば人の顔や手もそうなの
かもしれません。つるっとした若い人よりも年を重ねた人のほうが味わい深いです。(^^ゞ 

どんな石も最終的には土になります。土になって植物を保養してくれるのですが、さらに虫や動物たちを
育んでくれるというわけです。そしてまた地中の深いところで現在も石は出来上がりつつあるわけで、そう
いう大自然の循環のようなものの中で我々はこの世界にいるわけですね。
地中深い岩石の中にも多くの生命が存在するといいます。地球が全休凍結しようとも巨大隕石が突入し
ようとも石も生命もなくなるということがありません。石を切り出して彫刻をして動物の形にして人は鑑賞
するのですが、無生物と思われている石ですら、凡庸な時間の概念を突破すれば、石は命を吹き込まれ
て動き出すことすらできるかもしれません。
面白いのは古代の生物が石となって、化石ですが現代に蘇ることが可能であるわけです。また我々、人
の中にも石があり、それは骨ですが我々は崇めているんですね。

我々の肉体も精神も、花も鳥も石も、すべては同じものの循環であって一時の姿に過ぎないとも言えそう
です。身体はそうだとしても心とか精神はちょっと違うのではないかと言うかもしれませんが、おそらく属性
としては同じものでしょうね。現われ方の多少の違いだけだろうと思いますよ。

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