夏の必需品
Exif情報
メーカー名 OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
機種名 C730UZ
ソフトウェア v556-79
レンズ
焦点距離 5.9mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/15sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 64
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2048x1536 (752KB)
撮影日時 2005-05-18 16:37:24 +0900

1   gokuu   2009/7/5 20:53

最近、麦を作らない。麦稈帽が消えました。これは経木を編んだ帽子の一部。
自然の材料が人間にも地球にも優しいです。エコを唱えながら化学繊維の帽子
が増えました。「僕の麦藁帽子は何処へ」の時代が懐かしいのは私だけ?

2   バリオUK   2009/7/6 01:33

そうですよね、麦藁帽子のようでいて、そうでないものばかり見ると思っていました。
麦作ればいいのに。
輸入穀物なんて、遺伝子組み換えがほとんどなのに・・・
これまでは、消費者や流通システムや、世間の風潮や、グローバル経済を嘆いていたけど、どうやらいちばん悪いのは日本の農業政策のようですね。
日本の農業をこんなにした政党・政権を、何故に農家は長年サポートしてきたのか不思議です。

僕の麦藁帽子・・・
それを懐かしく思うのはむしろ私の世代かと思ったのですが、実は『人間の証明』がオリジナルではなく、もっと前があるようですね。
『人間の証明』、見てはないですけど、テレビコマーシャルの醸し出す雰囲気を思い出すだけで、あの頃の感覚がよみがえってきます。
何か、埃っぽい時代でしたね、そしてどこか色気があった。

3   gokuu   2009/7/6 08:02

バリオUKさん 
今はストローもプラスチツク製で麦稈ではありません。
農業政策見直し論が浮上しましたが、解散総選挙を目の前に立ち
消えました。農業も合理化時代です。ネコの額みたいな農地に拘
っていては発展はありません。そんなことを言うと農家の方に叱
られますが。合理化には何かを犠牲にしなくては成り立ちません。

「人間の証明」本は読みましたが、映画は観ていません。最も同
じ題名の映画はありました。一人の兵隊が抑留生活を脱出して
日本に単独で向かい夢叶わず果てるというストーリーの。

私も戦災に逢っています。生きるということに必死でしたが、今
思えば自然は豊かでした。ゲームに熱中する今の子供は空想
の世界に没頭して、とんでもない事件を起こします。もっと大人
達がゲームソフトの開発より、アウトドアを勧めるべきだと感じ
るのは私だけでしょうか。

4   バリオUK   2009/7/6 22:14

こういうことを議論するところではないかもしれませんが、私の意見はちょっと違います。
日本の農業を合理化したところで、アメリカ、中国、オーストラリアのような巨大な国や、土地や人件費が安い国に太刀打ちできるはずもありません。
もうしばらく議論されていることですが、日本の農政の根本的な誤りは、アメリカ型の機械化された大規模農法を奨励し、猫の額を切り捨ててきたことです。
アメリカ型の大規模農法が日本に向いていないことは火を見るより明らかですが、戦後から高度成長期あたりの大規模機械化農業の神話がいまだに農業政策の中にひきずられているようです。

コストが高く人件費が高い経済環境、つまり、日本人の生活を支えうるだけの利益を生む必要性があるなかでは、ヨーロッパのような、高付加価値の農業を目指す以外に道はありません。
そういった農法では、猫の額も不利な条件にはなりません。

新興国の急速な発展、富裕層の広まりとともに、高付加価値の農産物の需要は急速に高まっています。
同時に、日本食の人気も高まり、日本の食材に対する需要も高まるばかりです。
このような環境のなかでは、小規模、高付加価値農業こそが日本の農業の目指すべき道です。

さらに、農業には、単に1次産品を生産するだけでなく、田園の景観をつくり、環境を保全し、水源を涵養するなど、国土保全上重要な役割があります。
また、健全な田園は美しく、優れた観光資源となります。
今の日本の財政状態では難しいといわざるを得ませんが、本来ならば、小規模農業を支援し、田園を健全に保つことこそ、日本の未来のために必要なことだと思います。

5   gokuu   2009/7/6 23:59

ご意見納得です。日本の国土状況で大規模農業の無理は明らかです。
高付加価値。その通りだと思います。いま、僻地の農地が原野化しつつ
あります。後継者欠如で。食える農業を考えるべきですよね。全く。

6   バリオUK   2009/7/7 00:17

生意気言ってすみません。
「食える農業を考えるべき」ですね、全くそのとおりです。
高付加価値の農産品は、誰もが食べられるわけではありません。
農家の人もなかなか自分の口には入らないかもしれません。
「普段食べ」は、ある程度輸入に頼るほかないかもしれません。
ヨーロッパでも結構そうです。
ただ、質の高い食材をつくれば、国の内外に需要は必ずあるはずだと思います。
欧米での日本食の人気は、日本人には理解されていないかもしれませんが、フランス料理と並ぶ、あるいはそれ以上の高級・トレンディな食事と考えられています。
それで農業も、田園も、ある程度健全な形で存続することができる気がします。

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