メーカー名 | KONICA MINOLTA |
機種名 | α-7 DIGITAL |
ソフトウェア | ALPHA-7 DIGITAL v1.10 |
レンズ | AF28-85mm F3.5-4.5/TOKINA 19-35mm F3.5-4.5 |
焦点距離 | 35mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/60sec. |
絞り値 | F5.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | 昼光 |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3008x2000 (1,457KB) |
撮影日時 | 2005-03-01 15:45:49 +0900 |
実写サンプルやレンズの話題とは多少逸れますが、ちょっとホワイト
バランス設定のテストをやってみました。
この写真はRAW撮影しDiMAGE Viewerで色温度3000K、CC値 0で現像した
ものです。
テストチャート:村上色彩研究所 グレーチャート リニアスケール
光源:東芝ライテック スタジオ用電球色蛍光灯(約200本) 3000K仕様
DiMAGE ViewerでRAW現像時、ホワイトピッカーでチャートの各段階から
ホワイトを取得してみました。(5サンプル平均値)
K CC値
白
2983K -14
3014K -16
3003K -14
3006K -17
3017K -16
3033K -16
3057K -17
3057K -22
3056K -22
3306K -34
黒
DiMAGE Viewerの最も近いプリセット値
・3波長電球色蛍光灯 2952K +1
背景はバーチャルセット用のブルーバックです。この照明環境下ではテレビ
カメラでも蛍光灯照明のスペクトルやブルーバックからの色かぶりの影響で
発色の調整が難しく、被写体の色もなかなか思い通りには出ません。ちょっ
と厳しい照明条件です。(私は蛍光灯だけの照明は嫌いです…)
人間の目は色順応の範囲がとても広く、環境によって見え方が大きく変化す
るのですが、同一画面内でのホワイトずれ、色かぶりには結構シビアなよう
です。写真を見てみると、暗いほうで青がかぶってきているようですが、こ
れは(たまたまつけていた)トキナーの19-35レンズのフレアの問題ではない
かと思います。この程度の差なら気にならないと言われればそれまでですが、
私には(見た目)ちょっと気持ち悪いです。
蛍光灯3000Kが正確だと仮定すると反射率の多少低い白紙でセットした場合が
最も近い数値が出るようです。
JPEGのみでの撮影時はホワイト設定は(後からの補正量が限られるので)けっこ
う大事です。このテストだけで断言してしまうのは多少危険かと思いますが、
真っ白な紙でホワイト設定しないほうが良いのかな?
また、同アングルでカメラでのマニュアルホワイト取得をしてみましたが、か
なり違った色になってしまいました(RAW現像ソフトで見ると2700K付近)。
テレビカメラでも画面中央部(フレーム内に収まる真円エリア等)のみでホワイ
ト取得可能と言っているマニュアルが多いのですが、全画面白と中央のみでは
結果が変わる場合が非常に多いです。
7Dのマニュアルでも全画面とは言っていないようですが、全画面「白」での取
得を強く推奨します。
また、このアングルではプッシュオートよりAWBでの発色のほうが自然でした。ううむ。
いつもながら丁寧な書き込み、有り難うございます。
といっても僕にはまだ、言っていることの半分もわかってません。情けないです。
3年前にあることがきっかけで、写真の世界にも度って来ました。2年前まで、露出計が18%グレーが基準だなんて知りませんでした。(汗)
ホワイト設定は一度もやったことないです。こんど挑戦しますね。反射率の低い紙ですね。
この間のライブの写真はRAWで撮影しましたので、今いろいろ色温度、CC値など変えてやってます。
ライブ感を損ねてはいけないですよね。