城ケ崎海岸
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 10D
ソフトウェア Photoshop Elements 19.0 (Windows)
レンズ
焦点距離 50mm
露出制御モード
シャッタースピード 1/350sec.
絞り値 F8.0
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 4890x1879 (2.08MB)
撮影日時 2005-10-21 20:28:36 +0900

1   鎌倉M   2025/9/3 14:02

大室山からの溶岩が侵食されてできた

2   kusanagi   2025/9/3 21:41

関東平野は現在は広大な平野ですが、大昔は深い海でした。それで南の伊豆半島、
三浦半島や房総半島、そして東の茨城県のところが陸地であったわけで、それが
塞き止めの役割となり、利根川から流れる膨大な土砂が関東海を埋め立てたそうです。
もし、それらの塞き止めの半島がなければ、土砂は太平洋の日本海溝に消えていた
ことでしょう。
歴史の仮定として、もしも関東平野がなかったなら。日本は世界に伍する大国
にはなっていなかったかも知れません。日本の人口も今の半分くらいだったか。
関東平野を造ったのは、もうひとつ、北と東にそびえる大きな山塊です。それが
土砂と水を供給し、広大な平野と人口を生みました。

こちら南海道(四国と紀伊半島)も大きな山塊があるのですが、残念ながらその
土砂と水の恵みは太平洋に消えてしまい、南海トラフの深海盆地を形づくって
いるだけです。それは静岡県の東海道も同じ。その事情は台湾もそうで、平野が
あるのは西側だけ。東側は切り立って深海まで続いています。

ところで台湾と与那国島の間には黒潮が流れていて小船では容易に渡ることが
できません。この黒潮は一部は対馬海流となり日本海に抜けますが、大部分は
沖縄、九州、四国、紀伊、そして東海、関東に沿った太平洋側を流れます。
時速6キロの速度なので、人の歩く速さや手漕船の速さと一緒。容易に横断する
ことは敵いません。

大河どころではなく、その膨大な幅と深さと速度の海流は、日本人のスケールの
大きさの大元となっているのですが、ほとんどの日本人はそのことの凄さと意味
を知りません。島国根性とかで矮小日本人・シャオリーベンとかで自虐や蔑視を
されているわけですが、なんのなんの日本人は懐が大きく深いのです。
占星術では太平洋の東半分は日本の占星地政学の対象となります。フィリッピン
海溝、日本海溝、その想像を絶する水量の大きさは日本人の心と精神を形づくって
いると私はみています。陸地の、眼に見えるものだけのものが全てではないのです。

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