メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS Kiss Digital N |
ソフトウェア | |
レンズ | 18-200mm |
焦点距離 | 24mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/125sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | -0.7 |
測光モード | 平均測光 |
ISO感度 | 1600 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3456x2304 (1,351KB) |
撮影日時 | 2005-11-24 14:54:29 +0900 |
明けましておめでとうございます。
前作に続いて不思議ですがとても印象に残るお写真ですね。
撮影年月日が随分前ですが、近頃は撮られてないのでしょうか。
とても不思議な、というかもっと言えば不気味な、といって
よいほどのインパクトのある写真ですね。
撮影時の詳細なオリジナルデータはかなり失われていて、
それで人形の眼のようなコントラストの高い部分の情報は
保たれていても、コントラストの低い髪の毛のような部分は
思いっきりデータ消失して、それで写真全体では部分々々で
ちぐはぐなピントの合い方をしているように見えるのです。
それが実に不思議な雰囲気を出しています。
こういうのはオリジナルのJPEGデータを、さらに市販の別
ソフトで再加工し直したということなのでしょうか。
ここらあたりは私もよく分からないのです。
BEEさんの人形写真は既に3点ほどアップされていますが、
ブレていたりピントが外れていたり構図もがなで、たぶん
写真撮影に手馴れた方ではなかろうかと感じています。
いや、だからこそ、こういうようなキョーレツなインパクトをの
ある写真を出せるのかも知れませんね。
これらの撮影日は2005-6年の日付が入っていますが、それ
からもう数年は経っているわけで、BEEさんの現在のお写真
はどんな具合に変化しているのだろうかっていう、そういう
新たな興味が出てきています。
それにしても、人形(マネキンやポスターも)を被写体にした
写真というのは、一般的に言っても賛否両論の意見を呼び
起こすんですね。かつての森山大道がそうでした。
http://www.moriyamadaido.com/
その森山氏は、アレ・ブレ写真で毀誉褒貶を醸し出したこと
でも有名で、もし森山が現代のデジタル時代にデビューして
いたとすれば、このBEEさんの写真のようなデジタルブロック
ノイズを表現手段として駆使するようなことをしたんじゃない
だろうかって、ふと思ってしまいましたよ。