名も知らぬ道端の花
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D
ソフトウェア Photoshop Elements 9.0 Windows
レンズ
焦点距離 50mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/3158sec.
絞り値 F1.2
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2912x4368 (529KB)
撮影日時 2013-05-26 09:30:47 +0900

1   笑休   2013/6/1 20:17

ご近所を徘徊中、きれいに咲いていました。

2   GG   2013/6/1 22:15

笑休さん、タイトルからこれは多分ご存知の花ですよね(笑)
おやじギャグで“そんなもん知らん”の紫蘭だと思われますが?
グリーンとのコントラストが効いていますね^^

3   F.344   2013/6/1 21:23

何気ない道端に咲く花も
愛でる心があればこそ
紫色は目が行ってしまうのかな・・・

4   K   2013/6/1 21:53

こういう写真をみると、笑休さんは、こうこういう絵をとりたいという明確な
イメージが脳内にあって、それでそのようなボケの美しさを出せる機器を
手に入れ使われているのだろう、そのようなことがよく理解できるお写真
となっていますね。

よく言われる「レンズ沼」というやつ、そういうものとは別次元の写真だな
って思いました。
ボケを使う写真の実利的な手法として、雑多なものを消し去ってあくまで
目的とする事物だけを浮き上がらせる、ということがあると思います。
この写真はその、誰にでも分かる好例だろうと思っています。

6月号のアサヒカメラにレンズのボケの意味論の記事が載っていますが、
アウトフォーカス部のレンズのボケ描写を論ずるのは、日本の写真文化
独特のものらしいです。それは日本絵画の伝統の影響を受けているので
はないかというらしいのですが。

日本伝統絵画、およびそれを受け継いでいる日本写真のボケ描写とは、
もしかすれば日本人の持つ独特の省略の文化が根底にあるのではないか
と考えています。
省略の文化は、コンピューターでいうところの圧縮の技術とよく似ている
ところがありそうです。動画などで背景の動かない部分はデータ送信を
省略するというアレです。それで少ない資源・リソースでもってやりくりして
いくわけですね。
そもそもコンピューターの仕組みは当初から少ないリソースを如何にして
やりくりしていくか、その歴史でしたからね。

ボケを使った写真の特徴として、データ容量が少ないということがあげら
れます。その反対に画面全体に高精細な描写がありますとデータ量は
大きくなるものです。
それでボケの写真、省略の文化は省資源の文化と言ってもいいですね。
情報としての省エネです。無駄を排し必要最低限で事を伝える。短歌とか
俳句のようなものでしょうか。
卑近な例では言葉を倹約して、デジタルカメラをデジカメと言い、スマホと
言ったりする。

ちまたでは、日本の家電メーカーの窮余の策として4Kや8Kとかのモニター
が発売になるとかならないとか言われていますが、はたしてそのような
過剰なものが必要とされているのかどうか、ちょっと疑問に感じます。
日本的なスマートさがあまり感じられない話題ですね。

名も知らぬ道端の花 よみ人しらずっていうイメージですね。(^^;
自己を肥大化せず敢えて過小評価するのは日本の伝統なのですが、それは
分を知りたる良き日本人の特質かと思います。ボケの分化は、必要にして
充分事足りることを言い、まさしくレンズ沼とは真逆の精神となっています。


5   笑休   2013/6/2 13:27

F.344さん 毎年、同じ場所にひっそりと咲いています。
道行く人も車も気づいても、わざわざ見に行かない・でも毎年きれいな花を見せてくれます。
Kさん ぼけを生かす・・昔、アサヒカメラの記事を母が興味深くしていました、母はぼけたく
なかったのでしょう。
GGさん 花の名前・・知りませんでした・・紫蘭とは・・そうなんですか(笑)

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