メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 5DS |
ソフトウェア | Capture One 9 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 17mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/166sec. |
絞り値 | F8.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 6144x3210 (11.3MB) |
撮影日時 | 2015-03-01 08:47:33 +0900 |
写真というのは、例えば美意識とかセンスとか、そういうのは画像とかフォトグラフとかピクチャーと
しての、物としての写真だろうと思うのですが、もっと大きな長い眼でみると、そもそも写真というのは、
その写真行為を自身が長く継続することだろうと思ってます。言い方を変えると継続することでしか見え
てこないものがあるのだろうと言うことです。
それともうひとつ、写真は被写体というものがあるわけなので当然に社会性や対人性を帯びてきます。
それらとの我と他者、自分と社会との関係も重要だろうと考えてます。
占星術ではそれを、つまり写真は蠍座・冥王星というもので現されるのですが、この星座なり星を持っ
ていない人は、そもそも写真に興味を示しません。蠍座・冥王星は簡単に言うと、苦難の継続と他律性・
他者愛を示します。
占星術で一番誤解を受けやすいとか、もしくは中々見えてこないという星座があります。その代表例が
蠍座です。運勢と精神年齢的には40歳~50歳代を示します。12星座のうちの年齢的には最後のほうに
出現する星座です。
写真には他に水瓶座・天王星とかが必要のようです。カメラが光学機器だからでしょうかね。ぶっちゃけ、
この蠍座と水瓶座があれば写真に関心を示し写真をしていくことができます。
実はこのふたつはあまり美学的な星座ではないんですよね。蠍座は泥臭いですし水瓶座はぶっ飛んで
いたりしますから。
それで美意識のある別の星座が調味料として加わるという感じです。
この美学的で一般的な星座でもって皆さんは写真を云々しているところがあります。しかしそれは写真
の本質ではないんですね。本来の写真はけっして派手で目立つものでもないし、美しくしたものでも
ないだろうと思ってます。
蠍座は一言で言えば、見る能力、見る力、見抜くことです。その能力を光学機器という技術力の水瓶座
で実現することなんでしょう。そういうのが写真の根本にあって、あとは付加価値としての味付けという
ことになりますか。
しかし見る能力というのは、言い方を変えれば、ただ見ているだけで自分は主体的には参加しないと
いうことでもあります。
写真を撮る無名のカメラマンと、その視線の先にあるであろう有名人や英雄や偉人とは違うということ
です。写真を撮るよりも写真に撮られるほうが良いんではないかい?という落ち話しも出そうですけど、
悪いことをして写真に撮られるという可能性もあるので(笑)、私としては撮られるよりも撮るほうに回り
たいですね。
冗談はともかく、趣味としてひっそりと写真行為に及ぶのは、まことに写真というのは、ひそやかで、
ささやかな趣味だろうということです。
私にしても趣味の写真で世間に対しては目立ちたくないですね。世間の隅っこでシコシコと写真がやれ
ればそれで十分です。占星術的には実は蠍座というのはパワーがあるほうではないです。居るのか
いないのかわからないというところがあるかもしれません。
それと写真は私にとってはあくまでも趣味です。世間に迷惑を掛けない程度に自分が楽しめればそれ
でいいのだと考えてます。
よく撮影現場で知り合った方に、写真のコンテスト等に応募しているんですか?と聞かれます。
私はそういうコンテントとか展示会とか、そういう人目に自分の写真をさらしたいと思ったことは一度も
ありません。そういう欲は皆無ですね。そういうことでモノとしての写真には到って無欲です。
しかし写真が職業ということであれば話は違ってきます。写真を撮られる側の人に対して、また写真を
閲覧される方に対しても、写真というものにその実利だけでなく、夢を与えないといけません。
写真というのは本当は凄いものなんだというプレゼンをしなくてはならないでしょう。ですから営業努力
というか、かっこいい姿でかっこよく撮らないといけないんですね。(^^ゞ
ぷ賭してはそういう派手さも必要になります。機材にしても一流メーカーのものを使わないといけないし、
何より写真そのものに美的センスを乗せないと顧客は満足しません。権威を付加するために若い時は
コンテストで優勝もしなければならないでしょうし、各種団体にも所属しなければなりません。
写真を撮られる側、もしくは写真を閲覧し見る方と、それから写真を心底楽しみながら自分だけで写真
を道楽として行うこととは当然ながら大きな乖離があります。建前と本音って感じでしょうか。
しかし写真を生業とするならば、撮られる側の人たちの気持ちに合わせないといけないんですね。それ
が写真が本質的に持つ、もうひとつの他律愛でもあります。
私の場合は全くの趣味でやってますし、写真を人様に見せることもありません。この掲示板には投稿を
していますが、みなさん経験の長いハイマチュアの方ばかりなのでいたって気楽です。
話が逸れましたけど、写真行為そのものの中心に蠍座的なものがあり、それは物事を見たい知りたい、
もっと深く考えてみたいというのがあるんだろうと思ってます。
つまりそれは表現欲ではなく探求欲ですかね。多分それが写真の真髄だろうと思ってます。
※投稿写真はRAWで撮影しモノクロ現像したものです。5000万画素から2000万画素くらいに落として
いますが、これくらいがカラーカメラのモノクローム現像での落としどころかなって思います。本当は1/3~
1/4くらいの出力が理論的には合うのかもしれませんが。
解像度やシャープさではモノクロ専用機にはなかなか太刀打ちできないのがカラーカメラの宿命です。
しかしカラーカメラは現像時に個別色を調節できるという大きな利点があります。それが余裕を生むと
いう感じです。言うなれば色がのってるねっていう感じですか。モノクロカメラは実際にレンズにカラー
フィルターを嵌めないとそれができません。それも一回に一種だけ。元々3色のカラーフィルターを載せ
ているカラーカメラの優位性はそこにあります。
印刷やプリンター出力でもそうでして、墨1色版で黒白写真を印刷するのはローコスト印刷ですが、
作品レベルの写真を印刷する場合は4色製版全てを使います。インキジェットプリンターならばもっと多く
の多色インキで印刷しますね。
そういう具合で、モノクロ専用機とベイヤーカラーカメラは大きく違ってきます。モノクロ専用機もHDR撮影
をしますと多少補えるかもしれませんね。逆に申せば補完処理をしてしまうということではありますが。
ペンタックスモノクロームを手に入れて使ってみて、いろいろなことが自分なりに理解できるようになった
いう気がします。より写真なるものを深く理解できるようになれたというか。高価な買い物でしたが良かっ
たかなって感じます。
それとカメラ機材としてはK3M3はとても良いカメラです。これまで使ったペンタックスとは次元が違って
優れて使いやすいカメラですね。かなりカッコイイので使う気にもなれるというのがよいです。
レンズは既存のシグマレンズオンリーで行こうと決めています。
そして何よりも黒白写真は自分に合っていると感じます。そしてカラー写真という、言わば雑音を含む
昨今の写真からは自由になれるという気もしています。特に掲示板では雑音をシャットアウトできます
から。写真を何も分かっていないのに知ったかぶりをするような人物は黒白写真には関心がないで
しょう。
黒白写真は基本的にモノクロJPEG+RAWで撮影することにしました。これで黒白写真だけを純粋に見る
ことができますし、いざとなれば高品質モノクロ現像も可能、そして記録としてカラーデータも保存して
いるという2重の体制でいけますからね。ローコスト写真から高度な写真までこなせるという体性となり
ます。
昨今の生成AI は危惧されている反面、プログラミング技術がなくても本格的にコンピューターが使える
ようになるという革新的な面があります。
それはどういうことかと申しますと、AIレベルに達していない知能の人間には毒になるけれど、AIよりも
優れた人たちには朗報であるということです。要するに以前からあるコンピューターがより発展したという
ことでしかなく、本当はさほどのことではないわけです。しかし大衆側の人間としては今回の革新は極め
て危険であるというのは事実だと思ってます。特に子供たちには。
黒白写真をやるには、この場合で言うところのプログラミング技術を持っているかいないかの違いがある
ように感じます。たぶん殆どの人間は黒白写真を見ても分からないのではないですか。言い換えれば
普通の人はプログラミングコードを見ても分かんないでしょう?それと同じように黒白画像を見ても何が
写っているのかが理解できないだろうと思うわけです。黒白画像を見てリアルな現実光景を脳内で再現で
きないだろうということですね。